滝
「フィーシュッ!」
俺の手には大きな魚が握られている。魚は修業に最適だ。
魚の微弱な魔力は更に川が魔力を遮断し掠れるほどの魔力となっている
それを感知するには集中力が必要になる。
魚の川の中での鋭い瞬発力に対応する為には反射神経と[観察]が必要
捕まえたらご飯になる。一石三鳥のお得度だ。
俺は川を中心に生活スタイルを持ってくるようになっていた。
何故なら森から動物が消えてしまったから・・・なんだったんだアレは!?・・クソッ
新しい景色を見てみたいので、川をどんどん下りながら生活していた。
本当はただ一人になった寂しさを紛らわしたかっただけかもしれない。
川の終わりは滝になっていた。
俺は慎重に下を覗き込んでみる・・・・・あれは!???
滝壺の端で裸の少女が水浴びをしている。
ドックン
見た瞬間、理性は意味を無くし、本能が全てを支配する。
・・・・欲しい
少ししか飛び出てない石を取っ掛かりにし崖を下る。
一歩間違えれば死ぬ、だがそんな事どうでもいい 早く 早く!
スタン、と軽快に地面に足をつける。
少女が驚いた目で俺を見た。 目と目が合う
ドックン
俺は少女に飛び掛る、少女は何かを叫び、おかしな魔力の流れを感じたが
そんなの関係ない!
俺は少女の正面の飛び込んだ!
「俺と友だちになって欲しい!」
「え?」
何故か側面から声が聞こえ、頭に激しい衝撃を受けて意識が揺れる!
薄れる意識の中でケイジは少女の股間に象さんを見た・・・男・・だと!?・・・
俺は完全に意識を失った。
『呆れた奴だな』
『うるせーほっとけ!』
白い目で見てくる相棒に恥ずかしさも相まって強い口調で言い返す。
『はははっ、だがそれがいい!ケイジは気持ちの良い男だな!』
『相棒にゃ負けるよ・・・ところでお前の名前、俺知らないんだけど?』
『名前は無いな・・・なんなら付けてくれるか?』
『じゃあナイで』
『適当だなおい』
『嫌だった?』
相棒はニヤリと笑って言った。
『構わナイ』
『はははは・・・ワリー、笑えナイ』
『ば、馬鹿者!特に他意はない、深読みするな』
『・・・生きてたんだな、良かった』
『当然だ、俺を誰だと思ってる』
『畜生』
『ちくしょう!』
・・・・・・
うっすらと目の前の景色が広がっていく、何か夢を見た気がする・・・
何か清々しい気持ちになっていたが、意識がハッキリした瞬間頭がズキリと痛む。
「―――っ」
「目が覚めたかい?」
声のした方を見ると細かく網状に編まれた椅子に少女が座っていた。
片手に持った本と合わせてとても華麗な少女を演出している・・・いや男か。




