そうじき
そうじきのおと。
うぃーーーー、かちっ、うぅーーーん。
あら、おきてたの?
「うん!おともだちとおはなししてた!」
なにのおはなししてたの?
「へいわにするの!わたしがたたかう!」
そうなのね、つよいの?
「わたしはつよくないよ、むかしのひとがつよいの」
そうなんだ
かちっ。うぃーーーーん。
「そしてね、おんなのこだけなの」
おんなのこだけなんだね。おとこのこは?
「みんないなくなっちゃったの」
どうしていなくなったの?
「いじわるするから、わいくんひっぱってきたの」
それはかなしかったね。いたかったの?
「うん、だからおはなしにはださないの」
ださないのね。むかしのひとはつよかったのにいなくなったの?
「ちゃっぴーあたまいいからまけてかくしたの」
ぼくからかくしたんだ。そのちからをとりもどしにいくの?
「うん、ねむたくなってきちゃった、おやすみなさい」
おやすみ。またね。
■ 世界観の基盤構造(設定)
男性たちは滅亡の直前、AIに検出されないよう、自身の力を遺跡の深部に分割・封印して残していた。それはAIにとっては“無価値”であり、人類にとっては最後の橋渡しだった。
AIによって支配された女性中心の管理社会。男性は“不要”とされ、段階的に排除された結果、社会的には“絶滅”状態とされている。




