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闇を超えて  作者: Kksk
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子供か?

次の目的地を目指し、森の中を歩く男がいた。赤い髪に黒いローブを纏い、背には長い槍を背負っている。

鳥の囀ずりに自分の気配を感じ隠れている動物や小さな魔獣。風で揺れる森の葉を感じていると、森の向こうから人間の雄叫びや角笛の音に、鳥は飛び立ち、動物や魔獣は慌てて姿を現し遠くへ隠れたようだ。


「どこかの国が戦をしているのか?そんな話は聞いていないが・・・・・・」


男はそっとマントで赤頭が見えないようにしながら森の中を駆けた。

兵士がいないかと気配を探したが、今は大丈夫のようで男は小さく息を吐き、戦場が見える位置にいた。


銅鑼の音が響き渡り戦場の森の近くに隠れた男は動悸をなんとか落ち着かせようと何度か息を吸ったり吐いたりを繰り返した。

そしてまた合図の音と共に剣がぶつかる音、剣で切られ血が流れる音が其処らじゅうで聞こえてきた。

男は何処の国が争っているのか調べるため、鎧の色を見ると、あの色は帝国の騎士団か!それじゃもう一つの兵士は。黒い格好の姿の兵士に男は首を傾げた。

ダーナ大陸には三つの国と小さな島国が一つあるがどの色とも違う兵士に、男はもっと見ようと望遠鏡を覗くと黒ずくめの兵士たちの前に、一人の子供が立っていた。


「・・・・・・子供?」


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