小金稼ぎ? ちょっとしたお情け
魔法陣を記録するという用事も終わったので、次の事をする。そう、魔石取りだ! いや待てよ…魔法陣を念の為、床ごと切り取って収納しとくか!
魔法陣より広めに範囲を指定してアースウォールを唱えると床ごと壁が上がってきたので身長の高さぐらいで止めると、家族の絆を発動してから、剣を取り出し真横に振り抜く。家族の絆の効果でステータスが上がってるので、簡単に壁が斬れた。
あっ!壁の要らない部分だけを消した方が早いなと、思い付き消してゆく。残った分厚い魔法陣の床ごと収納に入れる。便利だ!
さてあとは、魔石を集めないとね。高いのか安いのかしらないけど、全部持って行こう! ヒロはせっせと光る魔石を鞄に詰め込みながら、来た道を戻っていった。入口まで戻って来たのでレーダーで周囲を確認するが近くに誰もいなかったので、壁を必要な分だけ消して外にでる。
そういえばダンジョンのある建物の中の人はどうなったことやら?
ちょっと様子を見てくるかと行動に移した。
建物の外の扉には兵士は誰もいなかったので、そっと建物に近づいてレーダーを確認すると、建物の中には人の反応が沢山あった。
深夜だしグループごとに集まって休んでいるのかな?
と思いながら扉に近づいて行くと、それに合わせるようにレーダーのマークが動いてくる。
1度扉から距離をとったまま通り過ぎると、そのマークも同じ様に動いている。
これは感知されてるな!扉に近づいた瞬間に攻撃されても困るし、どうすっかな…。
剣が届く範囲から剣先でノックするか…!
一応目の前にアースウォールで壁も作って置く…。
剣先で扉を叩く『ガンガンガン』
ヒロ『誰かいませんか〜? 』レーダーを見ると扉の斜め前にいる事がわかっている。
もう一度剣先で叩いてみたが、返事はない。これは扉に手をかけるしかないな。
剣を構えたまま、左手で扉を叩いてみる。
ヒロ『誰かいないのー?開けますよー。』
扉の取っ手を握り、押したり引いたりするが動かない。 この前は引いて入ったと思ったのだが…。外から中を監禁する為の館なのに…あれ外側にかんぬきや閂止めがないな。
中から出来るようにしてあったりして!
絆を使いステータスの底上げをして、扉を軽く押してみる・・・少しだけ扉が動くが閂か荷物にでも邪魔されているのだろうか…これ以上開く気配はない。
ヒロ『無理矢理開けるからな!攻撃して来たやつは敵とみなす!それから扉のそばと延長上にいる奴は離れておけよ。どうなっても知らんからな!!10だけ待ってやる。』と言うとカウントダウンし始めた。
『10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.0』ゼロになったと同時に扉に向かって蹴りを入れると、扉が吹き飛んだ。
今度は上手く蹴飛ばせたので満足してそれを眺めていると、『何しやがるこの野郎』と横の方から槍で突いてきたの、それを躱して左腕で掴み取り薙ぎ払うように動かしたら、そいつは飛んでいってしまった。
ヒロ『ちゃんと武器ぐらい握っとけよ笑笑』
周りを見回すとこの前みたことのあるような人達だった…。
ヒロ『こんな所に閉じこもって何してるの?監視していた兵士いないのでは?』
名無し『お前はこの間のトイレ駆け込み野郎か!?
その日に死んだんじゃなかったのか?』
ヒロ『鑑定ちゃんの仲間達じゃないですか!あれからどうですか?鑑定こそ最強ってなりましたか?』
エリ『鑑定レベルが上がってもこれといって変わってないわよ!泣涙』
名無し『で、なんで生きてるんだ?誰とも組めなかったのだろ?レベル1で何故生きてるんだ。』
ヒロ『誰も組んでくれなかったので、コソコソと逃げ回ってましたよ。ダンジョンの奥から外に出れました!』
エリ『奥は敵が強くて危なかったはずよ。行ける筈がないわ!』
ヒロ『まぁ生きてるからいいじゃないですか?それより何故閉じこもっていたの? 』
名無し『ネズミ狩りで戦闘する皆んなのレベルが目標値を超えたから、兵士が来た時に脱出しようとしたのだが、門を抑えるので精一杯だった。』
ヒロ『それはそうでしょうね。この街の精鋭が領主の私兵なんですから、生かされたのでしょうね。笑』
エリ『殺されなかっただけなの…?』
ヒロ『はい、召喚された者は労働者ですから、一生ここでネズミを狩って肉を街に供給しないといけないのです。 街の周りには動物なんていませんよ!
ここの肉が途絶えたら食べる物は殆どありません。』
みんな『そんな…』
ヒロ『レベルを上げた人は他の街に行く事をお勧めしますよ。この街の外30分ぐらいの所にもダンジョンがありますが、ネズミで最低PTレベルが20ですね。しかも全然いません。1時間に1匹会えばいいかと…。
あっ、大切な事を伝え忘れていました!!
領主とその関係者達は死んだので、この街はどうなるかわかりません。暴動が起こるのか、何もなく廃れていくのか、移住していくのか…。 』
大勢『……』
ヒロ『そういえばネズミはまだPOPするのですか?』
エリ『何日か前からか湧かなくなったわ…』
ヒロ『そうですか。なら移住するしかないと思いますが…。商人達も全然こないみたいですしね。来てもこの街の人工は賄えないでしょう。…最後に丘を越えて帝国に行くのはやめた方がいいかと。奴隷推奨の国らしく弱いとすぐに捕まるらしいです。
平原を進んで王国領にいくのがいいかと…馬車で10日です。私の知ってる情報はそれだけですね。』
名無し『お前はどうするのだ?』
ヒロ『ここでの用は済んだので王国を目指します。それでは、生きてたらまた…。』というと去っていった。
お情けで助けてみたが後は知らない…。
能力持ちがまとめて何とかするだろう…。
さて王国領に向かいますか!!
街からでて少し離れると走りだしたのであった!
本物
ヒロ 人族 Lv30
HP 6280/6280
MP 4257/4257
力 278
体力 328
知力 282
俊敏 315
スキル
気配察知Lv7 気配を察知しやすくなる。
観察Lv10 理解しやすくなる。
シールドバッシュ、スラッシュ、パワーアタック、
ギフト
身体補正Lv4 全ての基本ステータスに+50
固有能力
模造α 感覚的に同じ事ができる。
ヒール フラッシュライト ライトアロー
シャドウバインド シャドウアロー
ファイアアロー ファイアボール ファイアバレット
ファイア
アースウォール
ステータス解析
固有システムメニュー能力
レーダー『魔物は赤で、人は通常は緑で敵意は黄色、魔物以外で敵対した奴は黄色点滅』
鑑定Lv4
捕縛縄作成
家族の絆 家族間でいい事がある。
健康維持 ダミー表示 デメリット関係無効
MPコスト1固定 拡張関係強化
生活魔法
ネズミの街?終




