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選ばれた異端  作者: 湯琉里羅
第1章 余命と病気
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迫る影

これは、我々 ✕✕社のカメラが捉えた、映像の一部――いまはもうない、記録である。

係員Aによると、その映像はどこかの神社を映していたらしい。しかし、その住所は現在山の自然である。

そして、これから綴られるのは係員Aの証言を元に再現した、当時の記録の様子だ。

この情報は一切世の中に公表することはない。そう、あくまで今回は特別なのだ。


高校生と思われる女:「ああー疲れた」

隣にいる背の低い男:「今日の任務過酷すぎた」

高校生と思われる女:「それなー、てかさ、地味に情報回ってるのに放置するんだね、トップ」

隣にいる背の低い男:「まあ、オカルトの分野だし、信じる人はあんまいないんじゃない?」

高校生と思われる女:「それもそうかー」


どうだろう?これは明らかに高校生の話ではない。

彼らが『なにか』に関与していることは確実である。

会話中の”任務” ”トップ” というワード。

オカルトの分野で記事になっている「消える少年少女」との類似点が多い。


隣にいる背の低い男:「明日はなんだっけ」

高校生と思われる女:「えーっと、兎探し...だって」

隣にいる背の低い男:「...そう」


『兎探し』と称された任務の内容は未だ明らかになっていない。

おおよそ、なにかの人捜しだと言われている。


高校生と思われる女:「そろそろ本部戻ろっか!」

隣にいる背の低い男:「だね...」


カメラ左側へと歩き出す。


高校生と思われる女:「あ、ちょっと待って、あれ」


カメラに向かって、指を指す。

(ここで係員Aによると、ここで目つきや口調が変わったらしい)


隣にいる背の低い男:「...カメラか」

高校生と思われる女:「リアルタイムで見られてるっぽいね」

隣にいる背の低い男:「モデルはそこまで新しいのじゃない」

高校生と思われる女:「そっか」


数秒の沈黙。


高校生と思われる女:「カメラの向こうの人〜聞こえてますかー?いまから話すこと、聞き逃さないでくださいねえ。いつから聞いてたか知らないけど、この映像を流されたら困っちゃうわけだ、だから、絶対に世間にも周りにも話さないなら、許してあげます。バレないと思っても無駄です。いまハッキングしたので、あ、現在完了形ね、データの保存もダメ。とにかく、もしも口外したら――」


(どこからか銃を取り出し、トリガーを引く)


高校生と思われる女:「ふふ、空でしたー。まあ、()()()()()()()()()、じゃあねえ。」


カメラの破壊音とともに映像はここで途切れたそうだ。

いま、このことを知ってしまった君も、くれぐれも口外はしないこと。

さもなくば、きっと――。


ダンッ


「ばいばい、お二人さん。」


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。伏線がある...かも?

ああ、もちろん、あなたも、消されないように気をつけてくださいね...。


(若干ホラーっぽくなりましたが、いつも通り、リアクション、ブクマ登録、評価、よろしくお願いします!笑

あと、しれっと名前変えましたので、把握よろしくお願いします。次の更新まで、しばしお待ち下さい!)

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― 新着の感想 ―
謎の映像が出てきたり、伏線や色々と見えてきましたね この伏線はどこに繋がるのか楽しみです
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