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プロローグ

心はいつも迷いの連続…。

時に心配し、時に心配され、人を好きになり嫌いになる。


人は他人ひとに嘘をつくが、自分には絶対嘘を付けない。


これはそれを気付かされた男の話である。



「ここは…」

俺、辻嶋つじしま 義樹よしきは目を疑っていた。


何も無い真っ白な世界。

雪が降っているわけではない。

むしろ暖かい。


俺はあたりを見回した。

その中に黒い影がポツンと見えた。


「そこに誰かいるのか!」

俺は大声で叫んだ。


影はほんの少し動いた気がした。

我が身にすがる思いで影に向かって走り出した。



「なん…でだ…?」

俺は息を切らしていた。

もう10分は走ったが影には近づけない。

正確に言うと近づけたりできないし、遠ざかったりもしない。


「もう何なんだよここは!!」

俺は大声を出さずにはいられなかった。



『ここはあなたの心の中だよ』

突然女の子の声が聞こえたが、周りには誰もいない。


「だ、誰だ!?」

『誰ってこの声もあなたの心の中の声だよ。そして私の名前はキルミー・ハーツ』

また声がしたがやはり周りには誰もいない。


その前に俺は男なんだぞ!?なんで心の声が女の子なんだ…?


『そんなの決まってるじゃない。それあなたがロリ…』

「そんなことあってたまるか!」キルミーが言い終わる前に俺は否定した。


『あなたが否定したとしても心の中は正直なんだよ』

「そこまで言うんだから俺を納得できる理由を言えるんだよね?」

ふざけた感じに俺は言った。


『口で言うより見てもらった方が言いわね』

言い終わるのと同時に目の前が急にまぶしくなり、目が開けられなくなった。


しばらくたち目を開けると目の前に美幼女が立っていた。

「だ、誰だ!?」

急に眼の前に出てこられたら誰だって驚くにきまってるだろ?


『誰って、さっきまで話してたじゃない』

美幼女キルミーは何食わぬ顔で微笑んだ。


『これがあなたの心の姿だよ』

可愛らしくこっちを見ながら言った。


「これが…俺の心…?」

動揺が隠せなかった。

なぜって俺にもよくわからないがこの美幼女を見てると胸が”キュンッ”ってなってしまう。


『それはそうだよ。だってこの姿はあなたが好きな体型と性格なんだもん』

”当然でしょ”みたいな顔をしている。


「って、なんで俺の心が読まれてるんだよ!!」

こいつエスパーなのか!?

そもそも、俺は本当のロリコンだったのか…。


『だからそう言ってるでしょ。私はあなたの心の中で、何でもお見通しなんだから』

ほっぺを膨らませながら言っていた。


…心の中だからってなんでもお見通しってのはおかしくないか。

『そんな覗かれちゃいけないこと考えてる方が悪いんだよ』

不気味な笑みを浮かべていて、怖かった。


「じゃあ、一つ聞いていいか?」『なに?』

「なんで俺は心の中にいるんだ?」

おそおそる聞いてみた。


『ん~…簡単に言うと心の定期更新みたいな感じかな』

唇に手を当てながら答えてくれた。


「ってことは、ここにいるのはただ単に心の中を整理するだけってことか?」

なぜだかわからんがすんなり納得できてしまった。


『それもあるけど、ただ整理するだけじゃなくて悪い所はちゃんと正してもらうってのもあるんだよね』

ちょっと、悪い顔に見えたのは気のせいか…?


「具体的には何をするんだ?」

『それは実際にやってみたほうがいいかな』


なんだかよくわからないがこうして俺とキルミーの心の整理が始まったのだった。

初投稿です。

まだまだ書き方に変なところがありますが温かい目で見てもらえると幸いです。

これから頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いします。

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