51話
一応新章スタートですが余り変わりませんね…
目的地が変わり活動する場所が少し変わるだけと言う
こんな私の、文章量はまちまちな作品ですが、
読者の方々を楽しませられるように頑張りたいです。
よろしくお願いします。
目を覚ましてから18日目
昨日は泥のように眠った
ゴブリンの集落を殲滅した後に間髪入れずに上位魔法を2発撃ったのだから
しかも軍人っぽい人達と会話する事なく帰ってしまった事は結構痛い…
だが一応偉そうな身分の人間に【解析の眼】をかける事は忘れなかった
あそこで立ち止まっておけば軍を助けたんだし色々と優遇してもらえたかもしれない
だけど権力とかに束縛されるのは好きじゃないからやっぱりあれでよかったのかもしれない
まぁそこらへんの事は今度エミリーに会えたら聞けばいいか
エミリーも軍人みたいだったし
今日はPointが溜まったのでスキルを選ぼうと思う
残存Point:[9]ある
溜まってきたので消費Pointの大きくて効果の高いスキルを選ぼうと思う
ステータスを開きスキルを選択していくが、
目に止まったスキルは案外少なかった
【思考加速】[1]
頭の回転が早くなる
パッシブ
【瞬間移動】[3]
自らが記憶する場所に飛ぶ事が出来るが魔力量に依存する
現在可能範囲1km
【予測の目】[3]
相手の次の行動が読める
合計で[7]Point消費してスキルを獲得する
【瞬間移動】は使えそうだけど魔力の消費が馬鹿にならなさそうだから逃走用かな…
本当は回復系のスキルも取りたかったが
残存Point:[2]で取れるスキルで有用そうなスキルは存在しなかった
出来れば4Point消費の【超回復】[4]
が欲しいのでPointをためる事にする
それとやはり俺のレベルはまだこの世界では平均あたりのようだ
そうそう、忘れかけていたけどその偉そうな人物のステータス
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アイゼント・ノイン・トリステイン
[lv:30]
トリステイン王国第二王子
王国最高峰の剣の腕を持つとされる【護国八剣】の一角
【剣聖王子】の名を冠する
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まさか王子だとは思わなかった
伯爵とか侯爵の息子かと思っていたけどあの大軍
俺がみた時は1万8千くらいいたか
多分したいも合わせたらゆうに2万5千は超えていただろう
昔は武勇をあげるために貴族とか王子に指揮官をやらせたと言うしそういう事なのだろう
それに興味深いワードも見た
【護国八剣】
それとその一角と言う序列八位【剣聖王子】
王国と言う国にはあの王子のレベルが8人
しかもあの王子のレベルで序列八位
となるとうかうかしれいられない
強すぎる力は煙たがれるとは思うが
俺自身が死んでしまったり
拘束され身動きが取れなくなるよりは
煙たがれほうがましだ。
刺客がくるなら倒せる力を得ればいい
捕まえにくるなら振り切れる力があればいい
交渉で舐められるなら舐められない力を示せばいい
不自由を嘆き
病気と言う檻に囚われていた猛獣は
この世界で自由と言う物の味を知ってしまった
「……くははッ…何て広い世界なんだ…俺の知っていた世界とは大違いだ…」
俺の知っていた世界は白い部屋。
隔離された世界は狭く、インターネットと時折来る家族の繋がりでしか外を知る事は出来なかった。
カナデは静かに、無意識のうちに、
世界を楽しみ始めていた
そう、本当に無意識の内に…
【SideOut】
半人族[lv:22]』 :【剣士】/【戦舞技師】
雪埜 奏
必要経験値/規定経験値:1400/2300
能力:【戦舞技補正:強】【鈍感:中】
【剣術補正:強】【魔力探知:中】【体力補正:強】
【解析の眼】【弱点解析】【縛りの咆哮】
【野生の本能】【下克上】【全属性魔法】
【魔力量増大:中】【隠密】【暗視】【魅了】
【砂塵の爪甲】【魔法操作:中】new!【思考加速】
new!【瞬間移動】new!【予測の目】
残存Point:[2]
加護:なし
称号:【魂を鎮める者】
new!【思考加速】
new!【瞬間移動】
new!【予測の目】
種族スキル覚醒
new!スキルー【狂魔】
※このスキルは瀕死状態、又は精神状態に左右され発動、
スキル欄には表示されないため取得したかどうか本人には分かりません
4/21[加筆]




