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神魔族になりました  作者: りんぬごろごろ
幼年期編
30/44

2歳の誕生日


2歳の誕生日が来た


この日は何かに包まれるような感覚で起きた


最初はラエルさんか母さんが抱っこしてるのかと思っていたけれど起きたときは周りに誰も居なかった


もしかして、幽霊とか

と一瞬思ったけどそう言えば加護が貰えるんだと思い出して安心した

冷静に感じると確かに服をもう1枚着ているような感覚だ


そう言えばこれ消したりも出来るんだっけ?

消えるイメージをしたらちゃんと消えた

元に戻るイメージをしたらちゃんと戻った


これって1部分だけとか出来ないのかな?

思ったが吉日即行動


試しに腕だけに加護があるイメージをしてみた

そしたら腕だけ包まれてるような感覚になった


そんな感じで遊んでいたらラエルさんがやって来た



「お坊っちゃま、おはようごさいます。そしてお誕生日おはようごさいます。今日という日が素敵な日になりますよう願っております」


そうラエルさんはとっても美しい笑顔を魅せてくれた



――――――――――――――――――――――――――――――


ラエルさんに抱っこされてリビングに向かう


僕顔赤くなってないかな

絶対なってるよなぁ。さっきからラエルさんずっとニコニコしてるもん


いつも無表情の人が笑うとこんなにも破壊力があるなんて思わなかったよ

ギャップ萌えってやつだね。ラエルさんはどっちかというと美しい方だけど


リビングに着くといつものように母さんと父さんとリアと、今日は誕生日だからかファイラとファイラの母さんも待っていた


皆が誕生日おめでとうとお祝いしてくれる

ファイラは相変わらず眠そう、っていうか多分もう寝てる

当然のように僕の腕を掴みながら

これが最近のファイラの寝かたらしい



まだ朝なので軽いものを食べる

今日の夜は凄く豪華らしい

この前はまだ歯が生え揃ってなくてあんまり食べられなかったけど今回はいっぱい食べるぞ

食べないと食欲の化身リアが全てを食い尽くしてしまうからな

あと父さんもなかなかの大喰らいなのを最近知った


ご飯を食べ終わると何か欲しいものとかしてほしいこととかないかと聞かれたのでこう答えた







「そとにいきたい!」




今日僕は初めて外に出た








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