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第82話「部費を盗んだ犯人」

「ちょっと待って」


先に行く女の子は次々と麻友との間を離れていく。


「はぁはぁ」


「麻友!」


「夕陽!例のアレを」


麻友は自分より後方を走ってる夕陽に声をかけた。


「え、例のアレって何よ」


「いや、夕陽のことだから何か校内にトラップ仕掛けてるんじゃないかと思って」


「あのね、私はそんなにはっちゃけてると思ってるの」


「私から見たらかなり」


「後でお仕置きしないと私の気が済まないわ」


「ごめんー」


「それより例の子を捕まえることを優先させなさいよ」


そう走りながら夕陽と麻友は会話をすると突然例の子は曲がり角を曲がった所で転んだ。

どうやら何かにぶつかったらしい。


「いたたた」


例の子は腰を気にしながら周囲の状況を気にする。

すると目の前には優芽がいた。

例の子と同じようにぶつかってしまったらしい。


「ごめんなさい、私の不注意で」


「優芽」


「夕陽」


優芽は麻友と夕陽が近くまで寄るとぶつかってしまった子と何かあったのかと察知した。


「あの、私いけないことしちゃった?」


「いいえ、とても良いことをしたわ」


夕陽はそう言うと、例の子を立たせ近くの化学準備室に無理やり入らせた。

同じように麻友や優芽もその中に入り化学準備室のドアを周囲を気にしながら閉めた。


「それで、どういうことなの?」


夕陽は例の子に迫り話を聞こうとする。


「どういうことって何ですか?」


「とぼけないで、あなた私達に謝って生徒会室に来たでしょ。それは何か悪いことをしたからじゃないの?」


「うぐっ…言っても無駄なことですよ」


「それは話の内容次第ね」


「ねぇ、悪いようにはしないから話を聞かせてくれる?」


麻友は突っかかって聞いてる夕陽の横から優しく聞いた。


「私の姉はメイドさんなの、次に美女コンテストがあるからどうしても勝ちたいって言っててそれでお金が必要で」


「はぁ…それで、卓球部の部費からお金を盗んだってこと?」


「綺麗になるために化粧品やダイエットグッズが必要で仕方なく」


「仕方なくって、あなたのした事は悪いことなのよ。そのことをちゃんと反省してるの?」


「もちろんしてます!だから姉に美女コンテストで優勝してもらおうと」


「あのね」


夕陽は少しイライラしていた。

それを見た麻友は声をかけた。


もうかなり体調が良くないです、でも、頑張って書いてみました。

体調悪くても私にとって百合はお薬なので書けて良かったです。

さて、今回は部費を盗んだ子との出会いでしたね。

次回も更新できるように頑張ります。

それでは。

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