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女帝に転生しまして  作者: マキシム
女帝に転生しまして(本編)
16/42

女帝に転生しまして(本編完結)

「王太子が見た同盟国の婚約破棄」に出てくる登場人物が出ます

ごきげんよう、私はオリビア・アスファードと申します。此度の一件の手打ちが済み、私たちのシマのシノギが1つ増え、クソガキと泥棒猫の始末も完了、万々歳でございます


【メイド長】

「奥様、カイル・セルベックス王太子とマリア・セルベックス王太子妃がお越しになられました」


【オリビア・アスファード】

「ここへ、通してちょうだい」


【メイド長】

「こちらへどうぞ」


メイド長の案内で私の甥のカイル・セルベックス王太子とマリア・セルベックス王太子妃が来ました


【カイル・セルベックス】

「伯母上、お久しぶりでございます、カイル・セルベックスでございます」


【マリア・セルベックス】

「お初にお目にかかります。私はマリア・セルベックスと申します。以後、お見知りおきのほどを」


【オリビア・アスファード】

「遠路、はるばる、よく来てくれたわ!さぁ、席に付きなさい」


【カイル&マリア・セルベックス】

「失礼します」


二人は席に座り私たちは談笑した


【オリビア・アスファード】

「アーシアは元気にしているかしら?」


【カイル・セルベックス】

「はい、母上はご壮健です。また父上とともに鷹狩をして楽しんでます」


【オリビア・アスファード】

「そうだと思ったわ。あの子ったら三度の飯よりも鷹狩が好きなのよね、手紙にも"大きい猪を仕留めた"って嬉々と送ってきたもの」


【マリア・セルベックス】

「私も頑張っているのですが、なかなか上手くいかなくて、お義母様からは"私に無理に合わせなくてもいい"とおっしゃっていますが・・・」


【オリビア・アスファード】

「無理して、あの子に合わせる必要はないわ。あの子はあの子、貴方は貴方よ、マリア嬢、貴方には貴方の良さがあるわ」


【マリア・セルベックス】

「ありがとうございます」


会話も弾んだ時にカイル・セルベックスがとんでもないことを言い出した


【カイル・セルベックス】

「そういえば伯母上、あの話は本当なんですか?」


【オリビア・アスファード】

「あの話って?」


【カイル・セルベックス】

「叔父上の皇太子(第二皇子)のアレス・インジェント殿と伯母上の娘のミーナ嬢との婚約ですよ」


【オリビア・アスファード】

「何ですって?」


【カイル・セルベックス】

「いや、まだ決まっていないようですが内々に進めているようですよ」


私は直ぐに席を立ちお城へ行く準備をした


【オリビア・アスファード】

「私、ちょっと出掛けてくるから、貴方たちは城下を観光してらっしゃい」


【カイル・セルベックス】

「あの伯母上、どちらへ?」


【オリビア・アスファード】

「城へカチコミにいくのよ」


【マリア・セルベックス】

「カチコミですか?」


【オリビア・アスファード】

「えぇ、フフフフ・・・・」


【カイル・セルベックス】

「おっ伯母上・・・」


【オリビア・アスファード】

「あのクソガキャー!ただじゃおかんぞ、おらぁ!」


女帝「オリビア・アスファード」は武勇伝は国内外に轟き、諸国から一目も二目も置かれ、87歳までその華々しい人生を送ることになった


「女帝に転生しまして」はこれで完結させていただきます

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