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東亰PRISON  作者: 天野地人
《新八洲特区》胎動編
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第62話 大槻凱

 大槻凱は全速力で《瓦礫地帯》を走り抜けた。


 背後から《レギオン》がぴったりと追跡してくる。後ろを振り返っている余裕は無いが、足音や気配で後を付けられている事が分かるのだ。


 大槻は他の《彼岸桜》が逃げ切るのを最後まで待った。いわばその身に追っ手を引きつけたようなものであり、この結果は順当といえば順当だ。


「ほほう……まず最初に、俺をターゲットに選んだということか! 光栄なことだぜ!!」


 一体、どれほどの《レギオン》が自分を追っているのか、この目で見てやろう。大槻は意を決し背後を振り返る。


 ところが、先ほど目にした人型の《レギオン》はどこにもいない。大槻を追っているのは黒い犬の姿をしている、怖ろしく醜怪な化け物たちだった。


 大型犬の二倍はあろうかという漆黒の巨躯。獰猛な瞳は血を垂らしたような赤い光を灯しており、その数は必ずしも左右一対ではない。三つ、或いは四つや五つ、六つもある個体もある。


 ただ、その歪に並んだ複数の目は、いずれもぴたりと揃えたように大槻の動きを追っていた。まるで飢えた獣が獲物を狙うかのように。


 おまけに、逞しい四つ足にはいずれも研ぎ澄まされた爪が冷たい光を放ち、がぱっと開いた口腔内にはチェーンソーの刃を思わせる鋭い牙がびっしりと覗いている。まさに異形の姿だった。ざっと数えたところ三体はいるだろうか。 


「な……何だ、この化け物どもは!? さっきのガスマスクはどこへ行きやがったんだ!?」


 てっきり、ガスマスクの男たちに追われていると思ったのに。ガスマスクは――《レギオン》はどこへ行ったのだろう。《レギオン》を操る赤神流星は、大槻の《リスト執行》を担当しているのではないのか。


 疑問だらけだが、かと言って足を止めるわけにはいかない。立ち止まればそこで背後から迫る犬たちに喰い殺され、おしまいだからだ。


 走り続ける大槻は、やがて前方に横たわる瓦礫の山のてっぺんで何かが動いたのに気づいた。


 ――気のせいではない。夜闇に目を凝らすと、確かに例のガスマスクの男が立ちはだかり、こちらを見下ろしている。


 それに気づいた大槻は、すぐさま左手に旋回した。このまま直進すれば、後ろから追いかけてくる犬たちと前方のガスマスクで挟み撃ちにされてしまうからだ。


 大槻の方向転換を悟ったからか、ガスマスクの身体は即座に霧と化した。その霧はやがて二つに分かれ、それぞれ二体の犬の姿になる。そして、後ろの犬たちと連携し、追い込むようにして大槻を追う。


 その時、ようやく大槻は理解した。自分を追っている犬の化け物どもが、《レギオン》の別形態の一つであることを。


「はっ……そういうことかよ!!」


 大槻は全力で走るが、このままでは追い付かれるのも時間の問題だろう。何せ《瓦礫地帯》の足場は悪く、おまけにしばしば目の前に瓦礫の塊が現れ行く手を遮る。それをいちいち迂回していたら、あっという間に犬どもに捕まってしまう。


 大槻はアニムスを発動させ黒い球体を生み出し、瓦礫の山を一瞬にして消滅させた。


 大槻のアニムスは《エクリプス》という。いわゆる、(しょく)――ある天体が他の天体と重なり隠される現象にその名をちなんでいる。大槻が生み出す黒い球体が蝕に似ているからだ。


 その黒い球体が触れた物質は、何であろうと四方から力が加えられたかのように圧縮され、やがて消滅してしまう。


 大槻は次々と瞳に赤光を宿し、《エクリプス》を発動させ、行く手を阻む瓦礫を黒い球体によって消滅させていく。後には瓦礫の山や地が丸く抉り取られた、その跡だけが残った。大槻はその中をひたすら駆け抜ける。


(ちっ……俺は『猟犬』に追い回される獲物ってワケか……! ふざけやがって!! 全部で何体いるのか知らねえが、《エクリプス》ですべて消滅させてやるぜ!!)


 大槻は《エクリプス》で黒球を連発し、《レギオン》犬を直接、粉砕していった。そして次に現れた人型のガスマスクをした《レギオン》も、次々と《エクリプス》でぶち抜いていく。


 《レギオン》は全く歯ごたえが無く、特に抵抗をする素振りも見せない。まるでちょっとしたシューティングゲームのようだ。


(ふん……まるで手応えがないな。煙でも吹き飛ばしているみてえだ!!)


 大槻は《エクリプス》で《レギオン》を蹴散らしつつも、徐々に希望を抱きつつあった。


 そういえば、赤神流星は長いこと病床に伏せっており、現場に出てくるようになったのはつい最近のことであるという。この様子なら、まだ本調子とは程遠い状態なのかもしれない。その噂が本当なら、大槻が生き残る可能性も十分に残されているのではないか。


(せっかくここまで来たんだ! この世の地獄みてえなクソッたれた《監獄都市》で、ここまで生き延びてきた!! こんなところで、わけもわからぬまま死んでたまるか!!)


 大槻は東京生まれの東京度育ちだ。十歳の頃、中露同時侵攻が始まり、その一年後には、どちらかの軍が一年以内に関東まで到達するという情報が巷で飛び交った。誰ともなく始めた地方疎開が続々と広まり、大槻の一家も金沢にある父方の実家の元へ逃れることになった。


 そしてまさに家族揃って新幹線で移動しようとしたその日、東京の街はあの大異変に見舞われたのだ。


 何が起こったのか、ただでさえ幼かった大槻には全く分からなかった。同時に発生した大規模通信障害によって、テレビやラジオ、ネットニュースさえも混乱に陥り、ろくな情報が得られなかった。


 気づけばいつの間にか《関東大外殻》が出来上がり、やがて東京は《監獄都市》となった。そして大槻もまたゴーストとなり、そのまま街ごと《壁》の中に閉じ込められたのだ。


 両親と妹とはその際に離れ離れとなり、二度と会うことはなかった。三人がどうなったのか、生きているのか死んでいるのか。それさえも大槻は知らないままだ。


 しばらくすると、《レッド=ドラゴン》や《アラハバキ》といった新興の闇組織が多く生まれ台頭するようになった。それらがアニムスを用いて行う抗争や衝突は凄まじく、まさに戦争をしているかのような有り様だった。


 多くの(ゴースト)が長いものには巻かれろとばかりに、それらの闇組織に加わった。しかし曲がったことが嫌いな大槻は、どの闇組織にも属さず仲間とボディーガードや用心棒の仕事を始めた。


 主な顧客は《収管庁》の官僚などアニムスを持たない一般の人間たちだ。何せ《監獄都市》は深刻な戦争状態で、いつどこで誰が死んでもおかしくはなかった。護衛の手はどれだけあっても足りない。


 大槻の《エクリプス》は非常に強力なアニムスだったが、決してそれを利己的な用途では使用しなかった。子どもであったため信頼を得るのに難渋したが、それでも諦めず少しずつ顧客と仲間を増やしていった。おかげで順調に名が広まり、仕事も軌道に乗るようになった。


 しかしそれが仇となってしまった。当時は《アラハバキ》以外にもさまざまな闇組織が暗躍しており、大槻たちはその中の一つに目をつけられてしまったのだ。「ガキのくせに金を稼ぎやがって生意気だ」――それが暴力を受けた理由だった。そんな実に下らない理屈のせいで、同じ用心棒をしていた仲間は徹底的にいたぶられ無残に殺されたのだ。


 次は大槻だという時、助けてくれたのが当時すでに《アラハバキ》の構成員であった逢坂忍だった。


「何だ、お前まだ十五か。てっきり俺より年上かと思ったぜ」


 ボロ雑巾みたいになった大槻に手当てを施しながら、逢坂は笑った。


「年の割には老けてるって言うんでしょ。よく言われます」


 その頃の大槻は、闇組織の人間を心の底から嫌っていた。こんな連中がいるから世の中が滅茶苦茶になると唾棄すらしていた。何があろうと、極力、関わり合いにはなりたくない。つっけんどんな口調で返すと、逢坂は包帯を巻いた大槻の肩をポンと叩く。


「そう怒んなよ。しっかりしてるって誉めてんだよ。……仲間のことは残念だったな。どうだ、うちに来ねえか?」


「……。裏の世界は嫌いです」


「そうか、実は俺もだ」


「え……?」


 大槻は驚いた。《アラハバキ》は既に当時、頭角を現し始めていて、他よりずっと存在感のある組織だった。そんな組織に属している構成員の口からそのような言葉が飛び出してくるとは、夢にも思わなかったのだ。


 逢坂は打って変わって、真剣な表情をして言う。


「仁義だ何だと言ったって、結局この世は金だ。それは表も裏も変わらねえ。けど、だからって愚痴ばかり垂れていても仕方ねえだろう。……どうしようもない世界でも、信じられるものはある。信じるに値する奴もいる。俺には分かるぜ。お前は信じられる奴だってな」


「……どうしてそんなことが分かるんですか?」


「そりゃお前、勘だよ勘!」


「その勘が外れていて、俺がどうしようもない悪党だったら? そして逢坂さんの命を狙ったらどうするんですか?」


「そうだなあ……勘が外れちまったら仕方ねえな。そん時はそん時よ」


 そう言って逢坂は再び豪快に笑う。


(変な人だな)


 しかしそう思う一方で、何故か妙に憎めない人物だと思った。


 逢坂が大槻の大嫌いな闇組織に属しているのは知っていたが、それでもこの人にならついて行ってもいいかもしれないと思えた。この人になら自分の命運を託してもいいと。


 結局、逢坂に命を救われた恩もあり、大槻はそのまま彼の部下となった。


 それまで十分に経験を培ってきたため戦力は申し分なく、大槻は着実に序列を上げていった。また後輩たちの面倒見も良かったので、人材育成の面でも次第に逢坂から頼りにされるようになる。また、用心棒時代の人脈、特に《収管庁》の官僚との繋がりも《アラハバキ》で出世するのに大いに役立った。そしてついには《彼岸桜》のリーダーとして、逢坂から特別な信頼を得るまでになる。


 大槻もまた、逢坂を厚く信頼するようになっていった。大槻は逢坂の人情味あふれるところ、その一方でケジメをつけるところはしっかりつけるそのバランス感覚を高く評価している。情の厚さと冷静さ、どちらか片方だけでは組織はまとまらない。両方兼ね備えてこそ良いリーダーになれるのだと大槻は考えている。


(あの人は、ゆくゆくは下桜井組を、ひいては《アラハバキ》全体を背負って立つ人だ。俺はガキの頃からそう信じて逢坂さんについて来た。できれば傍でその日が来るのを見届けたかったが……何があっても俺自身が逢坂さんの足を引っ張るなんてことはあっちゃならねえ!)


 もう何発、《エクリプス》を発動させただろうか。最初の十発くらいは数えていたが、途中からは覚えていない。


 あまりに大量の《レギオン》を粉砕したためか、大槻の周囲は《レギオン》を構成していた黒霧が完全に消滅せず、もうもうと立ち込めている。更にそれを《エクリプス》で一掃していくが、黒い霧は広範囲に亘って広がっており、どれだけ消しても埒が明かない。


 おまけにただでさえ日が落ちて暗いのに、黒霧のせいで余計に何も見えなくなってしまった。


(くそ……何だってんだ、この霧は!?)


 もはや一メートル先も見渡せない中。突如、銃声が轟いた。そして何かが大槻の右肩を掠めていく。間違いなく銃弾だ。大槻はどこからか狙撃されているのだ。


「ちいっ……!!」 


 立て続けに発砲音が響き渡る。だが、周囲があまりにも暗いため、どこから撃たれているのか全く分からない。


 せめて発火炎(マズルフラッシュ)をこの目で捉えられたら。だが、大槻を覆う黒い霧がそれを阻む。


 まずはこの視界の悪さを何とかしなければ反撃すらできない。だが、《エクリプス》を発動させている間に撃たれる可能性もある。考えた末、大槻は自分の周りをぐるりと囲むようにして、四方八方に複数の黒い球体を出現させた。相手の位置は分からないとはいえ、向かってくる銃弾は《エクリプス》で消滅させられずはずだ。


 銃で狙われている――そう思うと焦りが募る。駆け出したいのを堪え、ひたすら《エクリプス》で身を固める。


 すると今度は、背後にゆらりと人影が忍び寄って来るのに気づいた。最初に大槻たちを取り囲んだ人型のガスマスクだ。黒い霧にまぎれ、《エクリプス》の合間を縫って大槻を仕留めようというのだろう。


(油断も隙も無えな……!!)


 慌てて《レギオン》を《エクリプス》で粉砕した。少しでも隙を見せたらやられる。このまま大人しく防御に徹していたら、とてももたない。


(いいだろう、そっちがそのつもりなら徹底的に攻めてやる!! 俺の《エクリプス》と同じように、敵のアニムスにも限りがあるはず……! こうなりゃ、持久力勝負だ!!)


 大槻は腹を決め、手当たり次第に《エクリプス》を乱発した。その甲斐あって、ようやく黒い霧が拡散し、視界が晴れてきた。


 その向こうに男が一人立っているのが見える。月明かりがその姿を照らし出す。


 彼の顔にはガスマスクは装着されておらず、代わりにライダースーツをまとっていた。さらに男はこちらに向かってハンドガンを構えている。《中立地帯》で何度も目にした、忌々しい赤い髪。


「捕らえた!! 息の根を止めてやるぜ、赤神!!」


 しかしその前に、一体のガスマスクが立ち塞がる。二メートルを優に超える巨体だ。遠目でも十分に大きかったが、間近で見ると余計にその大きさが際立つ。


「邪魔だァッ! 退けやああ!!」


 大槻は躊躇なくガスマスクに《エクリプス》をぶち当てた。黒球はガスマスクの腹に命中し、その黒い体を真っ二つにする。


「あとは赤神、お前だけだああ!!」 


 しかしその時。上半身と下半身に分かれたガスマスクの体は霧散することなくそれぞれ変形し、二匹の化け犬の姿となった。


「何っ……!?」


 大槻は不意を突かれて動揺する。そして犬型の《レギオン》はその機を逃さず、獰猛な牙がぞろりと並んだ口を大きく開けると、大槻の喉めがけて喰らいついた。


 また、もう一体の犬型・《レギオン》は大槻の背中から脇腹にかけてがぶりと喰い破る。鋭利な牙がベキベキ、ミシミシと音をたて、大槻の骨や肉を噛み砕いていく。


「グルアゥゥッ!!」

 

 《レギオン》は大槻にかぶりついたまま、狂ったように頭を振った。そのたびに大量の血が溢れ、瓦礫を濡らす。  


「ガッ……がああっ! ぐがあああ!!」


 大槻はあっという間に犬型の《レギオン》に押し倒された。獣のように絶叫し、のたうち回りながらも、必死で喉や脇腹に食い込んだ《レギオン》の牙から逃れようとする。


 だが、暴れれば暴れるほど容赦なく血が体外へと流れ出ていく。どうにか《エクリプス》で二頭の《レギオン》犬を消滅させたが、その時には傷口は徹底的に噛み千切られ、骨も肉も内臓までもがぐちゃぐちゃに破壊されていた。


 大槻の口腔内から血と唾液の混じり合った液体が溢れ、どこかに穴が空いてしまったのかヒューヒューと笛のような音までする。満足に息もできない。脇腹も酷い有り様だった。徹底的に噛み潰され、臓物が転げ落ちている。神経までもやられてしまったのか、足の感覚が全く無くなっている。


(へ……ここまでか……)


 赤神は微動だにしない。そのそばには、真っ黒い異形の犬たちが待機しており、みな赤神の足元で苦しむ大槻を静かに見つめている。暗闇の中、不吉な赤い瞳を禍々しく輝かせて。


 彼らは命令を待っているのだ。もし赤神が「行け」と命じたら、みな嬉々として大槻へとびかかってくるだろう。そして今度こそ、跡形も無いほど咀嚼し、食い散らかされるに違いない。


「ふ……ふざけんな!! そんな屈辱的な死を甘んじて受け入れるくらいなら、俺は最後まで徹底抗戦を選ぶ!! お前も道連れだ、赤神!! 共に地獄へ堕ちようや!!」


 大槻はそう叫ぶや否や、最後の気力を振り絞り、《エクリプス》を発動させた。渾身の力を込めて生み出した黒球は、すぐさま破裂することなく、どんどん膨らんで大きくなる。


 流星は慌てることなく、ハンドガンで的確に大槻の額をぶち抜いた。しかし、《エクリプス》の膨張は止まらない。


「何……!?」


 驚きに目を見開いた流星の顔。それが、大槻がこの世で目にした最後の光景だった。


 ――へっ、ざまあみろ。このままてめえらに好き放題にさせてたまるか。大槻は痛快な気分でそれを見つめていた。


 それから額をぶち抜かれる最後の瞬間、仲間のことを思い出す。二代目桜龍会と《彼岸桜》、そして恩人である逢坂忍の顔を。


(逢坂さん……後のことは頼みます……!!)


 次の瞬間、《エクリプス》は轟音を上げながら大爆発を起こすと、今度は中心に向かって急速に収縮を始める。そして周囲にある瓦礫や塵芥を引き寄せ、吸い込み始めた。


 人の何倍もの大きさをしたコンクリート片や何年も前に破壊されたトラックの残骸、そして重機でないと持ち上げられないような錆きった鉄骨。それらがまるで万有引力から解き放たれたかのようにふわりと宙に浮かび、《エクリプス》に呑み込まれていく。


 流星もまたそれに呑み込まれそうになるが、《レギオン》犬が体当たりして主を《エクリプス》の効果の範囲外へと弾き飛ばした。


 《エクリプス》の生み出した黒い球体はブラックホールのように徹底的に周囲の物質――発動者である大槻の肉体すら呑み込むと、ようやく消滅する。


 あとにはサッカー場ほどもある巨大クレーターが地を抉る痕跡が残るのみだった。


 辛うじて《エクリプス》の範囲外に逃れた流星は、ハンドガンをホルスターに戻しながら立ち上がる。


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