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リナリア*セレネイド ―この恋に気づいて―  作者: 滝沢美月
君の笑顔を守るため side…
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あとがき



※ ストーリーについて



 この話は「シロクロPOB」を執筆中にプロットを書き始めていたものなので、構想からは約二年が経っています。

 「シロクロ」はストーリー自体はハッピーエンドですが、幼馴染でくっついたわけではなかったので、幼馴染のハッピーエンドを書きたくてこの話のプロットを作り始めました。

 連載開始は構想の約半年後の去年の三月でしたが、途中で行き詰ってしまい、気分転換に別の作品を書いたり、連載中の作品を完結させることに集中して、気付いたら連載開始から一年が経っていました。

 他の連載作品が一段落ついたのと、首を長くして待っていてくださる読者様のために、ちゃんと完結させねばっ! と思い、執筆を再開したのが今年の三月です。

 内容を少し変え、璃子と拓斗の視点が交互になっていたものを編成しなおしました。

 プロット自体はほぼ出来上がっていたのですが、それを文章にするのがなかなかできず連載を休止していました。途中、やっぱり同じところで躓いたりもしましたが、後半は勢いですらすら書けました。それは続きを楽しみに待っててくださる読者様がいたから頑張れたのだと思います。本当にありがとうございます。



 今回、タイトルにお花の名前をいれサブタイトルに花言葉を使ったので、小タイトルは花言葉を使ってみました。

 最初は順調にぴったりの花言葉が見つかったのですが、だんだん話に合う花言葉がなくて探すのに苦労しました。

 花言葉って素敵な言葉が多いです。色などでいろいろ意味があったり、複数の意味があったりしてかなり奥深いです。

 この作品を通して、こんな花言葉あるんだぁ~って知ってもらえたら嬉しいです。

 小タイトルに使っている花言葉の中には、いくつか私がいじってつけたのもあります。いちおうは花言葉の意味に沿って言葉を変えてあるので、だいたいの意味は一緒だと思います。



 この作品を書いて、どうやら私の作品のヒーローたちはヘタレ揃いだということが分かりました……

 女の子が憧れるようなヒーローを目指しているのですが、なかなか上手くいかないですね。なぜでしょう(苦笑)

 次回作は、ヘタレと言われないヒーローになるように頑張ろうと思います。



※ キャラについて



小鳥遊 璃子(たかなし りこ)


主人公、我慢強くて何事にも一生懸命、計算して動くよりもまず体が動くタイプ、それでも失敗はほとんどない、栗毛で少し癖のあるセミロングをいつもポニーテールにしてる、155cm、小柄、兄が一人(5つ年上)料理は好き

卒業後は小児科併設の薬局に勤務。



世良 拓斗(せら たくと)


美少年、誕生日は五月くらい、祖父が大富豪だが、母の結婚が認められず母子家庭の貧しい幼少時代、草食系男子

「草食系男子」っていうのが今回の表現したいものでもあったんですけど、なんだかそんな設定忘れて書いていたような……

橘食品の後継者の座は一つ年下の従弟に譲り、市民病院併設の薬局に勤める。卒業後、すぐに璃子にプロポーズするが一度断られてしまう。仕事が安定したらと言われるが、周りからじわじわと固めていき、一年後に結婚する。事業団でバスケを続ける。



東海林 翔(しょうじ かける)


肉食系男子、短髪剛毛、俺様で強引、恋愛に積極的

拓斗と対照的な男子を書きたくて肉食系男子と設定しましたが……

ちょっと璃子と翔は似ている部分があると思います。そのせいか、璃子の隠している本心に気づいてしまう翔。

強引かと思えば、好きな女の子には優しくて、ベタベタに甘やかす翔君です。そして最後も璃子のために自分から身を引いて。彼こそ、理想のヒーローだったかしら?

卒業後は、可愛い奥さんをもらって幸せな家庭を築いている、そんなイメージです。



松本 夏帆(まつもと かほ)七瀬 仁(ななせ じん)

璃子と拓斗の親友

この二人は反発しながらも実は惹かれあう――そんな話も間に入れる予定だったのですが、拓斗と璃子のことで精一杯で二人のエピソードを入れることができませんでした。機会があったら書きたいなぁ~

書きたいと言えば、姫路先輩の話も書いてみたい!



※ for Thank you!



 九年の片思いを経て璃子の恋は実りました。すれ違った分だけ二人の想いは大きくなって、自分の本当の気持ちに気づくことができたんだと思います。すれ違いも無駄じゃなかったんです。

 きっと、璃子はあまあまな拓斗に振り回されつつ、幸せな時間を満喫していると思います。



 一年四ヵ月にわたる連載を最後まで読んでいただき、心から感謝します。

 この作品では本当に、読者様に支えていただきました。

 たくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。

 次作では、少しは成長したところをおみせできればいいなぁ……と思います。



2013.6.14 滝沢美月




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