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冒険よりいつもの道

動物にとって、分かれ道に来た時、本能的にいつもの道を選ぶ。それは未知の道は危険で、いつもの道のほうが圧倒的に安全だからだ。


猟師は、それっを知っていて罠を仕掛ける。


思考もしかりで、いくら問いただしてその場では「わかった」つもりでも、しばらくすると同じ過ちを繰り返す。


若者は訂正できて、年寄は訂正できないのか。それは、論理自体を訂正できるかどうかの差だ。人間の思考は記憶と推論の連続だ。記憶と記憶をつなぐ推論が同じ過程をたどれば、どんなに新しい記憶を入れても通るルートは変わらない。


若者も推論自体は変わらない。しかし、そこでこっちは間違いだというフラグによって別ルートに行ける。フラグが立つには分岐が見えなければならない。おそらく年を取ると分岐が見えなくなる。だからフラグが立たない。


いわゆる慣れというやつだ。生物的には便利な反面、変化の激しい現代ではリスクになりやすい。

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