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牢獄都市  作者: 布滝
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第22話 廃材回収

今回は長めです。暇な時にでもお読みください。

少女は作業場に到着すると、見張りの者に気付


かれないように、慎重に歩を進めていった。幸


い、見張りは居眠りしており、あまり苦にはなら


なかった。作業場の奥の今はもう使われていない


部分を見つけると、次は開発のための廃材を探し


始めた。無用心にも開けっ放しになっている倉庫


の中を覗き込むと、汎用性の高い丁度良い廃材が


あった。ひとまず必要と思われる分を適当に取


り、先程見つけた武装開発に適した場所に戻る。


少女は、手始めに銃器から造ることにする。作り


方がわからなかったとしても問題ではない。かつ


てここでは、兵器が製造されていたことがあっ


た。少女は、そのことを作業場に務める前に読む


ように、と渡された資料の中で知っていた。その


資料の中では、不安定な爆薬等もあり、危険なた


め近付かないように書かれていたが、少女はそれ


を問題としなかった。同じ資料から、一部の物は


完全な手作業で作り方の図を見ながら製造してい


たことも知っていたため、銃器の製造のための図


があっても不自然ではない。少女は廃材をその場


に置くと、再び倉庫に舞い戻った。

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