年末&新年特別編 守れ、弾丸娘 第一話 銀髪の幼女
特別編として、今回からだいたい六回ぐらい連続で出していこうと思います。
通常編の続きはこの特別編の最終回と同時に投稿します。
本当に、クソ小説ですね。
あけましておめでとうこざいます、はいむまいむです。
本年は信長さん三周年を目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします。多分信長さんは今年では完結しないので、ダラダラと視聴回数だけ稼いでくださるとありがたいです。あと、いい加減、ブックマーク登録をしてください。おねがいします、なんでもしますから()
ということで、信長さんを今年もどうかよろしくお願いします。協力者募集中です。
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「……というわけで、今日から明日にかけてノブにはバイトをしていただきたいと思います」
「まぁ……仕方ないな」
「物分かりの良い人は、良い人間ですね」
ジョンが、俺に対して働けと言ってきた。普段であれば働けと命じてくればジョンであっても誰であっても「嫌だ!」と答えるが、今回はちょっと特別な事情がある。……というか、俺は普通に働いているから、別に働くのが嫌なわけでは無いからな。
その特別な事情というのは12月29日にまでさかのぼる。その日の天気は、12月にしては程よく温かく、心地のいい日だった。劇場も年末だということで休演していて、ロリポップの関係者で夜に忘年会を開くということで、それまで家でのんびりとプラモデルを組み立てていた午後の15時過ぎぐらい、ある訪問客がやってきたのだった。
話はそこから始まる。
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いつも通り、名城コレクションのプラモデルを組み立てつつ戦国時代を舞台にしたアニメを垂れ流しにして、まったりと過ごしていると突如として、玄関のチャイムが鳴った。
この家のチャイムを鳴らす人間と言うと、国のテレビ局や、謎の集金人、伴天連のまがいものなどに絞られるが、今日は年末の金曜日の昼下がり。そんな奴らもこんな日にわざわざ来るようなことはしないはずだ。じゃあ、誰か……と考えるわけだがこの家の家主のジョンは今、出張に出ているわけだし偽美希は今も二日酔いということで寝ている。他に美希の訪問なども考えたが、美希も美希で今日は池袋で用事を済ませてから忘年会に参加するということを言っていたから、美希でもない。他にも安藤は今は海外出張でリヒテンシュタインの方に行っているから来るはずもないのだが、一体だれが鳴らしたというのか。
俺はとりあえず、城を組み立てるのを一時中断し、アニメの映像も一時停止をして扉の方に向かった。そして「どなたですか?」と一言外に居るチャイムを鳴らした人間に聞こえるぐらいの声量で言った。しかし外からの返事は無く、ただ玄関先の冬の冷気が俺の体を刺激するだけだった。
一分ぐらいは待ってやったが、さすがにそれ以上は自分の体が持たないと思い、部屋に戻ることにした。そして、ぬくぬくと白の組み立てを再開した……その時だった。
ピンポーン
再度、チャイムは鳴り響き私をまたあの極寒の地へと呼びつけるのだった。しかし、私も心は広い。そして、若干の行動力もあるので私は玄関へと再び足を運んだ。そして、前回とは違い、行動力を発揮し、外界との接続を断つための壁<<ドア>>を開くことにした。
「誰?」
ドアを開くと、いつも通りの冬空に街の景色があったが真正面には顔はなくというか、人のいる気配がしなかった。
「……あの」
しかし、不思議なことに声は聞こえてきた。一体どこからするのだろうと下を向いてみると、そこに居たのは銀髪の小さな女の子だった。
ということで重ねてになりますが、本年度も信長さん、そしてはいむまいむをよろしくお願いします。
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