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猫神様のペット可物件【完結・猫画像あり】

作者:BIRD
来栖聖夜(くるすせいや)はアパート暮らしのフリーアルバイター。
休日に街へ遊びに出た帰り道、公園に棄てられている猫を見つける。
聖夜が住むアパートはペット禁止なので、保護するわけにはいかず、見なかったことにして通り過ぎようとした。

「これ、そこの人間、無視するでない」

しかし立ち去る前に謎の声が聞こえてギクッとする聖夜。
キョロキョロしていると、更に声が聞こえてくる。

「うむ、聞こえておるな? そなたにしよう。そこの人間、この母子を拾え」
「えっ?! 無理。うちのアパートはペット禁止だよ」

姿を見せぬ何者かが言う。
慌てて断る聖夜。

「自宅がペット禁止だと? なら、ペット可物件をくれてやろう」

すると謎の声が言い、いきなり見知らぬ家の中に転移される聖夜と猫の母子。
そこで姿を現したのは、猫に似た姿の神様だった。

「どうじゃ? これでも飼えぬと申すか? 神としてそなたに命ずる。この母子を護り、食べ物を与えよ」

猫神様は聖夜に異世界の家屋を与える代わりに、猫の母子の保護を命じる。
聖夜は異世界に住居を持ち、現実世界の派遣先へ通うことになった。
猫を飼うための異世界転移。
聖夜と猫神様と猫たち、後半からは現地の獣人たちも関わる物語をどうぞ。

離島暮らしの作者が書く、異世界離島スローライフ。
挿絵代わりの画像は作者の保護猫たちです。
閲覧やイイネで入る収益は、保護猫たちのために使います。
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エピソード 101 ~ 137 を表示中
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