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東亰PRISON  作者: 天野地人
《新八洲特区》動乱編Ⅰ
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第33話 激戦③

 その声は《アイアンガード》のみならず、PSC.ヴァルキリーやあさぎり警備会社の《死刑執行人(リーパー)》にも届いていた。


「これは……!」


 目を見開いて、腕輪型端末を確認する《あさぎり》の馬渕(まぶち)時成(ときなり)天沢(あまさわ)伊吹(いぶき)もニッと笑って抗争鎮圧の手を止め、端末へ意識を向ける。


「お、誰かと思えば《死神》くんじゃーん!」


 一方、《ヴァルキリー》の(まゆずみ)狭霧(さぎり)は眉根を寄せ、仲間の傭兵たちを振り返った。


「おい、どういう事だ? 東雲探偵事務所の連中には、こちらのアドレスを教えていないはずだよな?」


「もちろんです! 先だっての《収管庁》職員の護衛時における情報漏洩の問題もありますし、情報管理は徹底しています! ……なあ?」


「そ、そうですよ!」 


「お、俺じゃありませんよ!」


「俺も情報漏洩はしていません!!」


 彼らは熟練の傭兵であり、現代の戦争においてどれだけ情報が重要であるかはよく理解している。そう簡単に情報漏洩をしたりはしない。


 ビルの屋上でスナイパーライフルを構える蘇芳(すおう)(あきら)は、ふと呟いた。


「……ひょっとして、こちらのネットワークに不正アクセスされたんじゃない? 東雲探偵事務所には確か腕利きのハッカーがいるんでしょ?」


 すると、漆葉(うるしは)薫子(かおるこ)も《食虫植物(カニヴァラス・プラント)》を操りながら艶美に微笑む。


「どうやらその様ですねえ。けれど、こちらのセキュリティもそれほど脆弱という訳ではないのに……うふふ、大したものですねえ」


 彼らの反応は深雪にも届いていた。


 もちろん、不正アクセスに抵抗感を示されることも想定済みだ。だがそれでも、絶対にこの機を逃すわけにはいかなかった。


 かつてないほどの規模に発展した、この災害級大規模抗争の鎮圧に失敗すれば、《中立地帯》はもちろん《監獄都市》そのものが崩壊してしまう。ここで踏ん張れるかどうかが、《監獄都市》の未来を決めるとすら言っていいかもしれない。


 いま起こっている巨大抗争はそれほどの大事件なのだ。


 深雪は慎重に、けれど熱のこもった口調で訴える。


「突然、端末にアクセスしてすみません。けれど、どうしても聞いて欲しい事があります。

 皆さんもご存じの通り、いま《中立地帯》は大きな危機に瀕しています! 上松組の内部抗争を発端とした衝突は、《中立地帯》の広範囲に及んでおり、規模もこれまでになく大きい。

 もはや各事務所単独の力では抗しきれません! 今こそ五大《死刑執行人(リーパー)》事務所で協力し合う時ではないでしょうか!?」


 ところが、《あさぎり》の特命室一班、布袋(ほてい)(たける)はその提案に難色を示す。


「ふむ……言わんとしていることは分かるが、我々は我々の所属する事務所の指示に則って動いている。現場で勝手な判断を下し、本部を無視して行動することはできんぞ」

 

《ヴァルキリー》の執行一課隊長、(まゆずみ)狭霧(さぎり)もまた気乗りしない様子だった。


「そうだな。それに協力し合うと簡単に言ってくれるが、指揮系統の構築も満足にできていない中でそれが可能なのか? 

 雨宮、君も知っているだろうが、他の事務所は東雲のような少数精鋭という極端な態勢を取っているところは少ない。五大事務所に所属する《死刑執行人(リーパー)》を全て含めると、かなりの人数に上る。三百人は下らないだろう。それを誰がまとめるのだ?」


「確かに、何の合意や調整も無く、急に協力体制を敷くのは無理があるでしょう。俺たちも今回はそこまでは求めません。でもせめて、情報を共有し合うことはできませんか? それだけでもずいぶん変わると思います!」


 すると、《ヴァルキリー》の執行二課所属の漆葉(うるしは)薫子(かおるこ)は、それに興味を抱いたらしく、少し態度を軟化させた。


「情報共有……ですか。悪くない案ですが、でも一体どうやって?」


「今から皆さんに、東雲探偵事務所で開発したアプリを配信します。抗争の発生状況や進行具合などをつぶさに把握することができ、《リスト登録》されたゴーストを判別することもできる、とても便利なアプリです。

 ウイルスやマルウェアに感染する危険は全く無いので安心してください。それをインストールするか否かは、各自の判断にお任せしますが、この街の平穏を取り戻すためにも、できれば活用していただけると幸いです」


 それは他の事務所の《死刑執行人(リーパー)》にとって願ってもない提案だった。街中はどこもかしこも無秩序の大乱闘と化しており、どこで戦闘が起きているかを把握するだけでも困難だ。


 ましてや、暴れ回る暴徒が《リスト登録》されているかどうかを確認する余裕など皆無に等しい。


 PSC.ヴァルキリーの(まゆずみ)狭霧(さぎり)は、漆葉(うるしは)薫子(かおるこ)とアイコンタクトを取る。そしてARヘッドマウントディスプレイを操作し、アプリをインストールすることを決めた。


 あさぎり警備会社や東京アイアンガード・セキュリティーオフィスの面々も、躊躇しつつ腕輪型端末にアプリをインストールしてそれを起動させる。


 すると、画面にウサギのマスコットが浮かび上がった。


 マリアの使役するAIナビだ。


『やっほー、マリアちゃんだよー! みんな《らびなび》をインストールしてくれてありがとね!!』


 《らびなび》とは『ラビット・ナビゲーション』のことらしい。アプリの起動時に『Rabbit‐Nabigation』のロゴが表示された。


 略して《らびなび》だ。


『それじゃ、これからマリアちゃんが《らびなび》の使い方を説明しちゃうよ~!! ほいっと! まずこれが《中立地帯》のマップね。目まぐるしく変化する《中立地帯》の戦況をリアルタイムで分かりやすく表示するよ! みんな、分かったかな~?』


「あ……ああ」


「何か、ノリが独特っていうか……想像していたのと違うわね」


 《ヴァルキリー》の(まゆずみ)狭霧(さぎり)蘇芳(すおう)(あきら)は戸惑いを浮かべつつも頷いた。


「でもこの地図、どう見るんですか? 記号がたくさんあってよく分からないんですが……」


 《アイアンガード》の伊集院(いじゅういん)大貴(だいき)が遠慮がちに尋ねると、ウサギはぴっと人差し指を立てた。


 因みに、アプリによって複数同時通話(ボイスチャット)も可能となるため、《らびなび》を通して行われた会話はアプリをインストールした全員に共有される。


『それをこれから説明するよ! まず、地図上の青い点で示されているのが、戦闘行為をしていない普通の人たち。オレンジ色の点は《死刑執行人(リーパー)》ね、連携してなくても一応は味方だから、攻撃しちゃダメ!』


「なるほど、なるほど……確かにこれは便利ですねえ。……とすると、この点滅している赤いアイコンが戦闘の行われている場所を示しているということでしょうか?」

 

 《ヴァルキリー》の漆葉(うるしは)薫子(かおるこ)が指摘すると、ウサギのマスコットは得意げに胸を反らせた。


『ふふ~ん、大正解、その通り! 因みに、表示されている画像の右上アイコンをタップすると、ストリートビューモードにしたり、音声ナビゲーションモードにしたりすることができるよ! 攻撃意志のあるゴースト……つまり敵の頭上には特有のアイコンが浮かぶから、狙いやすいでしょ?』


 《あさぎり》の馬渕(まぶち)時成(ときなり)は腕輪型端末にインストールしたアプリをさっそく操作してみた。表示はシンプルで見やすく、地図の拡大や縮小をする際の操作感も悪くない。


「ほほう……これは助かるな。このアプリを使えば、危害の意志を持つゴーストに先制で攻撃を与えやすくなるということか」


「画面もなんかゲームみたいッスね。割と馴染みがあるっつーか」


 馬渕の部下、天沢(あまさわ)伊吹(いぶき)も感心した様子だ。


『因みに、既に《リスト登録》されていて、いつでも《リスト執行》できるゴーストの頭上にはウサギのマークが浮かびまーす!』


 マリアの分身AIがそう言うと同時に、画面にウサギのマークが浮かび上がった。


「おおっ! なるほどな!」


 《あさぎり》特命執行室四班の犬飼(いぬかい)虹子(にじこ)はガッツポーズをする。


 だが、同事務所・特命執行室一班の布袋(ほてい)(たける)は微妙な表情を浮かべるのだった。


「な……何だかこう……悪趣味だな……」


 布袋の言うことも分からなくはなかった。


 ウサギのアイコンはピンク色をしており、女児向けマスコットみたいなコロコロとしたフォルムなのだ。


 この戦場みたいな空間でそれが浮かぶ光景は、確かに何とも言えずシュールだった。


『他の新機能も続々アップデートしていく予定なんで、乞うご期待だよ~ん!!』


 ウサギのマスコットはそう言うと、ぽこんという軽快な音と共に姿を消す。


 それから深雪が再び口を開いた。


「抗争は、とにかく起こった段階でいかに早く叩き、大きく燃え広がらないようにするかが重要です。この地図アプリとボイスチャットを併用し、協力とまではいかなくとも、うまく《死刑執行人(リーパー)》の兵力を集中させたり分散させたりすれば、以前より効率的に《中立地帯》全域をカバーすることができると思います」


 だから、どうか連携の機会を潰さないで欲しい。


 《中立地帯》を、そして《監獄都市》を守るため力を貸して欲しい。


 深雪は祈るような心境でそう説明した。


 受け入れてもらえるか否か、賛否は五分五分か。そう予想していたが、意外にも、《ヴァルキリー》執行一課・(まゆずみ)狭霧(さぎり)は好意的な反応を示す。


「ふん……これは良いな。さっそく使わせてもらおう」


「黛さん……!」


「……そうね、狭霧(さぎり)の言う通りよ。狙撃手(スナイパー)としての立場から言わせてもらうと、(マト)が識別しやすくなってそれだけでも大いに助かるわ。有難く使わせてもらうわね」


 蘇芳(すおう)(あきら)も、いつもダウナーな彼女にしては珍しく声を弾ませる。


 また、あさぎり警備会社や東京アイアンガード・セキュリティーオフィスも《らびなび》を採用することを即断した。


 この危機的状況を乗り越えるためには、もはや各々の事務所のやり方がどうだとか、四の五の言ってはいられない。


 《あさぎり》の特命執行室一班、布袋(ほてい)(たける)は《らびなび》に目を通すと、他の《死刑執行人(リーパー)》へ指示を出す。


「よし、この地図によると港区元赤坂方面で新たな抗争が始まっているようだ。一班、二班、三班は該当する抗争の鎮圧に向かう。四班、五班、六班は千代田区麹町の方へ向かってくれ。このアプリで常時連絡を取り合い、特定の班が孤立することなく常に複数犯で対処するようにするぞ!」


「はい!」


「了解です!!」


 抗争の全体像を把握ることができ、やるべきことが明確になれば、当然、意欲も向上する。《らびなび》のおかげでPSC.ヴァルキリーやあさぎり警備会社の動きは見違えるほど良くなった。


 それは東京アイアンガード・セキュリティーオフィスも同じだ。


 これまではいつどこから、誰が襲いかかってくるか分からず、恐怖に駆られていた。だが、『敵』の動きがはっきりと掴めるようになったことで、冷静に判断し行動することができるようになったのだ。


「この辺にも徐々にゴーストが近づきつつありますね」


 《らびなび》に視線を向けつつ空閑(くが)勇海(いさみ)が呟くと、伊集院(いじゅういん)大貴(だいき)も大きく頷く。


「大隊長である佐鳥さんが頭部を負傷している以上、僕たちが戦うしかない……!!」


 そして、警棒を取り出した。スタンガン機能がついているものの、良くも悪くも殺傷能力は低い。アニムスを持つゴースト相手にどれだけ通用するか。


 おまけに荒事に不慣れな彼らは、警棒を握る手も小刻みに震わせている。


 それを察知した流星は、《アイアンガード》の特殊警備隊に告げる。


「まあまあ、そう気負うなよ。慣れねえこと無茶してやると、大怪我するぞ」


「し、しかし、だからと言って僕らも何もしないわけには……!!」


「《リスト執行》を含む戦闘は俺と神狼がやる。あんたたち《アイアンガード》は負傷者への処置や、いざという時の住民の避難誘導を頼む」


 流星の言葉に、神狼も賛同した。


「適材適所ダ。お前たちの苦手なことハ俺たちがやリ、お前たちの苦手なことハ俺たちがやル」


「それはつまり……互いに補完し合い、共同で抗争鎮圧に取り組むということですか……!?」


 空閑(くが)はハッとした。次期・《中立地帯の死神》である雨宮深雪もまた同様の事を言っていたことを思い出したからだ。


 伊集院(いじゅういん)も唇を噛み、覚悟を決める。自分たちの力だけではここを乗り切ることはできない、東雲探偵事務所の《死刑執行人(リーパー)》と力を合わせる他ないのだと。


「こうなったら仕方がない……こちらこそお願いします、東雲探偵事務所の方々!」


 東雲探偵事務所が支援(サポート)に入ったのは東京アイアンガード・セキュリティーオフィスだけではない。


 あさぎり警備会社特命執行室の一班から三班、つまり布袋(ほてい)(たける)小此木(おこのぎ)安吾(あんご)烏丸(からすまる)五百里(いおり)の率いるチームは、暴れ狂う《Zアノン》信者の大群に囲まれ苦戦していた。


 《らびなび》の使い勝手が良いのは間違いないが、彼らは《リスト執行》を担当した経験が殆どない。《リスト登録》されている者を実際に処刑するのに、どうしても躊躇してしまう。


 また、二手に別れてしまったため、経験豊富な馬渕ら四班も近くにいない。滅茶苦茶にアニムスを撃ってくる《Zアノン》信者に四方八方を取り囲まれ、特命執行室の一班、二班、三班は一か所に追い詰められていく。


 危うく袋叩きにされそうになったその時、東雲探偵事務所の不動王奈落とオリヴィエ=ノアが救援に現れた。


「あさぎり警備会社のみなさん、ご無事ですか!?」


 オリヴィエは《スティグマ》を発動させ、血でできた巨大鎌で《Zアノン》信者たちを一掃しながら《あさぎり》の面々の元へ駆け寄った。


「お、お前たちは……!」


「東雲探偵事務所の《死刑執行人(リーパー)》、オリヴィエ=ノアと不動王奈落か!? どうしてここに……!!」


 烏丸(からすまる)五百里(いおり)小此木(おこのぎ)安吾(あんご)は驚くと同時に、どこかほっとした様子を見せる。よほど切羽詰まっていたのだろう。


 だが、奈落は相手を気遣うどころか辛辣な一言を放つのだった。


「どうもこうもねえ。助けに来てやったんだよ、ヘッポコども」


「な……何だと!?」


「しっかりしろ、相手は素人だからと手を抜いちゃくれねえぞ。足を引っ張るなよ、三流《死刑執行人(リーパー)》ども」


 そう言うや否や、奈落は担いだロケットランチャーをぶっ放した。攻撃目的ではなく、あくまで相手を蹴散らすためだ。


 《ジ・アビス》は殺傷能力が異常なまでに高い上、必ずしも『飼い主』の命令を聞くとは限らないので、ここでは使用を控えている。


 一方、奈落から痛烈な言葉を浴びせられた《あさぎり》の《死刑執行人(リーパー)》たちは怒りを露わにした。あからさまに煽られ、小馬鹿にされて黙っているほど、彼らも腑抜けではない。


「くっ……誰が『素人』で『三流《死刑執行人(リーパー)》』だって!?」


「ナメるな!! 俺たち、あさぎり警備会社は業界最大手だぞ!!」


「そうだ! いくら東雲探偵事務所とて、侮辱される覚えはない!!」


 反論する《あさぎり》のメンバーだったが、奈落は鼻を鳴らし片目を眇めるのだった。


「フン、反論したいなら実際の働きで示すことだな。ただ威勢よく吠えるだけなら、駄犬でもできる」


 奈落の言うことは厳しいものの、一理あるということは《あさぎり》の面々も重々理解していた。己の存在を認めさせるには、自らその価値を示す他ないのだ。


 彼らは無力な一般人ではない。


 街を守るために存在している《死刑執行人(リーパー)》なのだから。


 特命執行室・二班の小此木(おこのぎ)安吾(あんご)は部下に向かって大声を張り上げた。


「言ってくれるじゃないか! ……おい、みんな!! ここまで虚仮にされて黙っていられるか!? 冗談じゃないよな!?」


「ええ!」


「もちろんです!!」


「今こそ俺たちの価値を示し、ムカつく東雲の《死刑執行人(リーパー)》を黙らせてやろう!!」


「はい!!」


 奮起する一班の姿は他の班にも好ましい影響を与えた。


 特命執行室・三班の烏丸(からすまる)五百里(いおり)も部下に発破をかける。


「僕たちも二班に続くぞ!! いくら《中立地帯の死神》とはいえ、こうも侮られてたまるか!!」


 あさぎり警備会社の《死刑執行人(リーパー)》たちは、再び《Zアノン》信者へと立ち向かっていく。


 自分たちはただの『広告塔(アイドル)』ではない。誰かを、そして何かを守る力があるのだということを証明するために。


 そんな彼らの姿を目にした奈落は小さく笑うと、手榴弾を取り出してピンを抜いた。そして、それを《Zアノン》信者たちへ投擲し、《あさぎり》の《死刑執行人(リーパー)》たちを援護してやる。


 その陰で、オリヴィエは《あさぎり》の布袋尊に頭を下げるのだった。


「申し訳ありません。うちの脳筋がそちらの部下の方々に、大変、無礼なことを……!」


「ははは、気にしないで下さい。おかげでうちのメンバーにも、いい具合に気合いが入ったようですし」


 それは布袋(ほてい)(たける)の本心だった。


 特命執行室の一班、二班、三班も決して実力が不足しているわけではない。ただ、経験が足りていないのは事実だ。


 だから、この街のどの事務所よりも経験豊富な東雲探偵事務所がフォローについてくれていると、それだけで心強いし有り難い。


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