25 魔王討伐編 エピソード14 part1
アリス
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かつて北の地を中心に南の方まで魔族が支配していた。そこに勇者が現れて、魔族を北の大地に追いやった。古き魔王は、人間と離れて静かに暮らしていた。
だが若き闇の魔族の一人、ゲルデヘルムはそんな魔王を許せなかった。ゲルデヘルムは北の周辺の人間の村を襲った。その広げた領地で闇の魔族を召喚していった。
規模が大きくなった闇の魔族は、闇の軍勢となり、魔王城を攻め落として、古き魔王を倒して、ゲルデヘルムは新たな魔王となリ、ゲルデヘルム魔王国を作った。
ゲルデヘルムの侵攻は止まることを知らず、隣国のエルムガンド帝国をけしかけて、3万の兵力のシグナス王国を滅ぼそうと、10万の兵を揃えたが、シェラール王女がシエステーゼ王国軍の5万の兵を揃えて、巨大神獣を使って対抗してきたために失敗した。すべてシェラール王女がいたためである。
そこでシェラール王女の暗殺をギルドに依頼したり、闇の刺客を差し向けたりしたが、すべて失敗した。なんとも憎きシェラール王女である。(これほど憎まれていることをシェラール王女は知らないようである。)
ウィンドドラゴンをはじめ、力のある者たちを無理矢理味方にしようとしたり、闇の魔族を大量に発生させる魔の沼を作ったりさせて、闇の魔族の軍勢を拡大していた。
そして遂に、50万の闇の軍勢ができつつあった。50万の兵力があれば、シエステーゼ王国を圧倒的多数で攻めることができる。そろそろ出陣の時が近づきつつあった。
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精霊の会議 8人
場所は、亜空間の会議室。
「皆さん集合しましたね」
ノーム議長が木槌を叩く
「トントン」
「これから第15回8大精霊会議を始めます。
議題は、北の魔王との戦いについてです。」
ノーム「ついに契約者が北の魔王と戦うことになりました。我々はどう対応していきましょうか?」
ディネ「魔王軍って50万の大軍じゃない。私たちでは相手できないわね。」
サラ「ムリムリ」
ウィスプ「光の魔法を使えば、少しは倒せるけど。」
ジェイド「いやいや50万の大軍は光の魔法でも無理でしょう。」
セレネ「アルテミスお姉様ならなんとかしてくれるかも。」
エスト「そうね。召喚獣がいたわね。」
シルフ「ここは召喚獣頼みということで。」
ノーム「それでは魔王戦は召喚獣頼みでいきたいと思います。
以上。」
パチパチ(拍手)
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シエステーゼ王国周辺地域
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アリスはシエステーゼ王国に戻って、7万の兵を準備した。その後、シグナス王国でノアール王女とシグナス国王陛下に会い、3万の兵を準備させた。
カンタレア国王には、使者を送り、シエステーゼ王国とシグナス王国で10万の兵を準備して、早々に北に進軍することを伝えた。
隠者の報告では、リンデン王国が15万、ルキア魔法王国が5万、カンタレアが10万の兵を準備したとのことである。
敵50万に対して、こちらも40万の兵を準備できたことになる。十分に対抗できる軍勢であった。
しかしアリスは、敵兵力の2分の1、せめて3分の1を削ぐ計画を考えて、先行して敵50万と相対するために出発した。
アリスは、当然、召喚獣を使う作戦である。
召喚獣は、できれば味方兵がいないときに使いたい。ですのでね!言う事を聞かない可能性がまだまだあるからである。
アリスたちは隣国のシグナス王国に協力の要請後、すぐにそこから北に向かっていた。
エルムガンドとの国境で、商人と護衛ということで突破しようとしたが、格闘技大会の優勝というのはあまりに知名度が大きいようで、すぐにバレて逃げることになった。
アリス「それでは仕方ない。あれを使いますか。
アルテミス! 召喚!
ロングエリアワープ!」
3人は一緒にして、北の最果ての地に転移した。
アリス「アルテミス!ありがとう!」
アルテミス「どういたしまして!」
アルテミスは消えていった。
アリス「さて!行きますか! あれ?」
アリスたちの前には、暗黒の影が漂っていました。さらにその向こうには、魔王城が微かに見えてきた。うっすらとした暗黒の影は、何万もの闇の軍勢であった。
ミクリ「アリス!これって!」
フノン「先に行き過ぎたのではありませんか?」
アリス「えっと!そうみたいね。」
ディネ「あなたはやっぱり間抜けね!」
サラ「ドジ!マヌケ!ヘッポコ!」
アリス「うぅぅぅぅ!」
北の最果ての地にて、魔王軍との戦いに挑むために長い旅路を、あっという間にやってきてしまいました。
アリス「うん!考えても仕方ない!手当たり次第にやるしかない!」
ミクリは、近づく敵を順に倒した。
フノン「メテオストライク!メテオストライク!」
と何度も放った。
アリス「コール・Elemental circle ring!
リンク ターゲット!
神龍バハムート!召喚!」
大きな鐘の音がゴーンゴーンと鳴り響き、
大地が震えて、敵陣の前に巨大な魔法陣が形成されて、キラキラと輝きながら、天空より雷鳴が鳴り響き、雷と共に巨大な龍が現れた。
アリスは、敵の軍隊の中央目掛けて、指差して、
アリス「バハムート!地獄の砲火テラフレア!」
辺り一帯の闇の軍団を目掛けて、火焔砲を放った。
だがまだまだ闇の軍勢の数は多い。
アリス「タイタン!召喚!喰らえ!
アースクエイク!とマグナグレード!」
辺り一帯の闇の軍団を大地震が襲い、地面が避けて、軍団が落ちていく。その裂け目から、マグマ溜まりが現れて、闇の軍団を飲み込んでいく。
アリスたちの近くにいた敵がかなり減る。
アリス「爆炎神フェニックス!召喚!
紅蓮の炎ファイアトルネード!」
紅蓮の炎が遠くにいる軍団まで届き、すべてを焼き尽くす。
半分くらいの闇の軍勢が壊滅した。
アリス「瀑布神 リヴァイアサン!召喚!
グランドフォール!
フリーズ・ディストピア!」
巨大な津波の爆流が闇の軍勢を襲うと辺り一面を氷結の世界で覆う。軍団のほぼ90%は戦闘不能になる。
その中をフノンのメテオストライクが降っている。
アリス「最後の仕上げに、
爆雷神 オーディン!召喚!
神雷ヘブンズジャッジメント!」
神のイナズマが天を駆けて、闇の軍勢に裁きのイナズマを浴びせる。闇の軍勢はほとんど壊滅状態になる。
アリス「よし!魔王城までの道がクリアになった!
さあ!魔王城に乗り込もう!」




