37 『マスゴミを乗り越えて』
第2部 第4章 第37話 『マスゴミを乗り越えて』
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予めこちらでも生配信をしているので、都合の良い切り貼りはされない。
この質疑によって、私の存在と案はより広く拡散されていくことになる。
その内容は支持者の中でも割れが生じたり、新規支持者が増えたりと様々だったが、警察、自衛隊、教師や政治家など、公務員にまでも浸透していった。
皮肉にも既得権益層が見せしめにしようと用意した場で、今まで斬新思想の若手哲学・政治系YouTuberと浮ついた扱いをされていた私が、政治家として認知されてしまったのだ。
そして既存のシステムへの懐疑を表明する政治家まで現れ始める。
結果として支持者は、ただ賛成コメントを書いたり拡散したりする者に留まらず、具体的な協力を申し出る者も現れだした。
人事は一番気を付けなければならないことではある。
『来るもの拒まず去る者は追わず』にすれば、スパイ天国になる。
かと言って、厳しくし過ぎて既存のノウハウを全く受け継がないとなれば、今の中華人民共和国の様な惨状になる。
取り敢えず、『能力があれば率先して手伝ってもらい、既にこの組織内で監察し、明らかに背信行為があれば組織から抜けてもらう。』支持者……。いや、もはや志願者とでも言うべきか。合意の上でその様な対策にした。
まずは、『大日本皇國アプリ』を作ってもらった。国になればマイナンバーを紐づけて重要な投票などにも活用していくが、現段階では動画投稿サイトにはやはりある程度の規制や統制があるので、それを回避し、賛否の意見を送ってもらうこと。
また、私の案に対しての論理的な賛否の意見と、更にその意見に対する個々人の賛否投票。
言い換えれば、『意見に対して賛否の票がつくので、その意見が一部の者の意見なのか、全体の意見なのか』が可視化されるのだ。
更に、出生年と性別も分類される。つまり、1996年生まれの男である私が何かに一票入れると、『1996年』、『男』という二つの情報が伝わるのだ。
これで私の案がどこまで好かれているのか?どこまで好かれていないのか?はたまた、どの程度の改良を大衆は望んでいるのか?
そしてそれらはどの世代なのか?男女ではどちらがそれを必要としているのか?
それらが細かくわかるようになった。
現段階では日本の電話番号によるユーザー登録による票なので、『1票=1人』とは見れないが、それでもおおよその意見は分かる。
アプリの項目は主にこれだ。
『私の案に対する意見』、『私の案への修正案・代替案』、『現状の理不尽かつ改案必須な事象の訴え(+事例アーカイブ/≪似た経験をした票≫)』、『その他政党への質問/裁定者個々人への質問(それぞれの未回答質問が10件を超えた場合は、≪気になる票≫の多い順に返答)』
もしこれが本格的なモノになれば、『重要投票(選挙・立法・政策)』、『簡易投票(苦情等)』、『国民裁判(現行法で裁けない法律上の理不尽を訴え、国民に投票してもらい判決に影響を及ぼす)』、『監察・国費台帳閲覧』、『裁定者の声』、『調停者の声』という項目も追加される。
それと同時に、現実的な作業が増えたことで、ZoRvATHのより哲学的な活動はほとんどできなくなっていた。
「政治が私の本心的なメインではないにしても、土台作りは重要だ。今はこれをやり進めるしかない。」
『それになにより、多くの人が私を支持してくれている。それが素直に嬉しい。』
『私が卑劣な連中を祓ってやるのだ……。』
――そんな私の心意気の中、先の質疑が世界中に拡散され、世界では『日本革命が新しい世界秩序を築くかもしれない。』と、多くの興味を持たれ、また一部からは恐怖されていた……。――
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次回!第2部 第4章 第38話
『国民投票』 DON'T MISS IT!!!




