表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
信長さん  作者: はいむまいむ
第七章A 美希、時を追う
355/358

第二百九十四巻目 昔話を語る

内容薄いですが、少ないですが、とりあえず出します。

ここから文量を増やしていきたいと思います。

「なりに行くって、どうやって?」

「一つだけ方法があるんだ」


そういうと、インターフォンの音が部屋の中に鳴り響いた。


『教祖! 私たちは準備できたよ? あんたたちのほうはどうなの?』


おそらくスピーカから聞こえてくる荒っぽい口調。大音量で二人の空間に響き渡る。


「うん、もう少しで口説き落としそう」

『そうか! じゃあ、早くしてくれよ、もううずうずしちゃってしょうがないんだよ』

「分かったよ」


勝手に話が進んでいく。まったく何を話しているのかわからない。


「信長くん」

「お、おっ?」

「いま、すごく口汚い言葉がスピーカーから聞こえたよね?」

「そうだな……」


「彼らは、もう君も会ったとは思うけれども、上にいる連中なんだ。君が入ってくるときに色々言っていたと思うけど、まぁ、君だから特にどうとも思っていないだろうけれども、もし気にしているなら許してもらいたい」

「まぁ、気にしてないけど、お前がなんでわざわざそんなこと言う必要があるんだよ?」

「ふふっ」


ニヒルな笑顔を浮かべ、頭をポリポリと描く。ムカつく。


「今から言うことはもしかしたら偽善的に聞こえるかもしれない」

「?」

「でもね、偽善者なんだよね僕は。だからね、ちょっとばかし昔話を聞いてほしい」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ