登場人物図鑑 P2
つ・づ・き♡
ロペ・キャッシュマン(BEROPE35426(べろぺ)の転生体 31歳独身
連合宇宙軍冥王星宙域海賊対策室所属の大尉。雨宮たちを転生させたベロペ本人が転生した姿。
転生したことで力の大半を失っているため、ほぼ普通の人間と本人は雨宮に伝えたが、その実は管理権限を凍結されただけで力は失っておらず、普通の人間を逸脱した力を使うことが可能である。ただ本人が隠しているわけではなく、純粋にそう信じているために使おうと思えば使えることを知らない。
現状すごくできる軍人といった評価。いつか魔法を使えるようになりたいと常々思っている。(実際は既に使用可能)
(2)ハイパーヒューマノイド化 銀河旅団副司令官
眷属化し徐々にベロペの時の記憶を取り戻しつつあるが、それに伴い本来の役割を全うするべく暗躍し始めるも、他の眷属達もそれぞれの目的に動き出した事を察知し、雨宮の確保に力を入れる。人であるか人で無いかの境目が虚ろになりつつある他の眷属達とは逆に、明確な自我に目覚め自らの欲望を満たしつつ、雨宮の幸せを願うより人らしい存在へと昇華した。
イント・ジャーマンスープレックスイオタ・レックス 27歳独身。(INTOE97885544(いんとえ)の転生体 雨宮たちを転生させたベロペの補助要員。
世界と世界の間にあるとされている管理システムの崩壊により、存続をかけて転生した。妙に長い名前は転生前から考えていたらしい。
ベロペの指示によりドレン・ジャッジョを監視するために海賊船に潜入している。転生前と違い不具合とされていた致命的な欠陥がなくなっており、ほぼ普通の人間になっているが転生した時間軸が雨宮たちと違いだいぶん早かった為。様々な技術を習得し、太陽系連合軍にも従軍していた経験を持つ。
軍にいた時の階級は、中尉。転生してから20年ほど時間がたっているが雨宮に遭遇したことは全くの偶然であり、ベロペと二人で独自に侵略世界の動向を探っているときに、テロリストとして猛威を振るっているドレンを発見し秘密裏に監視していた。
(2)
性格は極めておとなしく、転生前の不遜な物言いや致命的な失敗を引き起こす嘘もなくなっている。また、ベロペに対して大きな罪悪感を抱いており非常に従順。
「転生直後のイントエはまるで天使の様だった」とは転生後のベロペの話。
テロリスト戦艦の中ではオペレーターを担当しており相対する勢力に与える被害をコントロールしていた。
最新型の人工人類として、ロペにより制作され、海賊として潜入するに至るまで共に過ごしてきたが、
女性のいない海賊の中で過ごすうちにホームシックになり、一人でいるときは布団の中で泣いていることも多い。
(3)
ハイパーヒューマノイド化 銀河旅団近衛第七部隊副隊長
雨宮の眷属として進化し、以前より軍人としての能力を思う存分振るってきたイントは更にパワーアップした。
軍時代に培った情報処理能力は一線級でありその能力を雨宮に見いだされ・・・る前から望んでメインオペレーターとしてラピスのブリッジの守護者と化している。
イントはロペとは違い記憶の欠損がなくイントエであった頃の事を覚えているが、当時男性であった為その時の事を思い出したくないと意識的に記憶を封印している。
銀河旅団にクルーが増えるのは良い事だと思いつつも、最近雨宮の部屋に呼ばれる事が少なくモニターの前を離れられないメインオペレーターである事に若干後悔を覚えている。
最近はバトルドレスを使いこなす事を目標とし、前世からの仲間であったアイリーンと共に訓練を行っている。
近衛部隊として組み込まれてはいるものの、雨宮のいる組織は第七部隊は雨宮直属として基本留守番要因である事が多い。
その為めったに表に出る事が無い事も最近気になっている。
ジェニファー・キャッシュマン ???歳 超人種 キャッシュマン一族の創始者 元太陽系連合軍総司令
生ける伝説と呼ばれている超人の一人。キャッシュマン血族の頂点。噂によると統合歴以前から生きているという噂。
元軍人で太陽系連合を設立した本人。現在の連合軍にあまり良い感情を抱いておらず、自らの力を蓄える為にキャッシュマンエレクトロニクスを設立、スペースワーカーの研究に一石を投じる。雨宮に会った瞬間一目惚れしたらしく、積極的にアタックしていたが雨宮には一切伝わらず、またロペに遠慮をしていた事も有りなかなか実を結ばなかったが、ロペの支援を受け何とか雨宮に自分の行為を理解させることに成功した。
(2) ハイパーヒューマノイド化 銀河旅団総司令補佐官
雨宮の無茶を陰からサポートする役割を・・・したくなかったがやらなければならない立ち位置にいる為艦内の通信施設にこもりっきりになり、中々表に出られなくなっている。
戦闘が起こる度にマギアシリーズの主砲及び紋章兵器が、銀河系の何処に影響を及ぼしているのかをバーバラやゲールマン等元教え子元部下等から情報を集め、被害者などがいないかを確認していく毎日。
つい最近雨宮が周りの被害から様々な影響が出ている事に気づき、自重し始めた事にほっと胸をなで下ろしている。
しかしこの被害から生まれる利益が何故か莫大なものとなっていて、自身の経営するキャッシュマンエレクトロニクスのグループの利益が雨宮出現前から比べると数倍にも及ぶものになっており、その原因究明にも追われていて暇が無い。
常々雨宮の子供が欲しいと思っているのだが娘の事もあり、今更兄弟を増やすのもどうだろうとも思っており中々積極的に行動出来ない。
最近の趣味はラピスの食堂にて夜に開催される晩酌会。
酒好きの集まりで催される会で、そのおつまみとして給仕長セイラーの焼き鳥が大好物になってしまい、未だ酒など殆ど出ないのに焼き鳥だけを食べに通う毎日を送っている。
キャンディ・キャッシュマン 33歳 キャッシュマン一族の三女
全面的にセレブリティな雰囲気をまとうキャッシュマン一族の三女、上から数えると序列は六番目、力の次女アーニー、技の長女エストの二人と違いバランス型の努力する天才。
現在ロペを含むキャッシュマン一族の中で最も戦闘能力が高いが、淑女としての在り方を模索する中でその力を見せることは決してしないと誓いを立てる、しかし雨宮たちがキャッシュマン邸に訪れた際、
自分と同レベルの者やはるかに格上の存在を見つけ力を隠す必要性を感じなくなった。
雨宮の存在に違和感を覚える数少ない一人、キャッシュマン一族の中でも異質な存在ではあるが、家族への愛情は人一倍、特に末妹のパメラに対しては非常に甘い顔を見せる。
冒険者としてのランクはBランクこれはエストがAランクより上に行かない事から、その一つしたくらいでいいとの考えであえてランクを上げずにとどまっている。
姉エストと同じく火星ダンジョンへとソロで侵入し傷一つ無く帰ってくる姿から、『不懐の乙女』と呼ばれているが、パーティを断られた男達からは『ツンドリル』と、陰で呼ばれている。
趣味はVRゲーム、特にRPGに目が無く幼いころから新旧ソフトウェアを買い漁り、バグゲ~で有名な『エンダーVSジャパン』でトッププレイヤーとして君臨していた。その時のPNは『ねじり棒』
(2) 超人種 銀河旅団近衛第四部隊エスト隊副隊長
雨宮に完全に傾倒しているわけではないが、非常に好ましく思っているのは確か。
先頃ライによる量産型量産計画の一端を担い、雨宮とロペの合作であるウルトラロボットクリエイターをクリアし、周回プレイを繰り返し行っている。
現実に干渉する謎のプログラムを解析するべく繰り返し量産計画と並行し解析を行おうとしてはいたものの、妹と共にゲームに打ち込むのが楽しくてしょうが無い。
親衛隊ミリュによって異世界の存在としてマークされている事を知っており、接触されるのを待っている。
中二をこじらせたような内面をしているが、上手く仮面を使いこなし他にはばれないようにしているが、サーバーの中を監視出来る雨宮、ミリュ、リファンリアの三人には筒抜けであり雨宮に至っては彼女が楽しめるように、ウルトラロボットクリエイターの大型アップデートを実装する事に決めている。
立場上中々ロペやエスト達姉妹との接点が持てず、一緒に食事ぐらいしたいと思っているのだがお互い忙しく、今のところかなう予定がない。
ウルトラロボットクリエイターにて自分の為に最強のマシンを作る事を目標にして日々素材集めに奔走しているが、実は機械音痴でありプレイヤーとして最低限の能力は持ち合わせてはいるものの、クリエイターとしてはライの手助けが必須であるが故に思うように行かない事を少し残念に思っている。
アーニー・キャッシュマン 34歳 キャッシュマン一族の次女
キャッシュマン一族の中で最も順当に生きてきた苦労人。
太陽系連合軍のホープとして軍に迎え入れられ、名門キャッシュマン家の一員として大いに期待されていたが、本人には全く軍に対しての興味が無く僅か二年で軍を退役その後は様々なコロニーを渡り歩き、アルバイトをして生計を立てていた時期があった。
その後ジェニから別に怒っていないからかえっておいでと促され、家に戻った時には代わりにロペが軍へ入隊したから何も問題は無いと聞かされ、自分のせいでロペが軍に無理矢理入れられたと勘違いしてしまう。
数年後ロペが休暇の為に実家に里帰りしてきた時、その内協力して貰う事があるからちゃんと身体を鍛えておいてと言われ、その時が来るのを待ち冒険者へと転身する。
ダンジョンアタックを繰り返し、姉エストが冒険者を一時休業し婚活に専念すると言い始めると「無理だろ」と冷酷に言い放ったという。
雨宮転生後ロペから再度連絡を貰い冒険者を休業合流し銀河旅団へと合流する。
(2) ハイパーヒューマノイド化 銀河旅団近衛第四部隊エスト隊所属
アトレーティオ4襲撃の際、皆と離れ装備を調えにやってきたのと同じタイミングで巻き込まれ、自身も人知れず海賊を討伐しながら他の冒険者達と共にシェルターへと避難、その際に建物の屋上からゲルン・マースを応援する雨宮をみておかしな奴もいるもんだと、その直ぐ近くのシェルターへと逃げ込んで事なきを得た。
合流後他の姉妹達と暫く共に行動していたが、雨宮の私室に侵入しようとして失敗しそのまま奥の部屋に連れ込まれる。
その時偶然雨宮は誰にも言え無いような実験をしている途中で、雨宮は彼女に傀儡として死んで操られるか、全てを差し出し永遠に眷属となるかの二択を迫られる。
しかし彼女は雨宮の中の暗い欲望を知ったが「どちらも選ばない。でも私が貴方の味方でいてあげる。全部あげるから笑っていよう?」
そう言い雨宮の全てを受け入れた。
現在アーニーは近衛に所属しているが、正式にはマギア・ジェドの艦長でもある。
七番艦を任されるアーニーは雨宮からの真の信頼を勝ち得たと言えるかもしれない。。
エスト・キャッシュマン 35歳 超人種 キャッシュマン一族の長女
超人キャッシュマン一族の長女、成人後大学生と両立し冒険者ランクAを達成した生粋のエリート。
学生の頃は冒険者としてのあだ名『流星のエスト』として多くの女学生に慕われていた。
キャッシュマン一族としては唯一、火星ダンジョンをソロで中層まで到達した超人中の超人。冒険者としての実力は既にSランクに届いているという噂があるが、婚期が遠のくという理由でSランクに昇格することを頑なに拒んでいる。
軍には入らず冒険者一本でやってきたが婚活のため休業、太陽系各地の婚活パーティに参加するも本名がばれるたびに、言い寄ってきていた男性は離れていくため、冒険者として活躍し過ぎたことを後悔している。
しかしそんな考えもある中、火星ダンジョンの謎を解き明かしたいとも考えているが、今の実力では中層を攻略することが出来ない為、パーティを組むことを考えている。
(2) ハイパーヒューマノイド化 近衛第四部隊エスト隊隊長
雨宮と合流し協力する事に決めてから暫く、アーニーが一時行方不明になる事があった。このことを不審に思い雨宮とアーニーが二人でいる所を捉え、問いただしに行こうとしたものの、総司令官と一般クルーの差は中々埋められず正式には雨宮に中々会えなかった。嫁であるロペにそのことを尋ねるのもおかしいと思い、独自に雨宮の事を調べていた所親衛隊ティオレによって捕縛、雨宮の秘密の部屋に閉じ込められる。
程なくエストと雨宮が完全に腕を組んで歩いている所が目撃される様になり、漸く結ばれたのかと周りはほっと胸をなで下ろしたが、実はそうではなく、アーニーの一件があり雨宮は普通にエストにも同じように二択を迫ったがエストは躊躇無く後者全てを捨てて眷属になる方を選んだ。しかしこの答えを予測していた雨宮はいい加減半端な距離感で迫られると怖い、と言う事もあり自身の秘密を共有、味方に引き込む事にしたが、本人は「遠慮しなくて良いんだよ?」と全てを捨てても一向にかまわないといい、アーニーに詰め寄られている。
好きな食べ物はアップルパイ。元々凝り性なエストはパイ生地から作る事を至上とし、アトレーティオ4へ行った際雨宮達と離れコンテナいっぱいのリンゴを購入している。
しかしアップルパイ以外の食べ物を作る事が何故か出来ず、他の物を作っても何故か失敗しロペからは汚物。と誹られる事もしばしばあった。
アーニーと同じく近衛ではあるが正式にはマギア・ジェドの副艦長でもある。
パメラ・キャッシュマン 20歳 超人種 キャッシュマン一族の六女
キャッシュマン一族の末っ子。冥王星圏で大人気の『魔法少女インフェルノ☆ミキ』が大好きで、様々なグッズを買いあさるのが趣味。
今年初めて冒険者として登録し、ランクはF、姉のエストの様になりたいと、ソロでダンジョンに潜る日々を続けている。
得意武器はミスリルロッド。魔法は苦手では無いが練習中の為、まともには扱えない。
またアメリアに甘やかされて育ったため、身体能力はかなり低く、超人種としては最低ランクの戦闘力。
特筆すべき特徴の無い普通の美少女。本人はスキルがまともに使えれば凄い。と言っているが・・・?
姉キャンディよりVRゲームに関する英才教育を受けており、VR空間では無類の強さを誇るが、現実ではそれに追いついておらず現実との乖離に悩んでいる。
(2) ネオヒューマノイド化 無職
VR空間と現実の狭間で揺れる新人類・・・。では無く雨宮と交わる事で眷属として生まれ変わり、ハイパーヒューマノイド化するはずだと思われていたが、謎のスキルに阻害され不完全なハイパーヒューマノイド、ネオヒューマノイドとして生まれ変わった。
パメラは光の戦士として巨大化して戦う事を実は躊躇っており、楽しんでいる体を見せつつも何か身体をむしばまれているような感覚を覚えている。
ロペと雨宮の検証の結果、この光の戦士化のスキルがナノマシンによる進化の妨げとなっている事が判明、中途半端な存在として初めてナノマシンによる進化が失敗した。
このことに危機感を覚えた雨宮は、急遽パメラをエスト達から引き離し秘密の部屋へと連れ込む。
このことを発端とし、アーニーやエストを引き込む事になる。
雨宮は光の枷と光の戦士化のスキルを分解する為何度かパメラを呼び、実験を繰り返していたが強い力に阻まれ幾度となく失敗を繰り返していた。
その原因は・・・ひみつである。
フォルネウス・キャッシュマン 33歳 超人種 キャッシュマン一族の次男
マルチな才能を持つBランク冒険者。実力的には生身ではBランク止まりだが、本人曰く、スペースワーカーを使わせれば右に出るものは居ない。
との事。しかし現状その実力は定かでは無く、むしろ、冒険者よりジェニの後継者として経営の方に才能を発揮している。
態度や口調からは想像が難しいが、細かな気遣いの出来るビジネスマン。
しかし冒険者として大成する夢をまだあきらめてはいない。それ故ひそかに雨宮について旅に出ようと考えているが、
自身が役職のある立場に居る為、踏ん切りがつかず、どっちつかずの行動になってしまっている。
本人曰く、スキルは戦闘向きじゃない。これのせいで冒険者としては伸びないのかもしれない。との事。
(2) ーーーキャッシュマンエレクトロニクス代表
一時的に雨宮と合流して航海をしていたが、強制的にジェニに送還されキャッシュマンエレクトロニクスの代表に就任する事になった。
これはジェニが雨宮から離れたくない一心で行われた人事で、冒険者でありつつもCE社にも籍を置いていた事に寄る人事でもあった。
冒険を楽しみにしていたフォルネウスであったが、ジェニの企みにより下手をすれば二度と冒険出来ない可能性のある地位に無理矢理据え付けられてしまった。
昇竜・キャッシュマン 22歳 超人種 キャッシュマン一族の五男
時代がかった話し方が特徴の冒険者。冒険者ランクはB。幼い頃から時代劇が大好きで、口調を真似ているうちに完全にデフォルトになった。
生身に寄る戦闘能力は極めて高く、経験を伴えば直ぐにでもAランクに昇格できるほどの実力者。
得意武器は小太刀。高い身体能力を活かしての素早い攻撃が得意。
戦闘に特化したスキルの持ち主で、子供の頃子供同士の喧嘩でスキルを使ってしまった事で自らを戒める気質がより高まって、侍の様な忍者の様な老成した今の人格が出来上がった。
雨宮の事を兄者と慕い、何かとついて行こうとするが、女性に対して免疫が全くなく、ラビスに乗り込んだ際今までにないほど多くの女性を目にして激しく動揺していた。
好きな食べ物はきつねうどん。嫌いな食べ物は酢豚のパイナップル。
(2) 銀河旅団近衛第四部隊エスト隊所属
合流した当初こそ女性に免疫がなく激しく動揺し、なるべく接触しないようにこそこそしていた昇竜だったが、徐々になれ落ち着きを取り戻しつつある、
ロペ主催の訓練に度々出席しており、その度に何故かエリザベスというカエルに叩きのめされている。
ある訓練の際共にロペの訓練に参加していた元冒険者のクルーのペットであるエリザベス(非戦闘形態)を誤って踏んづけてしまった事を境に、執拗に追いかけられては叩きのめされている。
しかし彼女も又ロペの訓練によって日に日にパワーアップしていく為、中々追い越し勝利する事が出来ない為近々雨宮に相談を持ちかけようと考えている。
蛙を踏んづけた事によって出来た奇妙な縁が、昇竜の心を激しくかき乱すかどうかは・・・おたのしみに。
キャッシュマン一族の紹介みたいになったなぁ。