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人形技師ウィル・フォーメン  作者: 敦賀正史
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第1集 献身慈悲のナインペイン 第3章 墓参り ー4ー

 どれくらい車で走ったのだろうか?

 農作業用の自動人形が通れる様に道こそ整備されているものの、延々と続くかのようなだだっ広い畑の光景には流石に飽きてきた。

 出発した時刻と比べて日もだいぶ高くなっていたけど、まだお昼には時間があるようだった。

「もう少ししたら綺麗なお花畑のある場所に出ますから、そこで休憩にしましょう。」

 果たして、延々に続くかと思えた畑を通り抜け、車は近くに花畑のあるような開けた場所に出た。

 と言うよりはその先の一帯を避けるかの様に畑も道も途切れていた。

「ここから先は歩きだな。」

 ニーメンは車を停めて車を降り、助手席に置いてあったランチボックスのカゴを手に持って歩き始めた。

 私とリバス嬢も車を降りて後を付いて行く。

 程なく花畑…というか昔は庭園だったと思われる場所に出た。

「ちょっと早いですが、ここでお昼にしましょうか。」

 朝が若干早かったせいもあって、ちょうどお腹が空いてきている頃合いだなあ…

 座って休めそうな場所を見つけ、そこで三人でのランチタイムを始める事にした。

 リバス嬢がランチボックスからサンドイッチを取り出して配る。

「どう…?私の自信作なんだけど…?」

「ああ、うん美味いぜ。」

「ちょっと。褒めるにしても、もっと言い方あるでしょうに。」

 仲のいい二人を横目に、私もサンドイッチを食べながら物思いにふける。

 この場所はおそらく昔の領主屋敷に備え付けられた庭園…

 となると、この先が屋敷跡…か…

 これ食べたらそこまで歩いて墓参りして帰りかな?

 墓参りって言っても具体的に何をするか考えてもいないし…どうしよう?

 その場で祖父の冥福でも祈ればいいかな?

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