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東亰PRISON  作者: 天野地人
トウキョウ・ジャック・ザ・リッパー編
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第11話 《素戔嗚》

「荒俣、いるか?」


 店内は外観度と同様に、何の飾り気もない空間だった。打ちっぱなしのコンクリートと古びた配管や剝き出しの配線盤が、やたらと目につく。

 カウンターの方を見ると、中は無人だった。誰かが出てくる気配もない。


 ただ、壁にかかった鳩時計がチッチッと素っ気なく時を刻んでいる。


「ホントに人がいるの、ここ……?」

 深雪が訝しく思いながら店内を見回していると、しばらくして奥からのそりと壮年の男が現れた。

 日焼けした褐色の肌に、真っ白の白髪。小柄だが、がっちりとした体形だ。角ばった顔の中に居座っている両目は、小さいが眼光が異様に鋭く、威圧感がある。


「何だ、東雲んとこのか。何しに来た?」

 壮年の男はシャガレ声で面倒くさそうに応対する。しかしすぐに、奈落の後ろにいる深雪の存在に気づいた。


「……おい、ウチはガキと女はお断りだぞ」

 壮年の男――荒又は、奈落と深雪にじろりと睨みをきかせる。


「問題ない。そいつも一応戦力に換算している。……六道は、だがな」

 奈落が何食わぬ顔で答えると、男は呆れたように鼻を鳴らした。


「ふん、新入りってことか。若い身空で……気の毒なこった」

「気の毒なのはこっちだ」

 奈落は文句を差し挟むが、荒又はニヤリと頬を吊り上げる。


「坊主のお守りでも押し付けられたか? いいことじゃねーか。お前みてえなのはな、コブがついてるくらいが丁度いいのよ」 

 カカ、と大笑する荒俣に、奈落はムスッと不機嫌そうだ。荒俣はそんな奈落には構わず、深雪に向かって声をかけてきた。


「俺は荒俣ってんだ。坊主、名は?」

「あ……雨宮深雪。っていうか、ここはどういうお店なの?」


「うちはな、武器屋だ」


「武器屋……?」

 RPGゲームの中などではよく耳にするそれだが、《東京》の中でその名を聞くと、何かの冗談のようにしか思えない。首を傾げる深雪の反応は織り込み済みだったのか、荒俣は再び、カカカ、と豪快に笑う。


「まあ、百聞は一見にしかずだ。待ってな」

 そう言うと荒俣は一度奥に引っ込み、再びカウンターに姿を現した時には、いくつかの拳銃と弾蒼類を手にしていた。


「ほらよ。お勧めはこのアメリカ製だ。中国製の最新式もあるぞ。そっちのロシア製は大味だが威力はある。引き(トリガー)が固いんで、坊主には向かねえかもしれねえがな。

 ……何だって用意してやるぜ。光学照準器付きの狙撃用(スナイパー)ライフルから迫撃砲、対戦車ミサイル砲までいろいろな。望むなら改造だってしてやるぞ」


(ああ、それで『武器屋』なのか……)


 カウンターの奥には南京錠のついた、透明なショーウインドウケースもあり、刀剣類や銃器、爆発物の類が所狭しと陳列されている。そういった攻撃用途に用いる武器を幅広く置いている店なのだろう。品揃えはミリタリーショップに似ているが、マニアやコレクターを相手にしていないところが、《素戔嗚》は違う。

 取り扱っているのは、あくまで実用目的のものばかりなのだ。


「でも、何のためにそんなものを……?」

 口にしてから、深雪はすぐに後悔した。それらが何のためのものか。言わずもがなではないか。

 すると荒俣は、深雪の心中を読んだかのように、勢い込んでこちらに前のめりになり、不敵な笑みを浮かべた。


「決まってるじゃねーか。ゴーストの野郎どもをブチのめすのよ」


 荒俣の瞳に凶暴な光が浮かぶ。


「本当は俺が直接ぶっ殺してやりてえがな、生憎とただの人間で、手を出したって返り討ちに合うのが関の山だ。死ぬのは怖くねえが、ゴーストの奴らに一矢でも報いらなきゃ、腹が収まらねえ! だからこうやって、武器を仕入れ、相応の奴に売ってんだ。凶悪なゴーストと戦って奴らをぶっ殺す、《死刑執行人(リーパー)》たちに、な!」


(この人、ゴーストを憎んでいる……?)


 荒俣の瞳の奥に狂気のようなものを感じ、深雪は戦慄を覚えた。思わず、どうしたらいいんだと、奈落の方へと視線を送る。ところが。

「………」

 奈落は二人の会話に興味がないのか、完全に無言だった。荒俣の出した銃を手に取り、動作を確かめている。肝心なところで役に立たない奴――と内心で舌打ちをしつつ、深雪は荒俣に反論した。


「で……でも、いいのか? 警察は何も言わないのか。銃刀法違反、とか……」


「はっ……舐めんなよ、小僧。国家権力が怖くてやってられるか! 警察だ⁉ 連中が何をしてくれた? ゴースト犯罪は増える一方だ‼」

「それは……そうかもしれないけど……」


「それに、言っただろう。俺ぁ遊びや金目的でこの商売やってんじゃねえ。例えサツの野郎にしょっぴかれようとも止める気はねえよ。それに……覚えときな、小僧。ウチは何でも売ってやるが、どいつが客だかは俺自身が決める。……分かったな?」


 深雪は荒俣の迫力にすっかり吞まれていた。荒俣は、手元の九mm口径、S&W社製自動拳銃をひっ掴み、深雪に向かって銃把(グリップ)を突きつける。そして、挑むようにして迫った。


「どうだ、坊主も一丁?」

「いや、でも俺……」

「どうした、怖いか? 銃が恐ろしいのか、それとも……ゴーストに対峙することが怖いか?」


 両眼を細めて深雪を見据える荒俣の眼光は、もはや完全に妖怪じみていた。


「………ッ!」

 深雪はその怨念にも似た荒俣の気迫に、身動きすら取れなかった。荒俣から感じるのは、強い憎しみだけだ。それ以外の感情は全て、彼の前では嘘になるような気がして、何も言い返せなかった。


「そいつに銃は必要ない」

 不意に、冷ややかな声が放たれた。奈落は相変わらず、荒俣の出してきた銃を構えたり手触りを確かめたりしている。だが、その言葉は間違いなく彼の発したものだった。


「……何故、そう言える? 決めるのは坊主だろうがよ」

 荒俣は不満げに食って掛かるが、奈落はさらりとそれをいなす。


「そいつには銃を扱えない。己に自信のない奴は、やたらと引き(トリガー)を引きたがる。……弾の無駄だ」

 そして、冷やりとした一瞥を荒俣に送った。剣匠によって研ぎ澄まされた刃物を、まるでぴたりと突き付けられたかのような鋭利なそれに、さすがの荒俣も渋々諦めざるを得ないようだった。荒俣の圧力から解放され、深雪は内心でホッとする。


(まあ……実際、扱えるとも思えないし)


 銃はどれもドラマや映画で見るものよりゴツイように見える。あれこれと部品がついていて、その扱いも覚えなければならないし、重さも結構あるだろう。狙ったところに命中させるのにはかなりの技術が必要なのではないか。あれを扱うより、ビー玉で《ランドマイン》を発動させた方が、深雪にとってはずっと楽だ。


「ち……だったら、ここへ何しにきやがったんだ?」

 荒俣の愚痴も尤もだった。深雪にとって奈落はありがたい助け舟だったが、荒俣にとっては営業妨害以外の何ものでもないだろう。


 奈落はどうやら、大型の刃物が流通していないか調べているようだった。その事だろうかと思っていると、予想通り、重藤に尋ねたことと同じ事を荒俣に問う。荒俣はむすっとして腕組みをした。


「さあなあ……うちじゃ最近、取り扱っちゃいないが……その刃物とやらはこの辺で卸したものに間違いないのか。《アラハバキ》や《レッド・ドラゴン》の連中が卸したブツなら、出所を特定するのはほぼ不可能だぞ」


「凶器が刃物かどうかも、まだ定かじゃない」

「……何だと⁉」

「容疑者はゴーストだ。むしろアニムスが使われた可能性の方が高いだろうな」

 奈落は何でもない事のように、澄ました顔でそう答えた。荒俣は目を剝いて怒鳴り始める。


「バッカ野郎、てめえ俺を舐めてんのか⁉ ウチは武器屋だ、それ以外の情報なんて扱っちゃいねえんだよ! もうちっとマシな情報引っ提げてから出直して来い‼ それとも何だ、仕事の邪魔をしに来やがったのか⁉」


 思う存分、怒りを発散させる荒俣。こめかみには青筋が立ち、マグマが沸騰したかのように顔を赤くしている。それに対し、奈落の態度はあくまでシベリアの永久凍土のようだった。

「舐めた真似をしているのはお前だろう、荒俣」

「何ぃ……⁉」

 すっかり茹でダコ状態の荒俣は、肩をいからせて、そう呻いた。しかし奈落は、偉そうな態度を崩さない。


「お前はこの東京の中で一番取り扱っている武器の種類が多い。そして、流通事情にも精通している。……そうだな?」

「……何が言いたい?」


「分かりきっている情報(ネタ)を漁りに、わざわざこんなボロ屋に出向くほど俺も暇じゃない。あまり失望させるな」


 それは、情報提供を募っている者の態度ではないのでは――深雪ですら内心でそう突っ込んでしまうほど、奈落の態度は傲岸不遜だった。あまりの尊大さに、いっそ、清々しささえ覚えるほどだ。

 普通の商売人であったら、そんな客など門前払いをし、二度と店には入れないだろう。

 だが、荒俣も奈落と同様に、まともではなかった。


「ちっ……言いやがったな……⁉」

 そう言って、武器屋のオヤジは、にやりと凄絶な笑みを浮かべる。荒俣がどこか嬉しそうに見えるのは、気のせいだろうか。


「何が何だか知らねーが、売られた喧嘩は買う性質でね。ここは東雲の顔に免じて言う通りにしてやらぁ。だがな、覚えとけよ! 今度そんな生意気な口ききやがったら、俺の改造銃で脳天ぶち抜いてやる! 分かったな⁉」

「……また来る」

 びしりと指を突きつける荒俣に対し、奈落はそれだけを答えた。


 そのまま、深雪と奈落は《素戔嗚》の店を後にする。


 昭和風情の溢れる川岸は無人で、さらさらと水の流れる音がするだけだ。柳が頭を垂れ、趣を一層深くしている。その様子を眺めていると、ここが《監獄都市》だという事も忘れそうになる。


 背幅があるせいか歩幅もあり、やたらと歩くのが早い奈落を小走りで追いかけながら、深雪はその背中に声をかける。


「あの荒俣って人、何かあったのか? ゴーストに対する思い入れが半端じゃなかったけど……」

「知るか。本人に聞け」

 返ってきたのは想像通りの、大変に素っ気ないものだった。深雪は口を尖らせる。


「聞いたって答えてくれないよ、きっと。どうせ何か知ってるんだろ? ……なあ!」

「………」


 もはや返事すら面倒になったのだろう、奈落は深雪をがっつりと無視してきた。ある程度、予想していた事とはいえ、あまりに決然とした無反応ぶりに、存在そのものを否定されたような気分になる。


「何だよ、重藤って人のことは教えてくれたのに。やっぱできてんじゃねーの……?」

 深雪は聞こえよがせに文句を言う。深雪としては、ささやかな嫌がらせのつもりだった。ところが、その代償はとんでもないものだった。奈落は忌々しげに舌打ちをして振り向くと、ハンドガンを抜き、その銃口を深雪の眉間に叩き込んできたのだ。


「ざけんな、クソガキ……てめえにその手のセリフは百年早えんだよ。そもそも何で俺がお前に逐一、情報を与えなきゃならねえんだ? それだけの価値がお前にあるのか⁉」


 奈落は容赦なく、銃口をぐりぐりと額に捻じ込んでくる。安全装置(セイフティー)が働いているのだろうが、そうでなかったら今頃、銃口は火を噴き、深雪の頭はスイカ割りの西瓜のようにパックリと真っ二つに抉れてきれいに割れていただろう。


「わ、分かったよ! 聞かない、何も聞かないから‼」


 深雪は両手を上げ、慌ててそう答えた。すると、奈落はこちらに情け容赦なく、小馬鹿にしたような視線を送り、再びくるりと背を向ける。深雪は安堵の息をつくと共に、一人胸中で呟いた。


(何かいろいろ教えてくれたかと思ったら、今度は無視とか……。いまいち行動法則みたいなのが分からないな。何だか気まぐれの獣みたいだ。そう……野生の大型獣)


 奈落が何故、重藤の店や荒俣の元を訪ねてまで大型の刃物を探しているのかは、最後まで分からなかった。ただ、どちらかというと、目的に拘っているというよりは、深雪に重藤や荒俣を会わせるのが目的だったのではないかとも思えてくる。


 それは深雪の思い過ごしだろうか。


(まさか、な。奈落が俺のこと考えてるなんて、そんな事、絶っっっ……対に、あり得ない) 


 深雪はそう思い直し、奈落の後を追ったのだった。



✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜




 それから三日ほどが経った。


 情報収集を続ける東雲探偵事務所の面々だったが、生憎と目ぼしい情報は何一つ得られなかった。 

 

 ただ一つ、得られたものといえば、奈落との接し方だ。何度も手痛くど突かれ続けたおかげで、深雪は何となくその攻撃を避けるタイミングを掴みつつあった。


(……って、そんなこと上達したって、意味なんかないんだけど……)


 非情にも、時間だけは刻々と過ぎて去っていく。愚図愚図していると、新たな被害者が出るのではないと、それが気掛かりでならなかった。


 ため息をつきつつ、街中を歩く。深雪は昼飯を食べ終わり、事務所に戻る途中だった。奈落は仕事以外で深雪とつるむ気はないらしく、街で別れてそれっきりだ。


(……そういえば、最近、右手があまり痛まないな)

 赤い亀裂の入った右手を開閉してみるが、穿つような激しい痛みや、じくじくとした違和感は感じない。この間までの激痛は何だったんだと言いたくなるくらい、異常は全く無かった。


 それが何故なのかは分からない。嵐の前触れのような気もしたが、痛みは無いに越したことはない。


 しばらく歩くと、見覚えのある面々を見かけた。男女の三人組で、中にピンクのモヒカンが混じっている。《ニーズヘッグ》のメンバーだ。《ニーズヘッグ》はゴーストギャングの中でも比較的、穏健なチームで、シロと仲がいい。その影響で、深雪も懇意にしている。


 だが、いつもは陽気な彼らの様子が、今日は少しおかしかった。互いに難しい表情をして、ピリピリした雰囲気を醸し出している。


「やあ」

 深雪が声をかけながら近づいていくと、《ニーズヘッグ》のメンバーもこちらに気付いた。


「お、シロんとこの新入りじゃねーか!」

 ピンクのモヒカンをした巨漢――鬼塚銀賀が真っ先に深雪の方を向く。続けて紅一点の皆守静紅が話しかけてきた。静紅はメガネのよく似合う、知的でクールな少女だ。

「一人? シロは一緒じゃないの?」


「ああ、うん……ちょっと色々あって……」

「何だなんだ、喧嘩でもしたか?」

 にやりと意地悪く笑う銀賀に、深雪は半眼で答える。


「そうじゃないよ。違うやつと組まされてるんだ」

「いわゆる、新人研修ってやつだね」

 からかう様な台詞は、《ニーズヘッグ》の(ヘッド)、竜ケ崎亞希のものだった。亞希は男にしては小柄で、一見すると、とてもチームの(ヘッド) を担っているようには見えない。深雪とは年齢が近いこともあって、話がよく合う。


「笑いごとじゃないよ。これがもう、すっげー気難しくて、すぐ手の出る奴なんだ。何度、命の危機に直面したことか……」

 深雪がそう愚痴ると、静紅は呆れたような声音でコメントを返してくる。


「まあ、あれよね。あそこの事務所に在籍してる時点で相当の命知らずよね、君って」

「……よく言われるよ。君たちこそ……ここで何してるの?」


 先ほどの、どこか殺気立ったような緊張感を思い出し、深雪は尋ねた。声をかけるとすぐにそれは消えてしまったが、彼らが何か深刻な問題に直面しているに違いなかった。


「こっちは見回りだよ、見回り!」

「君も知ってるでしょ? 女の子ばかり狙った連続殺人が起こっていること」

 銀賀と静紅が強張った表情で、それぞれ答えた。


「うちのチームは女の子も多いから、警戒しているんだよ」

 (ヘッド)としての責任感があるからだろうか。亞希もいつも以上に慎重だった。


「そうか……大変だな」

 深雪は声を落とす。事件があったのは渋谷で、新宿とは多少距離があるが、いつここまで飛び火してきてもおかしくはない。亞希たちが神経質になるのも、もっともな話だった。


「噂によりゃあ、昔暴れまわった殺人鬼――東京ジャック・ザ・リッパーが甦ったって話じゃねーか。メーワク千万だぜ、全く……」

 銀賀は荒々しい鼻息とともに、そう吐き出す。


「それも噂になってるの?」

 驚きと共に聞き返すと、静紅は首肯した。

「ええ。波多洋一郎……だっけ? 当時も有名だったもの」


(本当に……いつの間にか話が広がっているんだな)

 深雪は先日訪れた、重藤の言葉を思い出していた。《仲介屋》をしている彼女はこう言っていた筈だ。ここ、《監獄都市》では、いつの間にか情報が漏れるのだ、と。


(誰か……故意に情報を漏らしている奴がいる……?)

 もちろん、ただで漏らしているわけではないだろう。おそらく、情報をやり取りすることで金銭を授受しているのではないか。《仲介屋》などという奇妙な商売が成立する街だ。《情報屋》が存在していても何ら不思議ではない。


 例えば、この間接触を図ってきた、エニグマと名乗る情報屋などは、金さえ払えば喜んで情報を提供しそうだ。


 そんなことを考えていると、静紅が神妙な表情で口を開く。


「波多洋一郎って、熱狂的なファンが多いのよ。東京ジャック・ザ・リッパーなんてキャッチーな渾名をつけられているのが何よりの証拠。あんなに残虐な殺しをしてるのに……無神経な連中よね、ホント」


 静紅にしては珍しく、感情的で吐き捨てるような言い方だった。そこからも、彼らが今回の事件にいかに神経を尖らせているかがよく分かる。

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