(十六)試験飛行
ウチーチリ飛行隊の壊滅、超弩級魔竜、超弩級雷竜、監査部隊の密偵、上位竜種との知性的接触、そして、自分自身の属性顕現も含め、18年前の多くの事実を、イオキベはスズ・オラシオンに語った。
何より、300年の歴史を持つはずのベネトナシュ空域基地が、わずか18年前に引き揚げられたことに混乱するスズ。イオキベに対する自分の気持ち、その自分へのイオキベの答えを確認した彼女は、イオキベの知ること、やろうとしていることの全てを、聞く覚悟を決めるのだった。
――13歳のノリトが寝息を立てている間に、絶床世界は朝を迎えようとしていた。
「予備機の再塗装はどう?」
紅茶杯を置きながら、スズ・オラシオン大尉がノリト・オロスコフに尋ねた。海鮮醍醐焼飯を口に掻き込んでいた少年は、慌ててスプーンを置くと、答える。
「さきほど確認してきました、仕上がってます」
「そう。しっかりした仕事振りね、上出来です」
白い騎兵服を着込んだノリトは、正面から褒められて、顔を赤らめた。蛋白由来塗料の定着具合が気になって、起床してすぐに、昨日整備を終えたばかりの機体を、第一格納庫まで確認しに行っていたのだ。
「どうだい、うちの丁稚も、大したもんだろう」
「あなたはせめて、騎兵服を着用してから言ってください」
もりもりとサラダ菜を頬張るイオキベに対して、スズが嘆息をついた。ぎりぎりまで朝寝をしていた彼は、白い肌着に黒いハーフパンツのままだ。そのやりとりに、隊員たちはくすくす笑ったり、苦笑している。
食堂室の一角、円卓の一つを囲み、オラシオン小隊は揃って、朝食を摂っていた。席次は、初めてオラシオン小隊を紹介された時と同じ並びだ。
「一同、食べながら聞いてちょうだい」
大尉の言葉に、オラシオン小隊の面々は居住まいを正す。――毎朝、いつもの席次で行う朝食時の意識合わせは、この小隊ならではの習慣のようだ。他の小隊は個々に朝食を済ませた後、会議室で意識合わせを行っている。その違いが、他にはないオラシオン小隊の結束を示すようで、少年には好ましく感じられた。
「現段階を以って、予備機を当小隊の1番機とします」
「試験飛行はしないんですか?」
レーニスの問い掛けに、スズは頷く。
「予備機の分解整備が前倒しできたので、試験飛行も予定を早め、本日から行います。それに合わせ、今後の訓練予定を多少変更します」
オラシオン大尉の回答に、一同が頷く。
「まずは本日の予定から……1番機の試験飛行、操縦手は私がやります。後部座席には、ノリト君、あなたが乗ってちょうだい。イオキベさん、よろしいですね?」
えっ、と声を上げたノリトの脇で、茹で未成熟玉蜀黍を貪っていたイオキベが頷く。
「勿論、予備機を整備したのは、こいつだからな」
「い、いいんですか? 僕で?」
「勿論よ。どうして?」
大尉の疑問に、躊躇いながら、少年は口にした。
「――オンラード、さん、の代わりが、僕でいいんですか?」
オラシオン小隊の囲む円卓が、静まり返った。
左隣に座るイオキベから怒気が上がるのを感じ、ノリトは身震いしたが、彼は何も言わなかった。そういえば昨晩から、言葉を交わしていない。
「ノリト。代わりなんて、いないんだよ」
噛み締めるように、アウダースが言った。
中尉に名前を呼ばれたのは、初めてのような気がする。その濃茶色の瞳が、優しく、そして諌めるようにノリトを見つめている。
「オンラードの、代わりなんて、いないんだよ」
再び、噛み締めるように、アウダースが言った。
ノリトは円卓を見まわした。
目を伏せるソブリオ、涙ぐむレーニス、固い横顔のアンテット、悲しげに微笑むスズ、項垂れたラソン、そして、唇を噛むトゥシェ。――この時、少年は初めて、オンラードを見送ったオラシオン小隊の、深い哀しみを知った。
「すいま、せんでした……」
ノリトは円卓に目を落とし、そのまま、顔を上げられなかった。
「……ありがとう、ノリト君。ずっと、気にしてくれてたのね」
スズの優しい言葉が、かえって痛かった。
経験の足りない少年は、イオキベの言ったように、ずっと外野のままだったのだ。いつになったら、そんな気持ちが分かるようになるんだろう。ノリトはそう思った――けれど、そんな時は決して来て欲しくない。少年はそうも思った。
「オンラードは取り戻せない。でも、1番機の後部座席には誰かが必要なの。そして、試験飛行においては、整備をしてくれたあなたが適任者なの。分かってくれるわね?」
「はい」
顔を上げ、ノリトはオラシオン大尉の眼差しをまっすぐに受け止めた。
「ありがとう」
スズの言葉に、円卓の雰囲気が、すっと和む。
左隣の怒気が引き下がるのも感じたが、それでもノリトは、イオキベの方を向くことが出来なかった。
「では、意識合わせを続けます。2番機はアウダースとソブリオ、3番機はイオキベさんとトゥシェ、本日いっぱい、対弩級竜種戦を想定した分隊飛行訓練」
「了解!」
「うぃーす」
「……ちょ、ちょっと待ってください」
ラソンが口を挟んだ。
「一個中隊でも不足する弩級竜種に対して、たった2機、一個分隊で対応することを想定するんですか?」
「そうよ」
スズはあっさりと頷いた。
「先日の事例から考えても、今後は超弩級竜種との接近遭遇すら想定されます。今の討竜部隊はよほどの計画が無い限り、一個小隊で動くことが多いでしょう? 不意の遭遇において、いかなる竜種とも向き合える小隊となる――今回の訓練期間は、そこに注力したい。そのための航空術を、経験豊富なイオキベ氏から教授していただきたいの」
「なるほど……司令官は何と?」
「好きにしろ、との仰せだ」
アウダースが苦笑しながら付け足した。
「勿論、犬死するための訓練じゃないわ。いざとなれば……」
「うまく逃げる方法も、レクチャーしてやるさ」
胡瓜を齧りながら、素っ気なくイオキベが言う。
スズ、アウダース、イオキベの三人は、いつの間にか結託して、ガイツハルス少佐の承認を得るところまで進めていたらしい。そこまで理解して、ラソンは肩をすくめ、同意を示した。
「あの、あたしとラソン、レーニスは?」
「体力訓練」
「うげぇー……」
にこやかに告げるスズと、渋面をつくるアンテット。そんな二人をよそに、ノリトの脇腹をつんつん、とトゥシェがつつき、小声で言った。
(ねぇねぇ、大尉と飛ぶの、初めてだよね?)
(は、はい、そうです)
(ふふふ、あの人、空では性格変わるから)
(えっ)
(気をつけてね~)
嬉しそうに含み笑いするトゥシェに対し、少年は曖昧に笑うことしか出来なかった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『射出角度補正、良し、離陸を許可する』
「オラシオン小隊1番機、出ます!」
管制官からの許可に呼応して、ノリトは引金を引いた。
索引装置が走り出し、それに曳かれた1番機を、一気に加速させる。電磁射出機によって、わずか200メートルの間に、亜音速まで到達する航空騎兵。
今朝がた再塗装が終わったばかりの、紅色も鮮やかな討竜部隊機は、夏期間も真っ只中のベネトナシュ空域、どこまでも澄んだ絶床世界の青に、飛行形態でまっしぐらに吸い込まれていく。
「……ど、どうですか?」
慎重に機体を安定制御しながら、少年は前部座席に恐る恐る声を掛けた。今、オラシオン小隊1番機の全制御は、虚像把握制御を除き、ノリトが握っている。
「悪くない。だが、射出角度補正がまだ遅い。現状では全機緊急発進時、僚機に遅れを取るぞ。――もう一回」
ひぇっ、と息を呑みつつ、少年は了解を返した。
前部座席では、鮮やかな紅色の騎兵服に身を包んだスズ・オラシオン大尉が、腕組みをしながら、その涼しげな水色の瞳で、計器を睨んでいる。
電磁射出機を使っての離陸行為を、ノリトはもう、10回も繰り返していた。
その都度、オラシオン大尉からは、索引装置の固定の遅れや、射出角度補正の甘さ、離陸後の機体制御の不手際などを指摘され、改善を指示されている。
(――お、おかしいな、整備担当として試験飛行に参加したはずなんだけど)
10回目の「もう一回」をもらって、ノリトは内心、独りごちた――とはいえ、陸に居る時からは想像もつかない、極めて冷静な、極めて断定的なスズの言葉に、異論を挟めるほどの度胸も、少年には無かった。
「管制、こちらオラシオン小隊1番機、再度離陸試験を行います」
『了解。引き続き3番射出機を使用されたし』
短波無線越しに聞こえてくる管制官の声に、苦笑が混じっているのは考え違いではないだろう。「やれやれ、新兵が鬼大尉にしごかれてるぞ」……管制官たちの、そんな雑談すら聞こえてきそうだ。
大きく旋回して機首をベネトナシュ空域基地に向けながら、ノリトは前部座席のスズに聞こえないように、そっと嘆息した。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
亜音速で離陸した航空騎兵は、あっという間に基地浮島から1キロメートルほども離れた。その距離からは、ベネトナシュ空域基地の全体が見渡せる。
――直径約5キロメートル、周囲約15キロメートルにも及ぶ大型浮島。そのほぼ中央に建つ六角形の巨大建築物が、ベネトナシュ空域基地だ。
6つの辺のうち、4つが格納庫に当てられ、その前にはそれぞれ4基の電磁射出機が備えられている。残りの1つの辺が兵舎、もう1つの辺が会議室や食堂、肉体訓練室や電算室など多目的に使われている。
六角形の中央にそびえたつのが、その名の通り、中央管制塔だ。
基地全体の管理や航空騎兵の発着管制だけでなく、電離流域を超えることが可能な大出力超短波無線による、本隊にならびに他の基地浮島との通信も、ここから行えるようになっていた。
基地建物から離れた浮島の縁には、白く輝く石造円蓋建築が見える――ノリトにとっては、訳もわからずオンラードを見送った、あの葬祭場だ。
葬祭場へ続く歩道を除けば、基地浮島全体はほぼ、機能高分子繊維製の対熱甲板で覆われている。午前の陽光を呑み込んで、灰色に浮かぶベネトナシュ空域基地は、それ自体がひとつの、「絶床世界への抵抗の意志」のようにも感じられた。
その葬祭場にほど近い、浮島壁面から伸びるのが、ベネトナシュ空域基地から唯一伸びる太さ30メートルほどの桂管路だ。この桂管路は、20キロメートルほど先の超大型浮島、ベネトナシュ空域でただひとつの都市島「アルカイド」につながっている。
16番射出機から離陸した外部大型格納庫付きの兵站部隊4機が、討竜部隊の1個小隊に守られながら、ゆっくりとアルカイド方面に向かう様子が観察できた。あの外部大型格納庫には客室も備えられていて、少人数ではあるが、人員を輸送することもできる。
(――ホントなら僕ら、工房に向かってるところなんだけどなぁ)
隣の都市島「アルカイド」に行けば、他の都市島へ渡る定期便が出ている。それを乗り継げば、三日ほどでイオキベ工房には帰れるだろう。
不意にノリトは、ピュラーの簡素な手料理が懐かしくなった。彼女は今、どうしてるだろうか。
(いやいや、彼女じゃない、彼だった)
思わずノリトは頭を振った。
そんな少年に、冷静な声が飛ぶ。
「ノリト君」
「は、はいっ!」
「諸経費含め、電磁射出機の使用は一回につき、およそ10万リーベを要する。航空騎兵の飛行には1時間につき約100万リーベ。これらの費用は、あの兵站部隊機が向かった先の都市島、アルカイドも含めた各都市からの徴収で賄われている。本日現時点で、我々はすでに約200万リーベを消費している。これを適切な消費とするか、無駄な浪費とするかは、我々次第だ。集中しなさい」
「は、はいっ!」
徐々に冷徹に近づいていく彼女の声に、怖気をふるいつつも少年は答えた。辛うじて「君」付けで呼ばれていなければ、心が凍っていたかもしれない。
「――では、離陸試験、もう一度」
「は、はいっ!」
スズ・オラシオン大尉から「上出来」がもらえたのは、それから1時間後だった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「何かいつもより激しくね? あれ。とても試験飛行には見えないんだけど」
ベネトナシュ空域基地の広い滑走路の片隅に体育座りをして、遥か前方の上空を眺めながら、アンテットが言った。褐色の肌に玉の汗を浮かべている。
「あ、あれ、非揚力横回転だ……そのまま頂点後方宙返り」
金髪を真っ赤な布製髪飾りで総髪にした彼女の隣で、同じく体育座りをしながら、レーニスが薄茶色の瞳を凝らし、航空術の解説をしている。
ようやく離陸試験を終えたらしいオラシオン小隊1番機は、そのまま人型形態試験に入っているようだった。先ほどから人型形態のまま、様々な人型形態航空術を繰り広げている。
「うわ、頂点前方宙返りから連続非揚力横回転だよ……もうあれ、機体試験じゃないね。完全に新兵向け訓練だね」
時々、航空騎兵の飛行軌道がへろへろになるのは、操縦手をノリトに切り替えているためのようだ。オラシオン大尉がまず模範操縦を行い、次に操縦を交代した少年がそれを真似る。――典型的な新兵向け訓練の様子が、夏期間の蒼空に描かれていた。
「ノリト君、見込まれてるんだなぁ……僕も負けてられないよ」
「お、さすがゲロ仲間」
「それを言わないでよ……」
呑気に空を眺める二人に上に、ラソンの影が差した。
「お二人さん、体力訓練の途中なんですけど」
「勘弁してよ~……あたし、昨日の午後もずっと体力訓練だったんだからさ」
「あの、オラシオン大尉の航空術、もうちょっと見てたいんだけど……」
「――早くしないと、オラシオン大尉に密告しますよ?」
絶床世界を猛烈に切り裂くオラシオン小隊1番機の軌道を見つめた後、二人は慌てて腰を上げ、体力訓練に戻った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「――次は捻り込み体軸旋回を行う。推進方向を変えずに機体の向きだけを急激に変化させることで、特に乱戦において、電磁砲をより効果的に用いることを可能とする航空術だ。他の人型形態航空術と同じく重力制御とプラズマ推進を同調させることが前提だが、この場合、揚力もうまく使ってやる必要がある。揚力の掴み方によっては、操縦席により大きな負担をかけることがあるので注意が必要だ。『バック・ハンド』の名がついているように、腕部と腰部骨格をこのように使う」
スズ・オラシオン大尉は、淀みなく解説しつつ、誤りなく機体を操作した。
十二時方向に向かって亜音速で進みながら、オラシオン小隊1番機はいきなり、後ろを振り向きつつ上下を入れ替えた。――ちょうど、後ろ向きに進みながら中空で逆立ちするような格好だ。
「――これを上手くこなせれば、『攻撃手の望む方向』にいつでも機体を向けられる。360度、こんな風にだ」
引き続き十二時方向に推進しながら、オラシオン大尉が操作する都度、航空騎兵は中空でぐるぐると回転する。そのたびに操縦席を負荷が襲い、ノリトは一言も声を発することが出来ずにいた。
「――次、ノリト君、やってみたまえ」
ちょっと待ってください……と言おうとして、ノリト・オロスコフ少年は盛大に吐いた。保護機能が働き、吐瀉物、涙、鼻水が速やかに排出されるが、声が出てこない。
(あら、私としたことが、やり過ぎちゃった)
後部座席の呻き声に、スズは防護兜の中で、小さな赤い舌をぺろりと出した。前部座席にも色々と漂ってくるが、気にするような彼女では無い。
ノリトの様子が落ち着くのを待って、スズは後部座席に告げた。
「次の航空術で最後にしよう。加圧感知器に高負荷を掛けるから、あまり何度もできる航空術では無い。良く、見ていなさい」
少年は何とか、了解、と声を絞り出す。これで最後なら、何とか耐えきってみせる――男の意地の見せ所だ。
「行くぞ」
スズはそう言うと、制御基盤に素早く指を走らせ、重力制御桿を操作した。
その瞬間、オラシオン小隊1番機は、何の挙動も発生させずに、推進方向はそのままに、右側に100メートル、水平移動していた。続いて下方向、上方向、左方向、斜め右方向――航空騎兵はまったく動いていないように見えて、一瞬で位置を変えている。
がくん、と操縦席が揺れるのに合わせて、ノリトにも聞き覚えのある警告音が鳴った。機体に搭載している第四世代加圧感知器内の加圧探知毛が破損し、その機能に異常をきたし始めたのだ。
「ここまでか――」
そう呟くと、スズは航空騎兵を速やかに減速させ、中空に停止させた。ようやく負荷から解き放たれて、少年は前部座席に疑問を投げる。
「た、大尉、今のは?」
「逸水機動――重力偏向型内部骨格のみを使った、純粋な重力偏向による位置移動。内部骨格が生む仮想質量とそれに伴う重力偏向の程度を理解しておかないと、場合によってはいきなり完全失速墜落しかねない。……これね、私の、とっておきの航空術なの」
急に陸にいる時の口調になって、悪戯っぽくスズ・オラシオン大尉は言った。その口調に、少年は心からほっとした。
「ノリト君、君には教えてあげる。特にね、イオキベさんみたいに、目の良い相手には効果的なの。ああいうタイプの人には、残像だって見えるかも。……私だったら、彼との追従訓練にも勝ててたわ、きっと」
「あ、ありがとうございます!」
イオキベに勝てる――その言葉は少年の耳に、何よりの言祝ぎのように響いた。
「さあ、帰投しましょう、ノリト君。加圧感知器も換装してもらわなくちゃだし」
「はいっ!」
急に元気になって、ノリトは返答した。
その様子に、スズはくすくすと笑う。
「午前中はこれでおしまい。お昼御飯を食べたら、午後も頑張りましょうね」
「えっ?」
「えっ?」
急に真顔になって、ノリトは声を詰まらせた。
その様子に、スズは心底、怪訝そうに言葉を返す。
「だって、試験飛行の試験項目、2千8百項目中、まだ半分も済んでないわよ? まだまだ飛ばなくちゃ、ね?」
(えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!?)
少年の男の意地は、あっさりと砕け散った。
内心で絶叫するノリトをよそに、スズは軽やかな操作で機体を飛行形態に戻すと、機首をベネトナシュ空域基地へと向けた。
(つづく)
ぼんじゅーる!
ぼんそわーる!
うらぼーん!……季節柄です、すいませんでした。(←なんのこっちゃ)
▼ご連絡・その一
えー、非常に細かなことなんですが、「(六)オラシオン小隊」の回、隊員たちの自己紹介の回り順が間違ってました……。
誤)反時計回り
正)時計回り
アウダースはイオキベの左隣に座ったのに、反時計回りで自己紹介始めたらおかしなことになっちゃう!……まあ、細かなことなんですけど、いやどーもあははは。
▼ご連絡・その二
これまでは8千字程度を一話の目安として進めていたのですが、これからは4千字程度のまとまりで、更新スパンを確保したいと考えています。その方が皆さまのお目にも止まりやすいかと思いまして、前向きに!
つまりより大らかな気持ちで書き散らしちゃおう、そんな気持ちで、前向きに!
全中後編とかじゃなくて、(1)、(2)とかのナンバリングにします。
どこまで続いても良いように、これまた前向きに!
その為、より散文的というか惨文的になってしまう可能性大です……。
引き続きご愛読いただければ幸いです、どうぞ前向きに!
それでは、次回「都市島」。
さあ貴方も、絶界でフライ・ルー!(前向きに!)




