第27話
食後の運動はいいんですけど、昼飯あとは眠くなります。
では27話目です。どうぞ。
お縄についた泥棒さんの件はおしまい。これ以上関わるとせっかくの遊びが台無しになるからな。
ん~、そろそろお昼にするか。
「そうしよっか。それにしても投げちゃったなぁ……」
どうやら結衣は柔道の技を使ったことを後悔しているようだ。いいじゃないか、スリを捕まえられたんだし。
にしても、流石だったな。
「あんな門前で披露したくないよぉ~。スカート、めくれなかったかなぁ……」
結衣はスカートの裾を気にして、チラチラとこちらを見てくる。
大丈夫だ。俺以外には見えていない……はずだ。
「~~~~……もう、死にたい」
昼飯はラーメン。そして見てしまった罰として、何故か俺が昼飯代を結衣の分まで支払うこととなった。なんでだよ。わざとじゃないし、昔は裸の付き合いとかしょっちゅうだったってのに。
お、このラーメンうまいな。
「うん……美味しいね……」
そんなどんよりしてると、美味い物もうまく食えねえぞ。
はぁうまかった。さて、食後の運動にボウリングでもしますか。
「うん……そだね……」
ったくいつまで引きずってんだよ。
「康太くんは全然乙女の気持ちが分かってなぁ~~いっ!」
結衣が乙女ねぇ~。
それよりもそんな頭ガシガシやってると、きれいな髪が台無しだぞ。
「――っ!?」
……? お~い、どうした。……また固まってら。
1分間の読書、ありがとうございました。
また明日の18時に会えることを願っています。




