信長さん特別編 7万アクセス超えてしまった記念
信長さんビギナーのみなさんこんにちは。はいむまいむです。
一文目を見て、ブラウザバックをしなかった皆さんはとても変わり者だと見受けられます。えぇ、それはものすごい変わり者です。
その変わり者よりも変わっているのがこの信長さんと言う物語なのです。
投稿を始めたのが2015年の12月12日と言うことで、もうすぐだいたい一年半が経過しようとしています。それなのにブックマーク数は二桁、評価人は一人と言うありさまです。感想なども一年に一回書かれればいい方です。
それでも信長さんが続いてきたのは、私がただ単にだらだらと書いて完結させたいからです。別に数少ないブックマークをしている人の為にとかそんな風には思っていませんよ。本当に。
信長さんのストーリーは非常に複雑で、非常に分かりにくいものになっています。私自身でも図式化しないと分からないレベルです。絵心が無いので図を公開することは無いと思いますが、それほど厄介な作品なのです。
簡単に説明をしたいのですが、それも難しいので99%割愛して説明すれば織田信長が現代に来て色々なことに巻きこれていくというものになります。
ただ、今進んでいる物語には織田信長は登場しません。大体前100話近くは主人公が登場していないはずです。
物語に関しても複雑といっていますが、基本的にその日に思いついたことを書いているので複雑化しているだけで、何も高尚な考えのもとやっているわけではありません。(だから、アクセス数もブックマークも増えないのか)
まぁ、見てくれている人が居る限り、やる気が続く限りは続けていこうと思いますので、是非ともよろしくお願いします。
あと、ブックマーク登録や感想の記入。評価などもお願いします。そろそろ、新しいアクションが欲しい時期に入ってきましたので。
完結は多分する予定です。今年中は無理ですけどね。
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さて、今回7万アクセスを超えたということで特別編を書くわけなのですが、偶然いいネタがありましたのでそれを参考にしながら書いていきたいと思います。
長久手古戦場公園が再整備されるらしいので、そちらの方を利用させていただきたいと思います……それでは、
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ある朝のことだった。目を覚ますと、いつも通りジョンの姿はなかったがもう一つ本来であればそこにいるはずの人物がいなかった。
それどころか、いつも聞こえてくるF1レースのエンジンの様な轟音も無くなっていて、久しぶりの朝の音が妙に俺を不安にさせる。
「一体これはどういうことなのだろうか」
また前みたいな事が起きてしまったのかと少し焦るが、俺はすでにそう言う事態に陥ったとしても解決する手立てを持っている。だから数十秒間深呼吸をした後、情報を確認するためにリビングに行きテレビを付けることにしたのだ。
テレビをつけるとそこに映し出せれたのは、暑さのせいか分からないがきわどい格好をした女性天気予報士の姿だった。私はこういうものを見るたびに、公共物のくせに品位を重んじていないなと憤りを感じてしまう。やはり一部の人間に見せる物ではない、ましてや朝の時間帯の天気予報ぐらいはしっかりとした服装で臨んでほしいものだ。そうでなければ、その桃に気をとられてしまうではないか。
『―――日です! 今日は全国的に雲一つない雨の模様です!』
また、訳の分からない天気予報だが日にちに関しては何処の予報を聞いても正確だ。と言うことは、別に前みたく時間を移動したりしていないということだ。
それであれば、なぜこの家に誰もいないのだろう。
この番組がやっているということは、まだ仕事に行くとしても早いぐらいだし、なんなら今日はジョンは知らないがあの二人に関していえば仕事のない日のはずだ。それなのになぜ……。
俺はどうも考えるのが苦手で、いつも手が先に動いてしまう。だから、その手を動かさせないためにお茶を淹れて落ち着くことにした。いつもであれば急須がリビングのテーブルの上にあるのだが、今日はそれがなかった。
「……そう言えば、昨日洗ったんだったな」
たしか、乾燥機の上に置いて乾かしてあるはずだ。やはり、朝はすっきりとした汚れのないお茶を飲みたいものだ。
―――
乾燥機の上に置いてある急須をとり、残っていた水気を付近でふき取る。そして茶葉を入れてリビングに戻ろうとしようとしたのだが、妙に甘いものが食べたくなり確か冷蔵庫にどーなつの残りがあった気がしたのでそれを食べることにする。
冷蔵庫の前に立ち扉を開けようとしたとき、冷蔵庫に貼ってあった紙が目に入った。この家では冷蔵庫に紙を張るということはあまりないことなので、やけに目立った。
そして、私はその紙に書かれていた事を読みようやく今の状況というものを理解することが出来た。
「あぁ、なるほど。道理で誰もいないわけだ。なるほどなぁ……」
俺は茶葉を戻すことなく、お茶を淹れることなく、どーなつを食べることもなく、寝間着から普段着に着替え財布を持ちスマートフォンを持ち鍵をかけて家を後にしたのだ。
『信長様へ。今日は、みんなで長久手に行く予定ですよ! 何度も起こしても起きなかったので、これに気づいたら走って長久手まで来てくださいね! 美希より』
―――
俺は家から出た後、少し肌寒い中電車などを自らの野生の間で乗り継ぎ決死の思いで長久手古戦場公園についたのだった。
そして、そこでスマートフォンで連絡を取ればよかったじゃないかと言うことに気づき、さっそく美希に連絡をして、ようやく他の面々とまみえることが出来たのだった。
「信長様、遅いですよ」
「いやはや面目ない」
「いくら最近の仕事が忙しくても、予定はしっかり守っていただかなくてはこちらも困りますよ!」
「……本当に申し訳なかった」
全員からの怒りの目線が、心に突き刺さって痛い。
「まぁまぁ、美希。生贄君も忙しかったわけなんだから許してやりなよぉ」
「……監と・・・・・・りんりんがそう言うなら、分かりました。でも、次は気をつけてくださいね!」
「はい……」
凜監督のおかげで助かったよ……おかげで命拾いをした。
今日なぜここに来たかと言うと、最近ニュースで俺ゆかりの地(俺が死んだ後の事柄)であるここが再整備されて、VRシアターとかも出来たということで、お参りとVRワクワク見学のために来たというわけだ。あと偽美希たっての希望でトヨタ博物館にも行くことになっている。なぜあいつがあそこまで車にはまってしまったのか理解に苦しむ。
まぁ、とりあえず。今日一日ぐらいは、楽しむことにしよう。明日どうなるか分からないけれども、遊ぶ事に誰も制限を掛けることは出来ないからな。
「でも、なにか忘れている気がするんだよなぁ……なにか腑に落ちないことが・・・・・・」
「信長様、どうかしましたか?」
「いや、なんか引っかかっていることがあるような気がするんだよ」
「それはどのようなことです?」
「それが分からないんだよなぁ……」
「分からないんであれば、忘れてしまうのが一番ですよ! 分からないことをいつまでも引きずっていてはつまらない方向に連れて行かれてしまいますよ!」
確かに美希の言う通りだな……よし、忘れることにしよう!
俺はそう考えて、また一歩踏み出した。すると、少しだけ雲があった空は一気に晴れ渡り、豪雨になったのだった。
「……やっぱり、信長様嫌われてるんじゃないんですか?」
「……いや、天気予報で言ってたから。これ、全国的らしいから」
「全国民に嫌われているんですよ」
「そこまで敵に回したつもりはないんだけどもなぁ……」
まぁ、テレビの天気予報は馬鹿に出来ないということだろう。予報に関しても服装に関しても。
長久手古戦場公園に関しては再整備が決定して2022年度のオープンを目指すらしいです。
あと五年後に行ってみてはいかがでしょう。以上、ネタを活かしきれない信長さん特別編でした。




