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衝撃の事実
四畳半の部屋の中。
俺はカップ麺を食べ、ふて寝していた。
「まさか、ソラが・・・・・・」
ソラは2日前交通事故に遭ったらしい。
お葬式は身内でやるので来ないでほしいとのことだ。
俺の生活は荒れていた。
「しけた面してんな」
俺はあの日から荒んだ生活を続けていた。
「とりあえず、片づけるかあいつに見せる顔もないし」
そして、部屋を片付けていると携帯に電話がかかってきた。
『ソラ・ミレド』と表示された。
俺は電話に出た。
「はい、山口です。ソラのお母さんですか。えっ、ソラの遺品があるから俺に見てほしいってわかりました」
いったい、何だろう。
そう思いながら電話を切った。
◇ ◇ ◇
ソラの家に着いた。
普通の木造一軒家だ。
俺はソラの家に入るのは初めてだった。
そして、玄関でソラの母親から原稿用紙をもらった。
その原稿用紙に目を通すと。
「これは!」
そこには俺とソラの今までのことが書いてあった。
しかし、文章は稚拙でソラが初期に書いた小説だということがわかった。
これは、ソラの遺作だ。
「お母さん、この小説を僕は新人賞に応募できるように頑張ります」
母親は止めようとするが俺は止まらなかった。
クスっ。
ソラが笑っているような気がした。




