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第34話

勉強合宿なんてしたことありません。

では34話目です。どうぞ。

 体育祭も全体では大きな怪我なく無事に終わった。俺の胃袋だけは大きなダメージを負ったが。

「ごめんね、康太くん。私のせいでリレー出れなくなって。一生懸命練習したんだけど」

 いいよ気にするな。家に帰ったら正露角でも飲むさ。

「う、ごめんなさい。私、もっともっと練習するね」

 まだ食べさせる気なのか、この人は……。



 今日の帰りは結衣と俺二人だけだ。保健室で休んでいた俺に付き合って残ってたのが結衣だけだからだ。俺の腹を壊させてしまった責任として最後まで一緒に残り、更には俺のかばんを奪い取るように持ってしまった。なので俺は手ぶら状態。周りから見たら辺な関係に見えるだろうな。



「ねぇ康太くん。我儘言って悪いんだけど、来週の再テストのための勉強、付き合ってくれないかなぁ」

 ……ったくしょうがないな。今度は俺が結衣んちに行って教えてやるよ。今週末でいいな。

「えっ、えぇ!? 私の家に来るの!?」



 前回俺んちに来たからな。まぁ順番通り行くと今度は結衣んちな。

「あわわ、どうしよ。康太くんが来ちゃう。部屋、片付けてないよぉ」

 明後日までに片付けときゃいいだろ。もし予定通りに進まなかったら合宿になるからな。

「えぇ――っ!? そっ、それって!」

 こうして、幼馴染の週末の予定が決まった。


1分間の読書、ありがとうございました。

また今日の18時に会えることを願っています。

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