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東亰PRISON  作者: 天野地人
監獄都市収監編
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第20話 試練

 やがて、行く手を金網状のフェンスが塞いでいるのが見えて来た。

 フェンスは、左右に延々と伸びている。どうやらぐるりと、周囲一帯を囲んでいるようだ。


「もしかして、ここから外に出られる……⁉」

 

 深雪は両手でフェンスの金網を掴み、その向こうの景色へと目を凝らした。

 フェンスのすぐ裏手は道路になっており、更に奥には倒壊したビル群が見える。ここが工場の敷地の端で間違いないようだ。

 フェンスは二メートルほどで、乗り越えられない高さではない。


(うまくすれば、逃げ切れる!)


 深雪の胸中に希望と喜びが広がった。当然のことながら、工場内より外の方が広い。身を隠す場所も増えるだろう。少なくともこのまま工場内を逃げ回るより、生き延びられる可能性は高くなる。

 深雪は思わず金網を握る手に力を込めた。


「でも……」しかし、ふとそこである疑念が胸をよぎる。


「俺、このまま逃げてしまっていいのか……?」


 高山はどこまで追って来るつもりなのだろうか。

 このまま追われ続ければ、ますます危機的状況に陥る可能性もある。そうなれば、アニムスを使わずにい続けるわけにはいかなくなるかもしれない。

 工場内には運よく人影がなかったが、外はそういうわけにもいかないだろう。もし異能力(アニムス)戦になってしまったら、最悪の事態になってしまう。


 そもそも、異能力戦はどんな能力であっても熾烈を極めるものだ。一度始まってしまえば、どちらかが死ぬか動けなるまで続く事もあるし、周囲にも多大な影響が出る。

 下手をすれば、巻き添えになって命を落とす、無関係の第三者者も出るだろう。


 ただでさえ、高山が他人に配慮するとは考えにくい。眼前に無関係な者がいたとしても、邪魔であるなら容赦なく《ブラストウェーブ》で薙ぎ払うだろう。


(本当にそれでいいのか? 俺がこのままフェンスを乗り越えることで、そんな事になってたしまったら……自分さえ助かれば他人は関係ないなんて、それでいいのか? 

 もし仮に逃げられたとしても、あんな金目当てに平気で殺す連中を野放しにすることになる。


 それで……本当にいいのか⁉)


 相手は四人だ。おまけにゴーストで、それぞれ恐ろしい凶器――異能力(アニムス)まで持っている。

いくら深雪でも、一人でどうにかできる相手ではないし、無理をして戦えば、《ウロボロス》の二の舞になりかねない。

 ここに残ったからと言って、何ができるだろうか。


 しかしそれでも、このままフェンスを越える事は、何かから逃げ出すことのような気がして、深雪は強い罪悪感を覚えたのだった。


 

 自分が、どう動くべきなのか。一体何が『正解』なのか。


 

 為すべき行動が選べずに躊躇していると、後方から高山のけたたましい叫び声が放たれた。

「おっやぁ? どこに行ったのかなぁ? 隠れてないで、出ておいでぇぇ! 出てこないなら……炙り出すまでだよ‼」


 耳障りな哄笑と共にひときわ強い烈風が襲い掛かり、朽ちかけた鉄柱群を薙いだ。茶色く腐食したそれらは突然の衝撃に為す術もなく、轟音を立てて崩れ始める。


 頭上から降り注ぐ、無数の鉄塊。

 避けなければ――そう思った時には既に手遅れだった。

 フェンス際にいた深雪は退路を断たれ、他に逃げ場所がない。敢え無く鉄柱の倒壊に巻き込まれ、下敷きになってしまう。 


(嘘だろ……!)


 咄嗟に頭を押さえ、その場に伏せたが、直撃は免れなかった。

 そこかしこで地面が揺れるような感覚がし、もうもうと砂煙が立ち込めて視界を塞ぐ。


(俺、死んだのか……?)


 深雪はぼんやりとそんな事を思った。

 鉄塊で押し潰された自分の体を想像すると、ぞっとする。

 圧死は苦しいのだろうか。あまり痛みがないといいな、などと呑気なことを考える。


 ところが、いつまでたっても意識が途切れることはなかった。やがてしばらくすると、はっきりと自分が死んではいないことに気付く。

 それどころか、体に傷一つ、ついていない。


(あれ、何だ……運が良かったのか……?)


 しかし、すぐにそうではないことが分かった。

 辺り一面、鉄の瓦礫が落ちているのに、深雪の周囲だけ鉄塊が無い。まるでそこだけぽっかりと真空状態にでもなったかのようだった。

 明らかに不自然な現象だ。

 一体どういうことかと首を巡らせる深雪の眼前に、ひらりと濃紺色のスカートが翻った。


「危なかったねえ。ユキ、大丈夫?」


「し……シロ……⁉」

 耳をひょこひょこと嬉しそうに動かし、こちらを覗き込んでくるシロのあどけない笑顔を、深雪はぽかんとして眺めた。


「ど……どうしてここに……?」


「どうしてって、ユキを助けに来たんだよ! 間に合って良かった。すっごく心配したんだよ!」

 

 シロはあっけらっかんと答える。

 ますます呆気にとられる深雪だったが、彼女と周囲に散乱するバラバラの鉄柱を見比べ、はっと気づいた。


「もしかして、俺が無事なのって……」


「シロの能力(アニムス)はね、《ビースト》って言うんだよ。あれくらいの鉄の塊、へっちゃらだよ!」

 

 そう言ってシロは右腕をぶんぶんと振り回す。

 どうやら深雪に降り注ぐ鉄塊を、彼女が取り除いてくれたものらしい。しかも、腕力のみで、だ。

 そう言えば、シロがアニムスを使うところを見たことはなかった。


(《ビースト》……よく分からんが、怪力みたいなものか……?)

 そう考えれば、思い当たる節はいくつもある。

 シロは深雪よりも小柄な体格でありながら、平気な顔をして日本刀を振り回していたし、並外れた跳躍力を見せた。

 彼女は並外れた筋力の持ち主なのだ。


 聴覚も発達していることを考えると、《ビースト》とは文字通り、動物のような優れた身体能力を得られるアニムスなのかもしれない。


「……琴原さんは?」

 シロとは、琴原海を任せて別れたきりだ。ふと気になって、尋ねた。

「無事だよ。今は事務所にいる。りゅーせい達見て、最初はびっくりしてたけど、事務所行くことになってほっとしたみたいだったよ」

「……。 そっか……」

 

 だとすれば、海を東雲事務所へと向かわせた事は正しかったのだろう。

 深雪としては、少々複雑に感じる部分が無いでもない。それでも、あの場に留まって囮役を買って出た甲斐はあるというものだ。


 それにしても流星はともかく、奈落や神狼を目の前にし、あの気弱な海が正気を保てたのだろうか。どんなに考えてみても、青ざめて気を失う姿しか想像できない。


 そんな事を考えていると、ふと背後から視線を感じた。

 振り向くと、いつの間にかそこに流星が立っていた。


 しかも何故だか、これ以上ないというほどの満面の笑みを浮かべている。


「やっほー、深雪ちゃん。生きてるぅ?」

「り、流星?」


 深雪は、げっ、と顔を引き攣らせる。流星の笑顔の中に、明らかに「喜」とか「優」とは違う別の感情が含まれているのに気づいたのだ。


「おいおい、そんな顔すんなって。別にちーっとも怒っちゃいねえからさ。何の断りもなく勝手に出て行った挙句ガッチリ巻き込まれやがって、ふざけんじゃねーぞおいとか、微塵も思っちゃいいねーから」


「ご……ごめんなさい!」


 流星の妙な迫力に押され、思わず謝罪の言葉が口を突いて出る。

「ははは、だから何で謝るんだよ? ははははは」

(いや、その笑顔が怖いんだって)


 口に出す勇気はさすがに無く、内心でそう突っ込んだ。自分では良かれと思って行動した事だ。それが、こうも怒らせる事になるとは思っていなかった。


(それだけ心配してたって事かな)

 

 そう考えると、何だか申し訳ない事をしたような気もしてくる。

 流星はひとしきり笑った後、「ま、それは置いといて」と真顔に戻ると、

「……取り敢えず、これな」

 と言って白い腕輪型端末を取り出した。流星やシロの腕にも嵌められているものだ。


「え、でも……」

 突然手渡されても使い方が分からない。それに結構、値が張るシロモノなのではないか。

 深雪は白い腕輪型端末をどう扱っていいのか分からず、手に取るのを躊躇する。すると、流星のこめかみに再びヒビが入り始めた。


「いいから取っとけって。何かあった時のために。……それとも何か? 受け取れない理由でもあるのか?」

「い……いえ、ありがたくいただきます」

 不穏な空気に気付き、深雪は慌てて手を伸ばした。これ以上怒らせるのはさすがに不味いだろ

う。

 すると、腕輪(ブレスレット)を受け取るや否や、中心にあるランプが複数回点滅し、やたらとドスの利いた音声が飛び込んでくる。皮肉交じりの、低い声――奈落だ。 


『よくもまあ、おめおめと生き恥を晒せたものだな、へたれチビ』

「うっ……!」

 容赦のない第一声に深雪は口をパクパクさせる。

「わ、悪いかよ? 『へたれ』って言うなよ……」

『気に入らないか? 腰抜け・腑抜け・チキン・臆病者・根性なし――好きなものを選ばせてやる。どれでも選り取り見取りだぞ』

「……っつーか、どれも殆ど同じ意味じゃんか! 何を選べっていうんだよ⁉」


 深雪は思わず声を荒げた。すると、今度はオリヴィエの柔らかい声が聞こえて来る。

『そうですよ。奈落、暴言は慎むべきです。……安心なさい、深雪。あなたが著しく忍耐力と勇敢さを欠いていても、神は決してあなたを見捨てたりはしないでしょう」

「いや、それ遠回しに、へたれって言ってるよね……」


 一見優しそうで、オリヴィエも言うことは言う。半眼で呻くと、最後の止めに中国語なまりの罵声が飛び込んできた。

『愚か者! 死ね、むしろ! 今すぐ‼』

「いや……それって、ちょっと言い過ぎじゃね……?」

 

 察するに、この白い腕輪型端末は他の事務所の面々とも繋がっていて、同時会話が可能であるらしい。

案の定というべきか、心温かくなる言葉はほぼ皆無だったが、不思議と不快ではなかった。むしろ、深雪は奇妙な感覚に囚われていた。


(なんか……この感じって久しぶりだな)

 

 それは懐かしさだった。久しぶりに旧友と再会したときのような、淡い感慨。

 何故、このタイミングでそんなものを感じるのか。深雪は自分自身の感性が理解できず、戸惑いを覚える。


 やがて、会話が一巡したころを見計らって、黒いウサギのマスコットが飛び出してきた。

「はいは~い、そんじゃ、そろそろ本題といきましょ―かね」

「本題……?」


「実は今、ちょっと困ったことになっちゃっててね。深雪っちにお願いがあるの。高山直輝、以下四人のリスト登録が滞っちゃってて、私たち《死刑執行人(リーパー)》が動けない状況なのよ」

 

 そちらは六道が対応している最中だが、もう少し時間がかかりそうだとマリアは説明する。


「……でもこのままうかうかしてたら、被害が増えたり、最悪逃げられたりしちゃうかもでしょ? 

だから、深雪っちににあいつらの気を惹く役目を担って欲しいのよ。高山だけでも相手してくれたら助かるんだけどな~」


「気を惹くって……え? まさか、俺が⁉」

 

 すると、流星もまた顔をしかめた。

「マリア、いくら何でも、いきなりは無理だろ」

「そう? 何も難しい事頼んでるわけじゃないと思うけど。ただの時間を稼ぎだし。っていうか、出来そうにないなら最初からお願いしたりしないしね~。……どう? 無理にとは言わないけど」


 ――そう言うことか。


 事もなげに答えるマリアを前にし、深雪はすぐさまにその真意を悟った。要は、助けてやったのだから囮として役に立てという事だろう。

 あまり考えたくはないが、最初からその予定で泳がされていたのではないかとすら思えてくる。


 いずれにせよ、先ほどまで感じていた申し訳なさはどこかに吹っ飛んでしまった。


(それとも、試されているのか)

 

 深雪とマリアの会話は、他の事務所の面々にも筒抜けになっている。返答如何によって、どう扱われるかも変わってくるだろう。

 生半可な返答はかえって深雪の立場を悪くする可能性もある。


 だが―――


「……いいよ。俺、やるよ」

 

 深雪は自分でも驚くほど、すんなりとそう答えていた。

 東雲探偵事務所のやり方に納得できないと事務所を飛び出した時に抱いていた強い反発は、そこにはなかった。もちろん、全く抵抗感がなくなったわけではない。ただ、今はそれ以上の強い感情が深雪の胸の内で激しく燃え上がっていた。


 流星は驚いたのか、瞳を僅かに見開く。

「……本当にいいのか? 危険な役目だぞ」

「分かってる」


『俺は反対だ』

 端末の向こうから奈落の低い声が冷淡にそう告げた。

『そいつはアニムスを使うことを躊躇している』


『確かに……相手がゴーストである以上、アニムスなしで対応するのには限界があるかもしれませんね』

 オリヴィエも珍しく奈落の主張に同調する。


「それも、分かってるよ。だけど、それでも……」

 深雪は目を伏せ、唇を噛んだ。


「……確かに、俺はアニムスを使ってゴーストと対立することが嫌いだ。どんどん暴力の歯止めが利かなくなって、取り返しのつかないことになるんじゃないかって……それが怖かった。


 でも、あんな奴らが我が物顔でのさばっているのはもっと嫌なんだ!」

 

 《死刑執行人(リーパー)》というシステムが正しいのかどうかは分からない。未だに受け入れられない部分もあるのは確かだ。

 だが、例えそれがどのようなものであったとしても、高山の主張よりはずっとましに思えた。

 それだけあの殺人鬼のことが許せなかったし、嫌悪してもいた。


 

 あいつだけは、絶対にこのまま野に解き放ってはならないのだ、と。



「……このまま逃げることもできるとは思う。

 でも、それはなんて言うか……卑怯、だから」

 

 自分さえ良ければいい。自分の命さえあれば――そう考えて行動すること自体は、犯罪でも悪でもないだろう。

 でも、その根本はきっと高山たちと同じだ。そこに暴力があるかないかの違いしかない。


 だが、例え悪ではなかったとしても、深雪はそんな生き方を是としたくはなかった。それではまるで、獣も同然になってしまう。

 確かにゴーストは人間ではないかもしれない。だからと言って、自ら人間性をかなぐり捨てるのは間違っている。


 それに、二十年前のことを言い訳にし、このまま逃げ出してしまったら、きっと更に苦しい思いをすることになるだろう。 


「俺一人じゃ、あの殺人鬼を止める事はできない。でも、もしあんたたちにそれができるっていうなら……協力するよ。自分のためにも、そうすべきだと思うんだ」


 流星は難しそうな表情で腕組みをしていたが、やがて深雪が真剣であるのを察したようだった。


「よし……そんなら任せるぞ。いいか?」

「うん、やってみるよ」


 腕輪型端末の向こうからも異論はなかった。それで良いということだろう。信用されているとは思わないが、チャンスを与えてやってもいいという程度には評価されているのかもしれない。 


 流星やマリア、シロに向かって頷いた深雪は、しかしすぐにあることに気付く。

「あ、でもこの会話、高山に聞かれているんじゃ……?」


 高山のアニムスは《ブラストウェーブ》――風を操る能力だ。それ故、周囲の音には敏感なのだと本人も言っていた。深雪が囮だという事を知ったなら、さすがの高山も食いついて来ないかもしれない。そうすれば、そもそもの作戦が失敗に終わってしまうのではないか。


 しかしそんな懸念を、マリアはクルクルと回転しながら軽く一蹴した。

「問題ないわよ~ん。こっちは今、風下だから」

 そしてついでのように付け加える。「ただ、そろそろ動いた方がいいのは確かよ。じゃないと、さっすがに怪しまれちゃうかもだもんね~」


 いよいよ動かねばならない――深雪は俄かに緊張を覚えた。

 やってみるとは言ったものの、容易な作業ではないだろう。現に、先ほども高山のアニムスから逃げるだけで精いっぱいだった。おまけに今回は、そうと悟られぬように高山を誘導しなければならなのだ。

 勘だけはやけに鋭い高山を、うまく騙し通すことができるだろうか。


「俺、どう動いたらいい?」

 強張った表情でそう訊ねると、流星は深雪の背中をポンと軽く叩いて言った。

「細かい事には拘らなくていい。ただ可能な限り、工場の敷地内を移動してくれ。後はこっちで対応する。無理はするなよ」

 

 つまり、深雪はただ単純に、高山の気を惹きながら逃げ回ればいいという事か。ルートを細かく考えなくてもいいという点は、ありがたい。少し気が楽になる。


(もしかしたら、アニムスも使わなくて済むかもしれない)

 もちろん生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされたなら、いかな深雪とてアニムスを使わざるを得なくなるだろう。

 それでも、できるなら使いたくない。それが偽らざる本音だった。


「そんじゃ、始めるか。シロ、いくぞ」

「はぁい」

 

 シロは流星の後を追ってその場を離れようとするが、途中で深雪の方に戻って来た。

 ててて、と近寄って来ると、ぎゅうっと深雪の両手を握る。

 そして、まっすぐに深雪の目を覗き込んだ。


「ユキ、頑張ってね。シロたち、ずっと傍にいるよ。一人じゃないから」


「……。有難う、シロ」


 シロがあまりにも真剣だったため、赤面する暇もなかった。深雪は弱々しく微笑み返す。シロも笑顔を見せ、深雪から離れていった。


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