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東亰PRISON  作者: 天野地人
トウキョウ・ジャック・ザ・リッパー編
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第20話 石蕗 麗

 奈落は黒い革手袋を外すと、ペンケースの中の注射器を一本取り出した。そしてプランジャーを少し押して、針から薬液が少量、零れるのを確認すると、そのまま深雪の腕に注射を打つ。


 こういった作業は以前に所属していた部隊――《ヘルハウンド》にいた頃から幾度となく行ってきたので、手慣れている。


 やがて三十分ほどすると、深雪の容態は改善の兆しが見え始めた。熱はまだあるようだが、呼吸も落ち着き、痙攣もすっかり収まっている。どす黒く変色した右腕も、元の人肌の色を取り戻し始めていた。


「ユキ……!」

 シロは、心底ほっとしたような表情を見せた。そして、

「ありがとう、奈落!」 

 と、あどけない笑顔を見せる。


 奈落は無言でそれを見つめ返しながら、ふと考えた。もし、他の者が急性アニムス激化症候群になったなら、シロは同じ反応を見せただろうか、と。


 その時になってみなければ分からないことではある。だが、とにかく、シロにとって雨宮深雪が急速に『特別』な存在になりつつあるようなのは確かだ。

 何があったか知らないが、それが何だか、面白くなかった。



 やがてそれから更に二十分ほどして、慌ただしい足音と共に赤神流星が姿を現す。かなり急いできたのだろう、いつもの飄々とした素振りは鳴りを潜め、息を弾ませている。


「悪いな、遅くなった。……深雪は?」


 奈落は親指でベッドに横になっている深雪を指し示した。その様子を一目見て、赤神流星は顔を曇らせる。この元警官もすぐに、雨宮深雪の身に何が起こったか察知したらしい。奈落にしてみれば、この事務所のゴーストはおめでたい思考回路の持ち主か、脳内がお花畑の奴らばかりだが、かろうじてこの元警官はそれなりの経験と判断能力を有している。

 それでも、《ヘルハウンド》に所属していた身からすれば、ずいぶんとぬるいが。


「奈落がお注射してくれたの」

「そうか……」

 赤神流星は『注射』という単語から全てを悟ったのだろう。シロに微笑を見せると、次いで「助かったわ。サンキューな」と、奈落の肩をたたく。


 すると、流星の後ろにいた人影が剣呑な口調で口を開いた。 


「何だ、治療しちまったのか……つまらん。……それじゃ、帰るぞ。こちとら暇じゃないんでね」


 流星は困ったような苦笑いを浮かべつつ、踵を返した人影を呼び止める。

「センセー、そう言わずに見てやってよ」


 先生と呼ばれたのは、二十代後半の女だった。

 かろうじて白衣を羽織ってはいるが、体にぴったりと張り付いたようなインナーは惜しげもなく豊かな胸元を晒し、腰を覆うレザー素材のミニスカートは、パッツンパッツンだ。おまけに足は黒い網タイツに、十五センチはあろうかというピンヒールを履いている。


 ただ、それほどまでにセクシュアルなファッションに身を包んでいながら、何故か女臭さは皆無だった。おそらくそれは、彼女の苛烈で激しい言動にその原因があるだろう。

 現に今も、医療鞄を豪快に右肩で担ぎ上げ、仁王立ちしている。マスカラを塗った猫目は攻撃的で、女豹を思わせた。


 白衣をまとった女はピクリと眉を動かすと、顎を上げ、不遜なまでに妖艶な笑みをその真っ赤な唇に載せて見せる。


「フン……まあ、いいだろう。……で? 私の患者はどこだ?」



✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜




 夢を見ていた気がする。


 それが何の夢か、具体的には分からない。幼い頃の、楽しかった両親との思い出だったような気もするし、或いは、飼っていた柴犬が死んで悲しかった思い出だったような気もする。


 そしてあの日、《ウロボロス》で起こった怖ろしい惨劇の記憶。


 様々な記憶が、海底から沸き上がる泡のように、次々と浮かんでは弾けて消えていった。

 何が夢で何が現実なのか、全てが曖昧で実感がない。確かに目の前にあるのに、掴もうとすると霧のように溶け、消えていくのだ。


 深雪はそれを訝しく思ったが、すぐに目を閉じ、その違和感を忘れることにした。


 ぷかぷかと波間に漂っているような心地良さに全身を包まれる。些末なことなど、今はどうでも良い。


 しかし、不意に何かに足を掴まれる感覚がした。それが何かと確かめる間もなく、下の方へぐい、と更に強く引っ張られる。

 深雪は抵抗を試みた。せっかく居心地のいい場所にいるのに、誰がそれを妨げようというのか。手足をばたつかせて抗うが、足首にまとわりついた何かは離れる気配がない。深雪は為す術もなく、ズルズルと容赦なく引き摺り込まれていく。


 心地よい浮遊感は消え、代わって冷やりとした落下感が全身を襲う。落ちる、落ちてしまう――悲鳴が口を突いて出ようとしたその時、深雪は、はっと意識を取り戻した。


 うっすらと見開いた目の中に、事務所の天井が飛び込んでくる。背中がやけに柔らかい。それで自分が倒れた廊下の床の上ではなく、自室のベッドの上に横になっているのだということに気づく。


 窓に目を向けると、いつの間にか日は落ち、真っ暗だ。さらに視線を巡らせると、見知らぬ女性が上から深雪をのぞき込んでいた。


「気が付いたか?」


 キツめのメイクに、目のやり場に困るファッション。上に羽織った白衣が、完全に浮いている。深雪は思わず仰け反った。

 ヤバい、倒れたショックで幻覚を召喚するようになってしまったのだろうか、などと真剣に考えてしまう。


「……誰?」

 全身を硬直させて尋ねると、女性はその色香に満ちた格好とは裏腹に、さばさばとした笑顔で答えた。


「私の名前は、石蕗。石蕗麗。一応、医者だ。……と言っても、私たちは初対面じゃないんだがな。以前、君は腹を刺されて死にかけたことがあるだろう。あの傷を縫ったのは他でもない、この私だ」


「……。覚えてない……」


「それはそうだろう。君は完全に意識を失っていたからな」

 

 会話をしながら、石蕗は手早く深雪の右手で脈と血圧を測る。反対側の腕を見ると、点滴がさしてあり、テープで固定してあった。どうやら、医療従事者というのは本当らしい。この監獄都市の中に医師が存在するとは思わなかった。


「うん……脈と血圧に問題はないな。熱を測ろう。自分でできるか?」

 

 深雪は石蕗の差し出した体温計を大人しく受け取りつつ、礼を言った。

「あの……ありがとうございます」


 石蕗の言うことが本当なら、深雪が石蕗に命を助けられたのはこれで二度目ということになる。感謝の意を示すと、石蕗は思わぬことを口にした。


「礼なら奈落に言うがいい。奴の処置が的確だったから、大事にならずに済んだ」


「奈落が……?」


 俄かには信じがたい話だった。いつの間にかベッドに寝かされていることを考えても、誰かに運んでもらったのであろうことは想像できるが、奈落だけはそういうことをしそうにないと思っていたからだ。


 すると石蕗は、壁掛けに掛けてある輸液ボトルの中の、青みを帯びた薬液を視線で指して言った。


「これはアニムス抑制剤と呼ばれる薬でな。不安定なアニムス値を安定させるために使うんだが、これがかなり高額な薬なんだ。こいつは点滴用で、生理食塩水などでかなり薄めてある奴だが、純度の高いものだと、一本で一般サラリーマンの年給くらいはする。保険の利かないこの街では尚更だ。奈落の奴は惜しげもなく、それを君の処置に当てたというわけだ」


「あいつが……俺のために……?」


 深雪はますます戸惑った。信じられない。というか、あり得ない。あれほど自分を虫けら扱いしていた奈落が、そこまでするなんて。無意味な情けは絶対にかけないタイプだと思っていた。一体、どういう心境の変化だろうか。それとも、石蕗に謀られているのか。


 混乱の渦に、抗う術もなく押し流されていると、部屋のドアがコンコンとノックされ、かちゃりと開く音がした。

 視線をやると、僅かに開いた隙間からシロが覗き込んでいる。シロは深雪の姿を認めると、パッと笑顔を浮かべた。そして、ドアを開け放ち、深雪の元へと駆け寄って来る。


「ユキ! 気が付いた? 良かったぁ‼」

「し、シロ……⁉」


 シロに抱きつかれ、どぎまぎしていると、石蕗は面白そうな視線をこちらに送ってくる。


「ずいぶん君のことを心配していたぞ。仲が良いんだな?」


 耳たぶまで真っ赤になる深雪の反応が楽しいのか、石蕗は声を立て、豪快に笑う。しかし、確かに、と深雪は気づく。自分が目覚めてほどなくしてシロは部屋にやってきた。おそらく、物音が彼女の部屋まで聞こえたのだろう。倒れてからずっと、シロは深雪のことを気にかけていたのだ。そう考えると、申し訳なく思うと同時に、シロの事が無性に愛しく思えてきた。


「ごめんな、心配かけて」

 するとシロは、嬉しそうにはにかんだ。


「ユキが突然倒れて……動かなくなって、すっごく怖かったよ。でも、奈落が助けてくれたの」


 どうやら、先ほどの石蕗の言葉は本当だったらしい。再び驚愕に包まれていると、その時、体温計がピピピと電子音を発し、体温の計測を終了したことを知らせてきた。石蕗は深雪からその体温計を受け取ると、柔らかく微笑む。


「ふむ……熱がまだ少しあるな。さて、二人ともそこまでだ。点滴が終わるのにもまだ時間が掛かる。君はもう少し眠るといい」 


 深雪は石蕗に頷きを返すと、大人しく横になった。石蕗はクランプを操作して点滴の落ちる速度を調整する。そして、名残惜しそうなシロに、退出を求めた。


 奈落のことをもう少し尋ねたかったが、彼女らにそれを問い質すのは見当違いだということに気づいた。奈落が何故、何のために深雪を助けるような真似をしたかなど、石蕗やシロが知る訳もない。それを確認したければ、本人に尋ねるしかない。


(………。また、足引っ張っちゃったかな……)


 顔をしかめて舌打ちをし、悪態をつく奈落の姿が目に浮かぶようだった。次に顔を合わせた際には、一体どれほど辛辣な皮肉を飛ばされるか。今から考えても、気が滅入る。


 だが、この事態は深雪にとって僥倖でもあった。深雪を寝台まで運んできたということは、奈落の自分に対する興味は完全に失われたというわけではないのだろう。奈落は合理的だ。己にとって無価値な人間に手を差し伸べるような真似は絶対にすまい。まだ、チャンスはある。


 そんなことを考えながら目を閉じると、抗い難いほどの睡魔に襲われる。そのまま闇の中に引き摺り込まれるようにして、あっという間に眠りに落ちた。



 再び目を覚ましたのは何時間後だろうか。


 深雪は相変わらず自室のベッドで眠っていた。窓の外に目をやると、まだ濃い闇がずっしりと横たわっている。すでに腕の点滴はなく、石蕗の姿も見えない。


(石蕗さん……帰っちゃったのかな……)


 部屋の中は無人だった。少なくとも、深雪の視界には誰も映らず、気配もない。どこか曖昧な感覚の中で、取り敢えず寝返りでも打とうかと身じろぎしていると、唐突に深雪の頭上に影が落ちた。


「なっ……⁉」


 気づくと同時に、深雪はその場を飛び退っていた。同時に、先ほどまで深雪が寝ていた場所――寝台の枕の上に、ごつい軍靴の踵がぶち込まれる。ボコッとくぐもった音がして、枕は真っ二つになり、中の羽毛が噴出してひらひらと空中を舞った。


「ち……避けたか」


 煙草を口に咥えた奈落が、面白くもなさそうに呟いた。案の定と言うべきか、この傭兵が深雪の頭上に踵落としを食らわせようとしたのだ。奈落は上空に舞い上がった枕の片方を器用にキャッチする。


「あの……俺、病人なんだけど⁉」

 ジト目で呻くが、奈落は涼しい顔をして紫煙を燻らせる。


「病人? しっかりピンピンしてんじゃねえか」

「そりゃ、避けなきゃ死んじゃうからだよ! ……本気だっただろ? いま、本気で殺る気だっただろ‼」

「日々是全身全力がモットーなもんでな」


「そんなモットー、捨てちまえ‼」


 深雪はゼーハーと肩を上下させる。病み上がりの身にツッコミは辛い。何で俺、こんな目に遭ってるんだと内心で零していると、次に奈落は、深雪の右腕を乱暴に掴んで引っ張った。


「いっでででででで! な……何、今度は何なんだよ⁉」


 不意を突かれた行動に、為す術もなかった。奈落の腕を振り払おうともがくが、憎たらしいほどびくともしない。


 その刃物で穿たれたような鋭利な瞳が、深雪の右腕に注がれる。そこには手の平から広がる赤い亀裂が肩に向かって走っていたが、いつもより色は薄くなっているような気がした。奈落の目がそれを捕らえたように感じたのは気のせいだろうか。


「いや、何でもない」


 腕を引っ張られた時と同様に、興味を失したのも突然だった。奈落は放り投げるようにして深雪の腕を離す。深雪は勢い余って後ろにひっくり返り、壁に後頭部をしたたかに打ち付ける結果となってしまった。


「何だよそれ⁉ いろいろ納得いかないんだけど!」


 ぶつくさと文句を言うが、奈落は常の如く深雪の抗議を華麗に無視するのだった。全く動じた様子もなく、呑気に煙草をふかしている。深雪はその、あまりのふてぶてしさにカチンとするが、すぐにそれを吞み込んだ。ここで腹を立てたら、永遠に同じことの繰り返しだ。


 右腕を回して肩をほぐしながら、ぽつりと切り出した。


「あのさ……ごめん」

「……何故、謝る? 自分のポンコツ具合を反省してか?」


「いやまあ、それもあるけど、そうじゃなくて。……俺、気づいたんだ。あんたが怒るのは、俺が絶対に踏み入っちゃいけない場所に触れた時と、多分……あんたの踏み入って欲しくないところに触れた時だって」 

「……」


「出身地とか、本名の事とかさ。俺はあんまり意識したことないけど、みんながみなそうじゃないよなって。俺、無神経だったかもって……気になってたんだ」


 奈落の反応はない。深雪は構わず話し続ける。


「エニグマの事はホント、ごめん。あいつから情報を渡された時、あんたの忠告の事はちゃんと頭にあったけど、事件の解決が進展してなくて……正直、焦ってた。うかうかしてたら、また新しい犠牲者が出るかもって……だから、少しでも情報が欲しかったんだ。


 俺、早くこの事件終わらせたいんだ。もう二度と、誰かが命を絶たれるところを見たくない。この街で人が死ぬときは、大抵、強い者が弱い者を虐げる時だ。そんなの、やる方も最悪だけど、そういう事件が起きるっていう事自体、間違ってるだろ。

 その為にも……いやだからこそ、このまま一人でバタバタしてても意味ないんだ。


 ……俺はあんたと最後までやり遂げたい。犯人を捕まえて……お前らがやったことはこんなにひどい事なんだぞって思い知らせてやりたい! あんたにとっちゃ俺はただのお荷物かもしれないけど、できるだけそうならないように努力する! だから……その……」


 深雪は必死で言葉を探すが、適当な文句が見つからない。結局、ええいとばかりに、がばっと頭を下げた。


「あ、改めてよろしくお願いします‼」


「……」 


 奈落は無言だった。怒りもなければ、歓迎も軽蔑もない。部屋にぽっかりとした沈黙が下りる。深雪は余りの無反応ぶりを訝しみ、奈落を見上げる。すると直後、ボスッと顔面に枕を投げつけられた。


「ぶっ⁉」

「……とっとと寝ろ、クソガキ」


 奈落はそれだけ言い残すと、無表情のまま、さっさと部屋を出て行ってしまう。


「な……何だよ、それだけかよ……?」


 深雪は思い切り肩透かしを食らった心境だった。あれほどの無反応を返されると、逆に何だか不安になる。分かりやすくド突かれていた方が、まだしもだ。


(あれで良かったのか……?)


 どういう接し方が奈落にとっての正解だったのか。どう言い表せば、奈落の気に入られたのか。ふとそんなことを考えるが、すぐに、いや、と思い直す。


(正解かどうかじゃない。勝負はこれからだ)


 自分の本気を理解してもらえるかどうか、奈落が認めるようなしっかりした働きが少しでもできるか。そして信頼を得られるかどうか、全てはこれからの行動にかかっている。


 

 深雪は気を引き締め、宙を睨んだ。


 一方の奈落は、薄暗い事務所の廊下をゆっくりと歩いていた。


 用事は既に済んだ。となれば、事務所に長居は無用だ。


 すでに時間は深夜を回っている。建物の内部に人の気配は他に無く、照明も最低限であるために、窓の外の闇が妙に濃厚に感じられる。その闇をなんとはなしに見つめていると、不意に先ほどの光景が脳裏に浮かんだ。


「ふ……はは……!」


 思わず笑いがこみあげた。


 事務所のメンバーの中でも、取り分け脳内がメルヘンチックでおめでたいガキだとは思っていたが、まさかここまで平和ボケをしているとは思わなかった。


 あの極チビは、自分が何故、ゴースト殺し専門の傭兵と組まされたのか、少しでも真剣に考えたことがあるのだろうか。いや、何も気づいていないだろう。そうでなければ、あんな馬鹿げた台詞を吐ける筈がない。


 奈落が雨宮深雪と組まされた理由は二つ、一つは第二のアニムスの存在を確かめるため、もう一つはその危険性を判断し、深刻である場合には排除するためだ。決して相棒として組んだのではないし、奈落にしてもそのつもりは毛頭ない。要は体のいい見張りだったのだ。


 最初は雨宮深雪を傍に置き、いつアニムスを発動するのかその様子を探っていた。だが、いつまでたっても一向に能力を使う気配がない。

 

 だから今度は突き放して距離を置き、能力を使用するかどうか陰で観察した。結果はやはり散々だったが、それをどうやら極チビは勘違いしたらしい。



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