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この迷宮は魔力を吸収してる、魔力の流れを操作しているのだろう

そして俺は元は魔力の非常に低い存在で、故に誰よりも魔力の操作に長けている。


俺は迷宮の魔力を夢を作る原型と仮定した。


なら、迷宮の魔力を吸い出せば・・・夢から覚める筈だ。


現実の俺なら不可能だとしても、今の俺なら出来る!


俺は右手を地面に付け、迷宮に流れる魔力を感じる・・・っこれだな・・・。

魔力の質を同調させ、流れを自分に向ける

なんか違う力も混じってる気がするが・・・気のせいかな?




ケイジの予想は外れていた


力は別に強くなっていない

元々森で一人生き延びてきたケイジは、世界の中での自分の実力を把握していない。

倒せないと判断したのは未知の生物に対する防衛本能が働いただけである。

生き延びる術に長けたケイジは決して、自分を過大評価しない。


これは夢ではない

だが的を外れた予想から始めた行動は・・・あまりに的を射ていた。


思い込みから得たイメージは、本来出来なかった魔力の吸収を可能とする。


ケイジが摂取したドラゴンの血と、左手に融合したドラゴンの鱗が

莫大な魔力の吸収により化学反応を起こす。


本来耐え切れない量の魔力をケイジの体は吸収する

弾けるはずの内蔵器官は血の力で弾けない

裂けるはずの皮膚は鱗の力で裂けない


一欠片の血と一枚の鱗は魔力の吸収によりその力を増幅させる

作り変わり続けるケイジの肉体は既にドラゴンを超越していた

吸収は止まらない・・・。




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