頭をぶったたけば、人格は変わるんかな??
碇矢先生「志村!!お前はまた遅刻か!!いい加減にしろ!!」
志村「先生!!」
碇矢先生「!?なんだ??」
志村「今の世の中、怒鳴ることはよくないです。自分のためにも相手のためにも、諭すように注意するのが一番だと俺は思います」
碇矢先生「お前、最初に俺が優しく注意した時、自分が何て言ったか覚えてるか…??」
志村「え??なんでしたっけ??」
碇矢先生「なら教えてやる…」
~回想~
碇矢先生「さてと。授業を始めるぞー」
ガララララ
志村「ゼエゼエ…ハアハア…」
碇矢先生「初日から遅刻か…いい度胸じゃねえk」
碇矢先生(いや、落ち着け碇矢!!今の世の中、生徒を厳しく注意しすぎることは、彼らの心を傷つけることに繋がってしまう!!冷静に優しく、諭すように注意するんだ!!)
志村「す、すんません…ハアハア…」
碇矢先生「ゴホン!!…し、志村くん。まあ仕方ないさ。遅刻してしまう日もある。あ、明日からは注意するんだよ??」
志村「え!?マジで!?」
碇矢先生「え??」
志村「先生、めちゃくちゃ優しいじゃん!!高校はマジで最高だ!!」
碇矢先生「あ、あはは…どういたしまして…」
志村「こんなに優しい先生が担任だなんて、高校生活は幸せだぜ!!」
碇矢先生「い、いやー、ほ、ほめ過ぎだよ志村くんー(苦笑)」
碇矢先生(優しくしておいて良かった…やはり今の時代、「怒る」より「諭す」だな!!)
志村「これなら、毎日遅刻しても問題なさそうだ!!やったぜ!!」
碇矢先生「あ??」
~回想終了~
碇矢先生「思い出したか!?お前のクズ言動を!!」
志村「ああーー!!懐かしい!!」
碇矢先生「懐かしいじゃねーよ!!」
志村「でもまあ、ブチギレるのはよくないですよ。やっぱり諭して注意しないと」
碇矢先生「人に注意する前に、テメエがまず遅刻すんな!!」
〜休憩時間〜
高木「おい志村」
志村「ん??」
高木「この前貸した300円返せ」
志村「え??何の話??」
高木「コンビニで昼飯を買う時、お前に300円貸しただろ??」
志村「えーと…??覚えてねえなあ…??」
高木「あっそう。まあいいから300円返せ」
志村「証拠を出せ。レシートとかあれば金を返す」
高木「なんだこのクズ!?」
志村「大体よお、いーじゃねえか300円くらい。ドケチでみみっちいなあ…」
高木「テメエが言うな!!借りた分際で!!」
〜昼休み〜
志村「加藤は本当に、いつまでもモテねえなあ…(笑)」
加藤「それはテメエもだろうが!!」
志村「いつまでも女子とマトモにしゃべれねえし。見てて恥ずかしいわ(笑)」
加藤「マジで殺す!!」
志村「まあ一度も付き合ったことないんじゃ、仕方ないかあ…(笑)」
加藤「なんなんだテメエは!?幼稚園時代に1人と付き合った?ことがあるってだけの分際で、イキリ散らしてんじゃねえぞ!?」
志村「0と1は大きく違うのだよ。加藤君(笑)」
加藤「マジで殺す!!」
志村「あーあー!!このまま加藤は童貞で人生を終えてしまうのかー!!(笑)」
加藤「テメエは人を煽らねえと生きていけねえのか!?」
〜放課後〜
志村「じゃーなー!!また明日!!」
加藤「まったく…今日もあのバカに振り回されたぜ…」
高木「成績最下位、授業態度は最悪、ほぼ毎日遅刻、性格はオワコン、超ドケチ、金銭感覚バグってる、キレ症、そして頭おかしい…(笑)」
加藤「いつも通りのことだが、良いところがまるでねえな…(笑)」
高木「ホントそれ。よく仲良くしてるわ俺達(笑)」
加藤「マジでそれな(笑)」
「あぶなああああああああい!!」
加藤・高木「「え??」」
ドカーーーーーン!!
志村「いってえええええええ!!」
柱に頭ガーーン!!
加藤「あ…(笑)」
高木「志村が、チャリに吹っ飛ばされた…(笑)」
「だ、大丈夫ですか!?」
志村「…………………」
加藤「あ、ヤバい…(笑)」
高木「これはブチギレるだろ…(笑)」
「あの、大丈夫ですか??」
志村「…………………」
加藤「おいアンタ!!今すぐに逃げろ!!」
「え??」
加藤「死ぬほど慰謝料取られるぞ!?たとえ大した怪我じゃなくても、100万円くらいむしり取られるぞ!?」
高木「頭、思いっきり柱にぶつけてたけどな(笑)」
「いやでも、しっかり謝らないと…」
加藤「それはそうだけど…」
高木「これはブチギレるぞ…」
ムクリ
志村「大丈夫ですか??お怪我はありませんか??」
加藤・高木「「え??」」
「いえ、こちらこそ自転車でぶつかってしまい、本当に申し訳ありませんでした!!」
志村「気にしないでください。私、体が丈夫なだけが取り柄ですから(笑)」
加藤・高木「「は??」」
「な、なんて良い人なんでしょう…慰謝料を請求するどころか、私の心配をするなんて…」
志村「いえいえ。人として当たり前のことをしたまでですよ。普通です」
「私、本当に感謝してます!!今度、是非ともお礼させてください!!」
志村「そんな。大丈夫です。結構ですよ」
「いいえ!!お礼をしない時が済みません。今週の土曜日、是非銀座の方にお越しください」
加藤「ぎ、銀座!?」
高木「まさか、超高級ディナーとか??」
志村「じゃあ、お言葉に甘えて…」
「どうぞどうぞ。というかお願いします」
加藤「…………………」
高木「…………………」
加藤(おい。どうなってんだ…??)
高木(さあ…??でもあれは、明らかに志村じゃねえ…口調が優しすぎる…)
加藤(それな。志村がこんないい奴な訳がない!!)
高木(そうそう。こんな事件があったら、絶対に「慰謝料100万円」って真っ先に言うに決まってる!!)
加藤(それな。そして金取った後「このことをバラされたくなかったら、毎月10万円寄越せ」って必ず言ってくる!!)
高木(そうそう!!アイツは天下のゴミクズカス野郎だからな。必ず脅迫してくる)
加藤(それな。金に汚くて、超ウザくて、ロクでもないクズだからな!!)
志村「あ、それでは1つだけ条件を言ってもいいですか??」
「はい??どうぞどうぞ」
加藤(キタキタキタキタ!!本性が出るぞ!?)
高木(大暴言&金銭要求タイムだ!!)
志村「あの、こちらの2人もそのご飯に連れて行ってもよろしいでしょうか??」
加藤・高木「「え??」」
「あーそんなことですか??全然いいですよ!!」
志村「ありがとうございます。この2人には、いつもお世話になっているので、いつか恩返しをしたいと思っていたんです」
加藤「…………………」
高木「…………………」
加藤・高木「「いや、いい奴すぎるだろ!!」」
志村「え??」
加藤「お前、本当にあの志村か!?」
高木「「他人の利益より自分の利益」がモットーの、あの志村か!?」
加藤「大丈夫か!?頭でも打ったか!?いや打ってたけども!!」
高木「本当にどうした!?いつものゴミクズドケチ志村はどこにいった!?」
志村「何の話ですか??おっしゃってる意味がよくわからないのですが…」
加藤「しゃべり方気持ち悪!!」
高木「お前が敬語なんて使うな!!」
志村「はい??なぜですか??人と話す時、敬語は当たり前でしょう」
加藤・高木「「こんなの志村じゃねえ!!」」
志村「とりあえず、私は家に帰ります」
加藤「一体、どうなってんだ…??」
高木「でも、いい奴だったな(笑)」
加藤「それな。本来の志村の1000倍いい奴(笑)」
~志村の家にて~
志村「お父様お母様。お話があります」
父「は??なんだその呼び方は…」
母「どうしたの急に。そんな改まって…」
志村「いつも、こんな私を育てて下さり、本当にありがとうございます。お2人にはどれだけ感謝してもし切れません…」
父「えっと…何か企んでる??(笑)」
母「そうね。こういう敬語を使う時は、大抵ロクなことしないからね…(笑)」
姉「実の息子が、ひどい言いわれよう!!」
志村「何も企んでなどおりません。本日は、日頃のお礼にと思い、こちらを」
父・母「「え??」」
志村「このような物を2人に買ってきました。どうぞ」
父「え!?こ、これは…俺がずっと欲しかった漫画!?」
母「え!?こ、これは…私がずっと欲しかったシャンプー!?」
姉「いや、そんくらい自分で買え!!」
志村「今月のバイト代が先程入っていたため、買わせていただきました」
父「な、な、何を企んでいる!?ケンジ、お前がこんないい息子であるはずがない!!」
姉「いやそれ、自分の息子に言う言葉か!?」
母「はっきり言いなさいケンジ。アナタ何を企んでるの??」
姉「可哀想!!ここまで言われるのは流石に可哀想!!」
父「ありえない!!あのケンジが俺達にプレゼント!?」
母「アンタ、頭でも打ったの??」
姉「本当にひでえ!!」
志村「私は、これまでの自分がどれだけ愚かな行動をしてきたか。どれだけお父様とお母様に迷惑をかけたか。それに対する懺悔の心と、また日頃の感謝を伝えるため、この度私志村は、バイト代を2人に寄附することにしました」
父「はあ!?自分のバイト代を俺達に!?」
母「ケ、ケンジがいい子になった…泡ブクブク」
父「おい母さん!!しっかりしろ!!おいケンジ!!どうしてくれるんだ!?お前が変な事ばっかり言うから、母さんがダウンしただろうが!!」
志村「ええ…??」
姉「親孝行して怒られる息子!!」
~次の日~
志村「…と、いうわけなんです。どういうことでしょうか??」
加藤「ああ…まあ気持ちはわかるわ…(笑)」
高木「どう考えても裏があるって思うよな…(笑)」
志村「え??」
加藤「でもまあ、気にすることは無い。お前はこのままでいい」
高木「そうだ。今のこの、心優しい完璧志村のままでいい」
志村「は、はあ…そうですか…??」
ガララララ
碇矢先生「よし。授業を始めるぞ」
加藤「起立。礼」
「「「「お願いします」」」」
〜30分後〜
碇矢先生「うん??どうした志村、今日は寝てないのか??珍しいな(笑)」
志村「はい??授業中に寝るなんて、ありえないことだと思うのですが…」
碇矢先生「え??今なんて??」
志村「ですから、授業中に寝るなんて行為はありえないです。先生の非常にためになる授業を聞かずに、この時間で睡眠をとるなんて最低の行為です」
碇矢先生「えっと…もしかして煽ってる??(笑)」
志村「違います。本心です。私は先生の授業を本気で受けたいのです」
碇矢先生「どうした志村??頭でも打ったか??」
志村「はい。私は心(頭)を入れ替えたんです。どうぞ授業を始めてください」
碇矢先生「お、おう??」
碇矢先生(な、なんだ??新手のドッキリか??どこかにカメラでも仕掛けてあんのか??)
加藤「先生。別に何もないですよ」
碇矢先生「え??マジで??」
高木「はい。コイツはマジで生まれ変わったんです。神志村に」
碇矢先生「神志村!?」
高木「頭を電柱に打ち付けたことで、人にやさしく気前もよく、温厚で礼儀正しく、品行方正で態度も真面目の極みとなった、志村です」
碇矢先生「マジか!!志村は大丈夫なのか!?」
志村「本当に、いつもいつも先生に迷惑ばかりかけて、自分は最低最悪の人間でした。これからは態度を改めて、誰よりも真面目に授業を受けます」
碇矢先生「めちゃくちゃ良い生徒!!神志村だ!!」
志村「先生。本当にいつも自分のような頭の悪いバカな生徒にも、しっかりと向き合って注意してくださり、本当にありがとうございます」
碇矢先生「うう…あの志村が…こんなにも立派になって…グス」
加藤「あの鬼の碇矢が、泣いた!?」
~昼休み、教室~
加藤「ぶっちゃけさ、もうずっと、このままでよくね??(笑)」
高木「確かに。もはや志村ではないけど、志村より全然いい奴だ。マジ最高」
加藤「そうそう。これまでの志村なんて、金は返さないし、クズだし、口臭いし、ウザいし、いつもロクなことしなかったもんな(笑)」
高木「そうそう。比べてこっちの志村は、マジで神オブ神。いい奴の極み」
志村「本当に、今まで迷惑をかけてごめん。これからは君達のために尽くさせてくれ」
加藤「いや全然いいよ。その代わり、いつまでもこのままでいてくれ(笑)」
高木「それな。それだけが俺達の願いだわ(笑)」
「あぶなーーい!!」
加藤・高木「「え??」」
パリ――ン!!
志村「え??」
頭にボール直撃
ズガン!!
加藤「ああああああああ志村あアアアアア!?!?」
高木「志村大丈夫か!?しっかりしろ志村!!」
加藤「おいテメエ!!どこ見て野球してんだ!!」
「いや、普通にホームランを打っただけだけど!?」
高木「大丈夫か!?しっかりしろ志村!!」
志村「…………………」
加藤「志村…??」
志村「いってえええなゴルア!!誰だおいコラ!!ぶち殺すぞゴルア!!」
加藤「ギャアアアア!!元に戻った!!」
高木「俺達の、オアシス志村が…」
志村「はあ??なに言ってんだコイツら…そんなことより!!早く俺にボールぶつけたクズを見つけ出してぶち殺さないと!!」
加藤「いや待て落ち着け。ただの事故d」
志村「いーや落ち着けるか!!事故なら事故で責任を取らせてやる!!罰金100万円だ!!」
加藤「絶対言うと思った!!」
志村「おいテメエか!?ボールをここに飛ぶっ飛ばしたのは!?」
「いや、まあ、はい…すいまs」
志村「今からテメエをシバき倒して、100万円奪い取ってやる!!覚悟しやがれ!!」
「ヒイイイイイイ!!逃げろ!!」
志村「逃がすか!!」
ダダダダダダダダダダダダ
加藤「おいちょっと待て!!」
高木「落ち着けバカ!!」
~学校の外の路地~
志村「待てやゴルアアアアアアアアア!!」
「ごめんって!!謝ったじゃん!!」
志村「謝ってすむなら警察はいらねえ!!うおおおおおおおお!!」
「ヒイイイイイイ!!」
ドガン!!
加藤「あ、車にひかれた(笑)」
高木「めっちゃ吹っ飛んだな(笑)」
「うわああああ!!人を轢いちゃった!!」
加藤「あーあ。これは慰謝料請求ですね(笑)」
高木「これは、1000万円コースです(笑)」
「ええ!?人生終わった…」
志村「うーーーん…あれ?私は何をして…」
加藤「え!?ま、まさか…」
高木「もしかして…マジで!?」
志村「頭がいたたたたた…あれ?どうしたんですか?お2人とも…」
加藤「キタアアアアアアアアアアアア!!」
高木「いよっしゃあああああああああ!!」
「ええ!?どうしたの!?」
加藤「やった!!やったぜ!!ヒャッハー!!」
高木「神志村が帰ってきた!!やった!!」
加藤「そうか!!頭をもう一回打ち付けると、元に戻るんだ!!」
高木「これでもう大丈夫だ!!このまま神志村をキープしよう!!」
加藤「それな。もうここからは志村の頭を守り通す!!」
「あの…えーと…??大丈夫ですか…??」
加藤「アンタはもう帰っていいぜ!!」
高木「ただし、これからは運転に気をつけろよ!?」
「は、はい!!肝に銘じます!!」
加藤「いやー良かった良かった。神志村が元に戻って」
高木「それな。これで一件落着だ」
「あ、窓から花瓶が落ちた!!あぶなーーい!!」
志村「え??」
ズガン!!
加藤・高木「「あ……」」
「す、すいません…」
志村「…………………」
加藤「何してんだテメエ!?気をつけやがれこのクソボケが!!」
高木「ホントだよ!!俺達の神志村が元のゴミ志村に戻ったらどうしてくれんだよ!!」
「ヒイイイイイイ!!しゅいましぇんでした!!」
加藤「大丈夫か志村!?」
高木「おいしっかりしろ志村!!志村アアアアアアア!!」
志村「うるせえな耳元で!!ギャーギャー騒ぐんじゃねえ!!」
加藤「…………………」
高木「…………………」
志村「え??何その反応…??」
加藤「…………………」
高木「…………………」
志村「俺は無事だったぞ!?無事だとわかったのに、なんで死んだ目してんの!?」
加藤「お前じゃないんだよなあ。俺達の欲しい志村は…」
志村「は??何を言ってんの??」
高木「そうそう。こっちの志村はマジでいらない」
加藤「さっさとテメエ、また頭を打ちつけろ」
志村「はあ!?コイツらなに言ってんの!?」
ヤンキー1「うるせえんだよテメエら!!さっきからギャーギャーギャーギャーわめきやがってよお!!」
志村「なんだありゃ…昭和のヤンキーか??見てて痛々しいわ…(笑)」
ヤンキー1「ああん!?なんだテメエら!?シバかれてえのか!?」
志村「上等だコラ。かかってこいy」
加藤「どうぞどうぞ!!やっちゃってください!!今すぐこの志村をシバいちゃってください!!」
高木「どうぞやってください一思いに!!ボコボコにしちゃってください!!」
志村「なんだお前ら!?どっちの味方なんだよ!!」
加藤「じゃあ、俺達でコイツを抑えとくんで」
高木「頭に。頭に一発。ドカンと強烈なのやっちゃってください!!」
ヤンキー1「えーーーと…??」
ヤンキー2「マジでいいのか…??」
志村「おい何すんだやめろ!!この裏切り者共が!!覚えとけよ!?」
ヤンキー1「じゃあ、遠慮なく(笑)」
バキイ!!
志村「いてえ!!」
チーーーーーン…
志村「…………………」
加藤「どうだ…??」
高木「頼む…頼む…!!」
ヤンキー1「おい。テメエらもコイツと同じ目に合わせてやろうか??(笑)」
加藤「あ、アナタ達はもういいです。お疲れした」
ヤンキー1「はあ!?何だコイツら!?」
ヤンキー2「ナメてんのか!?」
加藤「あ、マジでそういうのいいんで。ホントお疲れした」
高木「我々は気にせずお帰りください。お疲れした」
ヤンキー1「あ、はい…」
ヤンキー2「お疲れした…」
志村「…………………」
加藤「どうだ志村!?しっかりしろ!!」
高木「起きろ志村!!起きろおおおおおおお!!」
志村「うるせえな!!頭がバカいてえんだから騒ぐな!!」
加藤・高木「「ああん!?」」
志村「え??」
加藤「なんでだよ!!」
高木「ふざけんな!!」
志村「はあ??」
加藤「なんで神志村に戻ってねえんだよ!!おかしいだろ!!」
高木「ヤンキーさん!!もう一回こっちきて!!」
ヤンキー1「はあ??」
加藤「お願いがあります!!」
高木「コイツを、もう一回ぶん殴ってください!!」
志村・ヤンキー1・2「「「はああ!?!?!?」」」
ヤンキー1「いや、何を言ってんの!?」
志村「ホントそれな!!」
加藤「お願いします!!このクズを元の姿に戻してください!!」
志村「いや、これが元の姿だわ!!」
ヤンキー1「本当に、何言ってんだコイツら…??」
ヤンキー2「兄貴、なんか怖えよコイツら…」
ヤンキー1「そうだな。触らぬ神に祟りなしだ。逃げるぞ!!」
ヤンキー2「気持ちワリいんだよ!!二度と近寄るなバーカバーカ!!」
ダダダダダダダダダダダダ…
加藤「はああああああ!?マジで使えねえ…あの貧弱ヤンキーども!!」
高木「ホントそれな!!近頃のヤンキーはこれだから…」
志村「さっきからお前ら、なんなんだ!?」
加藤「さて、どうすっか…」
高木「そうだな。かくなる上は…」
志村「え??何??」
加藤・高木「「死ねえええええええ!!」」
志村「なにいいいいい!?!?」
バキイ!!
志村「ぶげら!!」
加藤「どうだ!?」
高木「戻ったか!?」
志村「いってえな!!いきなり何すんだ!?」
加藤「あれ??おかしいな…」
高木「もう一回だ!!」
バキイ!!
志村「ひでぶ!!」
バキイ!!
志村「あべし!!」
バキイ!!
志村「いてえっつってんだよクソがあアアアアア!!」
加藤「ダメだ…何度殴っても神志村に戻らない…」
志村「なんなんだよテメエら!!」
加藤「なんだよ!!変わんなくなっちまった!!」
高木「殴りどころが悪いんじゃないのか??もっとこの辺だろ!!」
バキイ!!
志村「いてえ!!」
加藤「いや、もっとこっちじゃね??」
バキイ!!
志村「ぶげら!!」
高木「いや、この辺な気がする」
バキイ!!
志村「ひでぶ!!」
加藤「いやこっちだろ!!」
バキイ!!
志村「あべし!!」
加藤「あれ??なんで変わらねえんだ!?おりゃ!!おりゃ!!」
高木「仕方ない。とりあえず殴りまくろう!!」
バキイ!!バキイ!!バキイ!!
志村「ぶげら!!」
志村「ひでぶ!!」
志村「あべし!!」
志村「…っていい加減にしろやあアアアアアアア!!」
加藤「うわ、マジで戻らねえ…」
高木「終わった…最悪だ…」
志村「さっきから何してんだテメエら!?何度も何度も人の頭をぶん殴りやがって!!頭が悪くなったらどうしてくれるんだテメエ!!」
加藤「安心しろ。お前の頭がこれ以上悪くなることは無い」
高木「それな。既に最底辺の脳みそだからな」
志村「なんだとテメエら!!」
加藤「それにこれは、お前のためにやってるんだ。我慢しろ」
高木「うんうん。お前のためだから」
志村「え!?そうなの!?じゃあもっと頼む」
加藤・高木((バカだコイツ…))
加藤「しかし、まったく戻らんぞ??」
高木「原点に戻って、自転車でひき殺してみよう」
志村「ひき殺してみよう!?」
加藤「じゃ、いくぞー」
高木「オッケー」
志村「おい!!俺の許可なく何してんだ!?」
ドカン!!
志村「ギャアアアアアアア!!」
ピューーン
加藤「おー、かなり吹っ飛んだな」
高木「これであの電柱に頭をぶつけてくれればいいが…」
ドサッ
志村「いってえなテメエら!!マジでふざけんじゃねえ!!慰謝料よこせ!!」
加藤「ッチ。外したか。もう一回だ」
高木「次は絶対、あの電柱に頭ぶつけろよ??」
志村「一体、俺に何の恨みがあるんだ!?」
~完~




