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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(番外編)
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女帝に転生しまして(番外編完結)

最終回です

ごきげんよう、オリビア・アスファードです

あれから数年が立ち、私たちの目の前には娘の花嫁姿がありました


【ミーナ・アスファード】

「お父様、お母様、私はお嫁に行きます!皇太子妃になり、行く行くは立派な皇后になるよう頑張ります!」


相手はもちろん私の甥っ子で皇太子のアレス・インジェントである。すっかり皇太子としての風格が備わっており、こちらの心配はありません。ですが・・・・


【オリビア・アスファード】

「ミーナー、とうとう行っちゃうのね」


私はもう娘がお嫁に行くことに私はもう胸が締め付けられるような気持ちでいっぱいです


【オリビア・アスファード】

「ミーナ、もし結婚生活が嫌になったら、いつでも帰ってきてちょうだい!愚弟と甥っ子が反対しても話し合いと実力行使で解決させるわ!」


私はもう冷静なんて言葉はありませんでしたよ


【イリス・インジェント】

「姐様、心配には及びません。私にとってもミーナは娘も同然です。決して蔑ろにはいたしません!」


【ミーナ・アスファード】

「お母様、心配してくれるとありがたいのですが、むしろ不安になります」


【カルロス・アスファード】

「オリビア、ミーナを信じてあげよう。いざという時は力になるから」


3人に止められるとは私もまだまだですね


【トーマ・アスファード】

「大丈夫だよ。母上、姉上は母上の娘でもあるから柔な育ちはしてないよ」


【アメリア・ヨーク】

「トーマ様、それはオリビア様にもミーナお義姉様にも失礼ですよ」


トーマの励ましなのか皮肉なのか分からない発言にアメリアは嗜めました。本当にいい娘だよ

ちなみに私はトーマの失礼発言に思い切り、引っ叩いてやった。トーマは勢いよく飛んでいった。スカッとしたわ


【ゴーン・インジェント】

「姉上、息子がヘマを起こしたら私がちゃんと叱るから大丈夫だよ」


【オリビア・アスファード】

「喧しいわ!豚野郎!てめぇに託すくらいなら他の奴を当たるわ!ボケェ!」


私は罵倒とともに鞭をプレゼントしてやった


【ゴーン・インジェント】

「ブヒー!ありがとうございます!!」


愚弟に鞭と罵倒を加えると甥っ子が名乗り出た


【アレス・インジェント】

「伯母上、ミーナのことは必ず幸せにします!どうか僕たちを見守っていてください!」


甥っ子の頼もしい発言に私は意を決して甥っ子に頼んだ


【オリビア・アスファード】

「ミーナをよろしくね!!」


【ゴーン・インジェント】

「えっ!扱い酷くない!」


愚弟の文句を無視し、私は甥っ子にお願いしたところで・・・・


【メイル・ラヴィ】

「失礼します。そろそろ準備ができましたので式場へご出席ください」


私たちは式場に出席しました。そして結婚式も順調に進み・・・


【神父】

「アレス・インジェント、貴方はここにいるミーナ・アスファードを生涯の伴侶とすることを誓いますか」


【アレス・インジェント】

「誓います」


【神父】

「ミーナ・アスファード、貴方はここにいるアレス・インジェントを生涯の伴侶とすることを誓いますか?」


【ミーナ・アスファード】

「誓います」


娘のミーナが私の下を離れた瞬間だった。あぁ、娘との思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡っているわ


【神父】

「では、誓いのキスを」


二人は誓いのキスをし式は和やかな雰囲気の下で終了しました


それから歳月が流れ、二組目の結婚式が行われた


【オリビア・アスファード】

「ミーナの結婚の次は貴方たちの結婚とは落ち着かないわね、アメリア、改めてよろしくね」


【アメリア・ヨーク】

「オリビア様、いやお義母様、末永くよろしくお願いいたします」


【トーマ・アスファード】

「母上、心配要らないよ!僕はアメリアを幸せにするよ」


【オリビア・アスファード】

「ほう、てめぇにできるかどうか試させてもらうぞ!アメリアを泣かせたらエンコ詰めさせてもらうからな!」


【トーマ・アスファード】

「えぇ、実の息子に酷くない!」


私は息子のトーマと義理の娘になるアメリア・ヨークの結婚式に参加した。アメリアの御両親にもアメリアのことを託され、私はかつては娘を持つ親の気持ちになり、アメリアを娘のように慈しみたいと思います。息子はどうでもいいけど・・・・


【ミーナ・インジェント】

「お母様」


そこには愚弟と妹分、アレスとミーナ皇太子夫妻の姿が現した。この時、ミーナは妊娠しており、お腹の中には赤ちゃんがいるのです。私の孫です。男でも女でもいいから会いたいです!


【オリビア・アスファード】

「ミーナ、いや、皇太子妃殿下、よくぞお越しになられました」


【ミーナ・インジェント】

「お母様、ミーナでいいですよ」


【オリビア・アスファード】

「そう、じゃあそうするわ」


【アレス・インジェント】

「伯母上、トーマ・アスファードとアメリア・ヨークの御結婚おめでとうございます」


【オリビア・アスファード】

「ありがとうございます!皇太子殿下」


【イリス・インジェント】

「姐様、トーマ・アスファード殿とアメリア・ヨーク嬢の御結婚おめでとうございます」


【オリビア・アスファード】

「皇后陛下、ありがとうございます」


【ゴーン・インジェント】

「いや、甥っ子の結婚式も和やかにいきたいな」


【オリビア・アスファード】

「てめぇが余計なことしなければ和やかで済む」


【ゴーン・インジェント】

「えぇ、酷くない!」


私の前世の人生は極道という特殊な世界に生きていて世間から白い目で見られてたが畳の上で死ねた

でも今回は世間から娘と息子の結婚を祝福され私は幸せいっぱいです!


【オリビア・アスファード】

「異世界転生、最高!!」


【ゴーン・インジェント】

「姉上、異世界転生とは何ですか?」


【オリビア・アスファード】

「てめぇは私に対して水指すようなことしてんじゃねぇ!!」


私は愚弟に鞭を思い切り浴びせた


【ゴーン・インジェント】

「ブヒー!ありがとうございます!」


めでたし、めでたし



最後までお読みいただき、ありがとうございます!初の連載作品ですが何とか完結させることができました!ありがとうございます!ちょうど約120分に纏められました!私の他作品も是非、御覧ください

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