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拷問器具の素晴らしさを伝えたい!! 番外編2

番外編って便利

夜の展示室。

今日はめずらしく、“元来館者展示”がいない。

というのも――

ケースの中で完全に固まったまま、動くタイミングを逃したらしい。

鎧さんが腕を組む(本当は動かないが、雰囲気で)。

「……寝落ちだね」

ミニウィッチが驚く。

「展示って寝るんですか!?」

受付の人が静かに答える。

「人気が出すぎると、処理が重くなるんです」

ゲームみたいな理由だった。

ミニウィッチは小さなメモを出した。

「じゃあ今日は、“元来館者さんをどうやって帰すか会議”ですね!」

鎧さんが即答する。

「無理だね」

早い。

受付の人が資料を出す。

帰宅条件(最新版) ・星評価★★★★★

・イベント成功

・リアクション安定

・人気が落ち着く

ミニウィッチが固まる。

「最後むずかしくないですか?」

受付の人は微笑む。

「人気が落ちないと帰れません」

つまり詰み。

鎧さんがぼそっと言う。

「人気を下げる作戦にしよう」

ミニウィッチが目をキラキラさせる。

「例えば?」

鎧さんは真面目に答えた。

「説明をめちゃくちゃ長くする」

地味に効果ありそう。

受付の人がメモを書く。

案①:解説を12ページにする

ミニウィッチが慌てる。

「読まれなくなります!」

受付の人がうなずく。

「成功ですね」

成功の基準おかしい。

鎧さんが次の案を出す。

「リアクションを減らす」

ミニウィッチが言う。

「でも元来館者さん、何もしなくても面白いんですよね」

それ一番強い。

受付の人が静かに言った。

「では、普通にするのはどうでしょう」

三人とも沈黙。

一番むずかしいやつだ。

そのとき、ケースの中から小さな音がした。

「……むにゃ」

三人同時に振り向く。

鎧さんが言う。

「起きたね」

ミニウィッチがメモを握る。

「作戦どうします?」

受付の人は静かに答えた。

「とりあえず――」

少し間をあけて言った。

「イベント追加で」

帰す気ゼロだった。

その瞬間、館内アナウンス。

「新イベント準備中」

鎧さんがつぶやく。

「また人気出るね」

ミニウィッチが言う。

「帰れませんね」

受付の人が微笑む。

「仕様です」

パワー書くことがないっ

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