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加藤と戦う前

 俺は、みんなと挨拶をしたあと、すぐに、授業が始まったため、授業を受けた。

 やはり、白波さんは、魔力を使いすぎたため、学校には、来ていない。


 俺は、授業中ずっと、今日やる【魔高の戦い】のことを考えていた。

 加藤さんの魔法は、姿が見えなくなる。だが、それだけじゃなくて、気配すら感じることが出来ない。

 姿が見えないし、気配もない。そして、音もしないのだ。


 【クラス対戦】のときは、反射的に殴ったため、倒すことが出来たが、今回もそんなに上手くいくとは、かぎらない。

 



 



 俺は、早く【魔高の戦い】がやりたいが、それを我慢し、授業を受け、やっと今、今日の授業が終わるチャイムが鳴った。


 すると、すぐに、加藤さんが俺の席にやって来る。


「じゃあやろうか」


 と、加藤さんは、スマホを出した。


「ああ」

(ああ、早く【魔高の戦い】をやろう!)


 と、俺もスマホを取り出す。すると、すぐに、スマホが鳴る。

 俺は、スマホを開き確認した。


『あなたは、加藤奈々に【魔高の戦い】を挑まれました。受けますか? 「はい」・「いいえ」』


 俺は、すぐさま「はい」を押す。すると、


『では、第1闘技場に行ってください』


 と、スマホに出た。


「行こう」

(じゃあ、行こうか!)


「うん」


「へぇ~! 一ノ瀬くん、【魔高の戦い】をやるんだ!」


 俺たちが第1訓練場に行こうとすると、三木さんが話しかけてきた。

 きっと、スマホに俺たちが【魔高の戦い】をやるという、情報が届いたんだろう。


「ああ」

(ああ、やっと【魔高の戦い】をやるんだ!)


「そっか! じゃあ、私も第1訓練場に行く! 一ノ瀬くんたちの【魔高の戦い】が見たいからね!」


 三木さんは、俺たちの戦いを観戦するみたいだ。そういえば、昨日言っていたもんな。

 俺の戦っているのを見るのが好きと。


「あっ! 私も見に行きたいな!」


 と、佐藤さんもそう言った。佐藤さんも観戦するみたいだな。

 

「じゃあ、私と一緒に観客席に行こ! 早く行かなきゃ席取られちゃうから急ぐよ!」


 と、三木さんは、そう言ったあと、走って観客席に向かってしまった。


「えっ! あっ! まっ! 待ってよ三木さん!」


 と、佐藤さんまで、走って行ってしまった。


 早くしなきゃ席が取られてしまうか。まぁ、三木さんの魔法なら席なんて簡単に見つけられるだろうな。

 俺も、観戦するときは、三木さんの探知魔法にいつも、助けてもらっているから、大丈夫だと安心できる。

 確実に席を見つけるだろうな~と。


 俺は、三木さんたちが走って行くのを見たあと、加藤さんと一緒に第1訓練場に向かって歩き出した。



 



 

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