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絡まれる⁉︎

 私は、新聞を見てびっくり。

 てっきりひかりちゃんのサブかと思えば…

 大きく、あかり ひかりのモテモテ光線は、

 どこから出ているのか徹底検証なんて書い

 てある。

 おこぼれじゃなくて、同等な感じで…

 ひかりちゃんは、まずお上品。

 うんうん。

 ささやかな気配り上手。

 笑顔が素敵。

 誰にでも優しく声をかけてくれる。

 清楚感がある。

 おー。

 みんなよくみていらっしゃるわー。

 で、私。

 明るい。

 元気。

 返しが面白い。

 にぎやか。

 うん…。

 ってこれ元気な小学生みたいじゃん⁈

 ま、いいか。

 人に褒めてもらえるってすごくうれしい事

 だ。

 

 私達は、祝杯をあげることにした。

 屋上を勝手に貸し切り二人で。

 でも、お菓子とジュースなんだけどね。

 屋上に向かう途中前から美人二人組の、り

 かのさんと、りまさんが歩いてきた。

 二人は、スタイルがよく美しい。

 そしていつもいい香りがしてくる。

 同級生なのに、思わずさん付けしてしまう

 くらいだ。

 すれ違いざま、

「なんであんな虫けらが注目浴びるわけ?う

 ちらの方が絶対いけてるのに。」

「わかるー。しかもあいつらどうせ彼氏いな

 いんじゃん⁉︎」

「みんなどこに目つけてんだよ。マジうける

 んですけどー。」

 ギャハハ

 二人は、笑いながら通り過ぎて行った。

 

 …うん。

 たしかに二人は、美しい。

 でも、わざわざきこえるように言わなくて

 もいいのに…。

 さ、気を取り直して

「あかりちゃん、みて!新作の苺味」

「わー、美味しそう。早く屋上いこー。」

「うんうん!」

 私達は、さっきの二人の会話には触れなか

 った。

 それからなにかっていうと

 よく、りかのさんとりまさんがこっちを見

 てくるようになった。

 その度にクスッと鼻で笑ってくる。

 でも、私達は何も反撃したりしない。

 ある時放課後の裏庭で声がした。

 ?なんか揉めてる⁈

 私達は、声がする方に近づいた。

「ちょっと離してよ!」

「いいじゃん。どうせ暇だろ?」

「嫌だ!」

 りかのさんとりまさんが男子に絡まれてい

 た。

「先生ー‼︎こっちー。早く来てー‼︎」

 私達は、いないけど嘘で先生を呼ぶふりを

 した。

「ヤベー、逃げようぜ。」

 男子たちは、走って逃げて行った。

 無事退治できた。はず。

「大丈夫?」

 ひかりちゃんが二人に心配そうに話しかけ

 た。

「なんで助けたのよ。うちらあんたらのこと

 ばかにしてたのにさ。それにあんたらだっ

 て巻き込まれた可能性だってあったんだか

 らね。」

「うん。でも、見て見ぬ振りなんてできない

 もんね。」

「そう。困ってたら助けるのが当たり前じゃ

 ん?」

「はぁー⁇あんたらバカだわー。」

「ほんっと。バカすぎて笑っちゃう。でも、

 ありがと」

「うん。」

 それ以降二人が私達を悪く言う事がなくな

 った。

 それどころか、仲良しになった。

 オシャレ教えてあげるから、女子力あげる

 方法教えてなんてお願いされる始末だ。

 たしかにひかりちゃんは、女子力すごい。

 でも私は、特に教える事ないようなって思

 ったけど、

 うちらといると自然と女子力が上がるって

 言って二人は、よく話しかけてくれるよう

 になった。

 

 最近隆正くんは、めっきり私に嫌なこと言

 わなくなった。

 放課後

「なー、倉井。」

「あ、隆正くん。どうしたの?」

「あのさ、今まで倉井の事茶化してごめん。

 本当は…本当は倉井と仲良くしたかっただ

 けなんだ。でも、うまく出来なくて。だか

 ら、悪かったな。」

 隆正くん。

「なーんだ。わざわざ謝ってくれなくていい

 よ〜。でも、ありがと」

「おう。」

 隆正くんは、頭をかきながら教室を出てい

 った。

「隆正、あかりの事好きだな。」

 りまさんが言った。

「えーっ?私を⁇」

「うん。だな。」

 ひかりちゃんもりかのさんもうなずいた。

 エー⁉︎

 びっくりだ。

 そんな事言われたらなんか変に意識しちゃ

 う…。

 

 そんな話から数日後

 いけない。

 バイトが遅くなってすっかり真っ暗だ。

 今日は、土曜日だし自転車じゃなくて徒歩

 で来ていた。

 こんなに遅くなるなら自転車でくればよか

 ったな…。

 急足で帰っていると、

 ドンッ。

 キャ…

「ごめんなさ…」

 あ…この人たち前にりかのさんとりまさん

 に絡んでた人だ。

 私のこと覚えてるかな。

 怖いから早く行かなきゃ。

「すみませんでした。失礼します。」

 足早に行こうとしたら一人の男子が、

「あれ?こいつ、りかのたちの仲間じゃね」

「おー、マジかよ。」

 なんて話し出した。

 やばい。

「あの、急いでいるんで。」

 ガシッ。

 腕を掴まれた。

 ウッ…

 すごい力で逃げ出せないよ…。

 どうしよう。

 私これからどうなっちゃうの⁉︎

 

 続く。

 

 

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