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第41話

33話から話数が間違ってました。すみません。既に修正済みです。

では41話目です。どうぞ。

 俺たちが行くことになっている遊園地の名は、《ハッピーランド》。国内でも入場者数が上位に入る規模の大きい遊園地だ。一日ではもちろんすべてを回ることもできず、近くのホテルに泊まったり、何度も足を運んだりする人たちが多いそうだ。



「楽しみだね、康太くん」

 今俺たちは電車に乗っている。ハッピーランドの最寄り駅まであと二駅のところだ。

 まぁ遊園地なんて何年も行ってないから遊び方を忘れちまったよ。そもそも出遅れたからたくさんは遊べないと思うけどな。

「それはもう謝ったじゃない……」

 結衣は萎れながら上目使いでこちらを見てくる。



「それにそんなにたくさんの乗り物に乗れなくても、こうして二人で遊園地に行けるんだから、それで……いいじゃない」

 だんだんと小さな声になりながら結衣は言う。そんなに遊園地に行きたかったんかね。乗り物が目的じゃないとなると、一体何が目的なんだ?



 最寄り駅はたいへん混んでいた。ここから歩くこと十分で遊園地に着く予定だ。それまで迷子になりやすい結衣をしっかり連れて行ってやらねばな。

 ほら、結衣。手を貸せ。

 俺は結衣の手を取り、迷子にならないよう引いていく。さぁ、遊園地までもう少しだ。


1分間の読書、ありがとうございました。

また明日の18時に会えることを願っています。

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