帰り道
今俺は、白波さんと一緒に帰っている。
「一ノ瀬くんの魔力数値は、いくつだったんですか?」
「30。白波は?」
(俺の魔力数値は、30だったよ。白波さんの数値は?)
あんなに大量に魔法を使っていたし、〈暴風〉なんて凄い魔法を使っていたんだから、白波さんも多いんだろうな。
「30ですか……。多いですね。私の数値は23でした」
23とは、だいぶ多いな。平均が15だから普通に凄いよ。
まぁ俺は、魔力数値が30だけど!! 平均が15だから倍なんだ!!
「白波も多いな」
(白波さんも魔力量が多いな。それは、〈暴風〉なんて凄い魔法を撃てるわけだ)
「ええ。でも一ノ瀬くんには勝てませんでした」
「そうだな」
(そうだな。でも平均の魔力数値は15だから多いだろ)
「ええ。でも魔力がすべて、ではありません。だから一ノ瀬くんに勝つことを諦めませんよ」
白波さんは、俺とまた【魔高の戦い】がやりたいんだな。
俺も楽しかったからまたやりたいけど。
「楽しみにしてる」
(ああ! 俺も白波さんと戦うの楽しみにしてるよ!)
「はい!」
白波さんが凄く綺麗な笑顔を見せた。笑顔が綺麗すぎて、今胸がドキドキしてる。
やっぱり白波さんは美人だな。
「話しは変わりますが、明日からの授業は、どんなことをするんですかね?」
俺の胸がドキドキしているところに白波さんは、話を変えてきた。
明日の授業のことか。
「魔法の授業がいい」
(分からないけど、魔法の授業をやるといいな!)
「そうですね。私も魔法の授業がいいです。強くなって一ノ瀬くんを倒したい」
と今度は挑発的な笑顔を俺に見せる。うん。こんな笑顔なのに可愛いな。
「勝つのは俺」
(授業を受けたとしても勝つのは俺だよ)
と、俺も挑発をする。魔法だと負ける気はしないからね。
どんな魔法でも、俺の強化魔法は負けないと思う。
俺は、自分の魔法に自信があるし、魔力量にも自信がある。
俺は魔法に関しては負ける気がしない。
「そうですか。でもいつか必ず一ノ瀬くんを倒します!」
「頑張れ」
(無理だと思うけど頑張れ)
「はい。頑張ります」
白波さんは、絶対に俺を倒したいのか、こう何度も俺を倒すと言う。
やっぱり悔しかったんだな。負けたのが。
「あっ! 話していたら、もう寮に着きましたね」
俺たちは、白波さんの部屋がある、寮に着いた。この寮の名前は第1女子寮だ。
「では、地図を取ってくるので、待っていてください」
と白波さんは言ったあと、走って地図を取りに行った。
走らなくてもいいのにな。
白波さんは、すぐに戻ってきた。
「はい、こちらが学校の地図です」
「ありがとう。明日までに返す」
(ありがとう。明日までには、返すね!)
「私はもう覚えたので、あまり急がなくてもいいですよ」
「大丈夫」
(大丈夫。強化魔法があるから1日で覚えることができるから)
「そうですか、分かりました。では、地図を渡しましたので私は、部屋に戻りますね。また明日」
「ああ」
(ああ、また明日!)
白波さんは、そう言い寮の中に入っていった。それを見たあと、俺は、自分の寮に向かって歩きだした。
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