表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東亰PRISON  作者: 天野地人
《Ciel(シエル)》編
193/752

第37話 二十年の壁

「俺たち《東京中華街》で一度、再会したよな? あの時、俺に気づいたか? 俺、二十年前と何にも変わんなくて、びっくりしただろ? ずっと探してたんだ。話を……話をしてもいいかな?」


 深雪はとうとう、リム医師が止めるのも聞かず、その扉の前に駆け寄った。そして、ドアを開けようと取っ手に手を掛けるが、すかさず中から鋭い声がし、それが深雪の行動を制した。


「開けないでくれ‼」

「……‼ どうして……!?」


「今の姿を……見られたくないんだ」


 深雪はどういう事か分からず、激しく戸惑う。すると、すぐにリム医師が事情を英語で説明してくれた。それをオリヴィエが同時通訳する。


「帯刀火威は、全身に重度の火傷を負っているのだそうです。皮膚が酷く爛れているため、全身の皮膚を包帯で巻いて処置をしなければならず、顔も目と鼻以外には、包帯が巻き付けてあるのだとか。

 ……闘病期間が長いため、体臭も酷いのだそうです。帯刀火矛威は変わり果てた自分の姿を見られたくないのではないか……と、リム医師は仰っています」


 すると、リム医師はオリヴィエに対して再び話しかける。深雪に話しかけるより、オリヴィエに説明する方が早いと判断したのだろう。オリヴィエは再びそれを翻訳した。


「リム医師は長年、帯刀火矛威の主治医をしてこられたそうなのですが、一向に彼の病状が良くなる気配はなく、もはや《アニムス抑制剤》の投与も効果がない。このままでは命に関わる危険もあるそうです」


「火矛威……そんなにひどいのか……!」


 深雪は拳を握りしめる。火矛威の容態が悪い事は、ある程度、予想していた。でも、この消毒薬の香りが漂う空間でそれを聞かされると、実感がまるで違う。

 このままでは、火矛威は間違いなく、《臨界危険領域者(レッドゾーン=ディザスター)》として命を落とすだろう。どう説得すれば、この扉を開けてくれるのか。


 深雪が慎重に言葉を探していると、火矛威の方から話しかけてきた。


「深雪……本当にお前、深雪なんだな……?」

「火矛威! ……うん。おれ、戻ってきたんだ、この街に」


 深雪は弾かれたように顔を上げた。諸手を挙げて歓迎されているわけではないようだが、何はともあれ、火矛威が声をかけてくれてきたことが、嬉しくてならなかった。深雪がじっと耳を澄ますと、火矛威は訥々と話し続ける。


「最初は見間違いかと思ったよ。《東京中華街》で見かけた時は、チャイナ服を着ていたし、よく似た別人じゃないかって……。でも、あのSUVに同乗していて、俺の名前を呼んだ時に確信したんだ。やっぱり深雪だ、深雪が戻ってきたんだ、と。

 お前、本当に……全く変わってないんだな……。二十年前のあの日……別れた時のままだ」


 心なしか、扉の向こうから聞こえてくる火矛威の声には、懐かしさが滲んでいるような気がした。その声音が耳朶を打つたび、深雪も言いようのない切なさに襲われる。


 ただ、言葉を発するときの呼吸が荒く、とても苦しそうな事が伝わってくる。体調が悪いというのは本当なのだろう。

 それでも、火矛威は完全に深雪を拒絶しているわけではない。まだ、説得のチャンスは残っている。そう感じた深雪はまず、真澄のことを尋ねてみることにした。


「火矛威、真澄は……? 真澄はどこにいるんだ」

「真澄は死んだよ。東京が《監獄都心》になって十年くらいたった頃だ」


「……‼ そうか……やっぱり、真澄……もう、この世にはいないのか……!」


 火澄からそう聞いていたし、覚悟はしていた。だが、はっきりと火矛威の口から真澄の死を伝えられると、やはりショックを覚えずにはいられなかった。

 真澄はもともと体が弱かった。彼女が短命だったのは、その影響もあるのかもしれない。


「俺は、あいつを……あいつを守ってやれなかった……‼」

 火矛威は押し殺したような声で、そう吐き出した。火矛威は今でも、真澄のことを想っているのだ。そう悟った深雪は間髪置かず、扉の向こうに話しかける。


「火矛威が悪いんじゃない。俺も……俺もこの二十年、二人に何もすることができなかった。俺は二人のこと、仲間だと思っていたのに……仲間だったら、傍にいて共に支え合うべきだったのに……‼」 


「深雪……」

 

 火矛威が深雪の再来に戸惑い、すぐにはそれを受け入れられないのは事実なのだろう。けれど、扉の向こう側とこちら側で隔てられてはいても、抱いている想いは同じなのだ。

 真澄を、火矛威を――仲間を守りたかった。その願いは同じなのだ。


 火矛威と気持ちが通じ合っている。そう思うと、胸に熱いものが湧き上がり、涙が出そうだった。


 深雪は暫く、扉を前にして俯いていたが、ふと火澄の事を思い出して口を開く。

「そう言えば……火澄ちゃんに会ったよ」


「……!」

 扉の向こうで、はっと、息を呑んだ気配があった。深雪は言葉を続ける。


「火矛威の事を心配してた。火澄ちゃんの母親は真澄、なんだろ?」

「………」


 しかし、返事はない。扉の向こうで火矛威は口を閉じてしまった。こちらを警戒してしまったのだろうか。火矛威は火澄を守るために、かなり神経質になっていたというから、それも無理のない事かもしれない。深雪は、火矛威を落ち着かせようと、すかさず続けた。


「心配しないでくれ。火澄ちゃんが《アラハバキ》に追われているのは知っている。だから、今は東雲探偵事務所で預かってるよ。《死刑執行人(リーパー)》の事務所だから、そう簡単に襲撃を受けたりはしない。安心してくれ」

「……」


「火矛威が父親だって聞いた時はスゲエびっくりしたけど、会ってみたらよく似てたよ。火澄ちゃん、二人によく似てた。優しい目元は真澄に、活動的な性格は火矛威に、とてもよく似てる。しっかりした、いい子だったよ」


 やはりこちらを警戒しているのか、火矛威からの返答はない。深雪は部屋の扉を開け放ちたい衝動を何とか抑えつつ、辛抱強く声をかけ続ける。


「火澄ちゃんを狙っているのは、《Ciel(シエル)》の元売りなんだろ?」 

「……」

「そっちは俺たちが絶対に解決する。だから……一緒に火澄ちゃんのところに戻ろう」


「それは……できない」

 低い声で告げられたその言葉は、思い悩んだ末に吐き出されたものだった。


「火矛威……?」

「俺は、人殺しだ。火澄の元に帰る資格はない」

 その言葉に、深雪は息を呑む。思わず両手を拳にし、握り締めていた。


「……。本当……なのか? 火矛威が、その……《アラハバキ》の、殺し屋だったなんて……嘘、だよな……?」


 火矛威は無言だった。深雪はただひたすら、扉の前で火矛威の言葉を待つ。そうすることしかできなかった。しばらくして火矛威は、囁くようにして口を開く。


「深雪……《東京》の街の中、見ただろ?」

「え? あ……ああ」


「《ウロボロス》が潰れて、お前がいなくなって……《壁》ができて、街があんなになるまで本当にあっという間だった。俺と真澄は生き残るのに必死で……何でもやったよ。きれいごとなんか、言ってられなかった。

 ……知ってるか? 《アラハバキ》に所属するようなゴーストはみな桁外れの化け物揃いなんだ。強力なアニムス、狡猾な頭脳、残酷無比な性格……だが、そのどれも俺には無かった。俺には何一つ彼らに敵うものなんて無かった。

 そんな愚図に与えられるのは、裏切者を始末して死体を処分する『掃除屋』の仕事だけなんだよ」


(火矛威……‼)

 

 深雪は右手で扉に触れた。この扉を開放し、今すぐ火矛威の傍へ行って、かつての親友を慰めたかった。

 でも、この扉を実際に開けたとして、どういう顔で火矛威の前に立てばいいのか。どういう言葉をかければいいのだろうか。


 深雪が何を言っても、《監獄都市》という地獄を生き抜いてきた火矛威には、上辺だけの言葉に聞こえてしまうだろう。深雪は扉に沿えた右手を、そのまま握りしめる。今の自分に、火矛威にかける言葉はない。


 でも、例えそれでも、深雪は火矛威を説得しなければならないのだ。


「この二十年……火矛威には火矛威の人生があったって言うのは分かる。……その間ずっと、《監獄都市》を離れていた俺には、とやかく言う資格なんて無いかもしれない。でも……火澄ちゃんはお前の事、とても心配してる。一人にして欲しくない、傍にいて欲しいって……心の底から会いたがってるんだぞ!」


「分かってる。でも……どれほど火澄がそれを望んでも、俺にはそれを叶えてやれないんだ」

「どうして!」


「俺にはやらなきゃいけないことがある。 他の誰にも頼めない、俺にしかできない事なんだ。俺は火澄を守らなきゃいけない……その為には、あいつらを殺すしかない。どんなことをしてでも、やり遂げなければならないんだ!」


 その瞬間、深雪はひどく狼狽した。火矛威の口から、誰かを『殺す』などという単語が出てくるなんて。二十年前の火矛威なら、決して口にせず、徹底的に避けていた言葉だ。


「どういうことなんだ、火矛威!? やり遂げなきゃいけない事って、何なんだ!? 火澄ちゃんに何があるって言うんだ! 話してくれよ……俺、きっと力になるから‼」

 だが、火矛威は薄く笑うばかりだった。


「―――――……。お前は本当に変わらないな……。昔を思い出すよ。……昔は楽しかったな、深雪。真澄も生きてたし、三人一緒ならどんなに辛いことがあっても乗り越えられた。いろいろあったけど、俺達は何とかやっていけてた。

 でもそれは、お前がいたからだ。お前が《ウロボロス》や他のチームのゴーストから俺たちを守ってくれていたから……。俺はお前がいなくなって、改めてその事に気づいたんだ。

 俺はお前ほど強くない。信念を貫き通すほどの力や遺志もないし、頭だって良くない。何かを守るためには何かを犠牲にしなきゃいけないんだ。そういう生き方しかできないんだよ」


「そんな……そんな事……!」

 深雪は俯き、歯を食いしばった。


(違う……俺だって、弱かった。ただのガキで、何も分かっていなくて、ただ火矛威や真澄を守りたい一心で、強いふりをしていただけだ……‼)


 深雪だって、強くなどなかった。虚勢を張っていなければ、何一つ十分には守れなかった。いや――実際は偽りの強さで、火矛威や真澄を守ったつもりになって、いい気になっていただけというのが本当のところなのだろう。

 どれだけ否定しようと、それが二十年前の真実なのだ。


(俺は……俺は……‼)


 自分は何を言えばいいのだろう。火矛威に何と言えば良いのだろうか。何と言えば、火矛威に心を開いてもらえ、信用を得ることができるのだろうか。


 すると火矛威は、俄かに語勢を強めた。

「火澄は俺の希望だ。幸せにしてやりたいと思ってる。でも……俺は……もう長くない。だから、できるだけの事をしてやりたい……! 俺にはもう……これしか方法が残されていないんだ‼」


「でも……火澄ちゃんはきっと、こんなこと望んでない。あの子はお前に、ただ……そばにいて欲しいだけなんだ!」


「そんな事は分かってる。火澄は真澄に似て、やさしい子だ。生まれて来てくれた時は、本当にうれしかったよ。《監獄都市》で――この残酷で無慈悲な世界で、それでも生きてて良かったって、あの時初めてそう思ったんだ。

 俺は父親だ。あの子の、父親なんだ。火澄を守るためなら、どんな犠牲も怖くはない。何だってしてやる……どんな罪でも、被ってやる‼」


 深雪は心臓に電流が走ったかのような衝撃を覚えた。

 やはり火矛威は、火澄を守る為に自らの手を汚している。そして、それが犯罪であることを十分に自覚しているのだ。


 その選択を間違っていると、口先で批判することは簡単だろう。しかし、子どもがいるわけでもなく、この《監獄都市》を長年、生き続けてきたわけでもない深雪に、それをとやかく言う資格があるのか。


 火矛威の言葉の中には、揺らぎのない覚悟が横たわっている。それこそ、深雪の生半可な説得など、何の意味も持たぬほどに。


(火矛威……どうしたら、この扉を開けてくれるんだ……!)


 得体の知れない焦りが、じわじわと足元から這い上がって来て、それに呑み込まれそうだった。情に訴える方法は、おそらく火矛威に通用しない。

 

 火矛威は火澄の為に――我が子を守るために動いている。

 

 ちょっとやそっと昔話をしたくらいで、それは覆ったりしない。


 それを証明するかのように、火矛威は低い声で深雪に告げた。

「深雪……もう、ここには来ないでくれ」


「火矛威、何を言って……!?」


「お前は、何一つ変わっていない。あの頃のままだ。でも、俺は違う。俺は二十年間、この《監獄都市》の中で生きてきた。壁のできる前には戻れないし、戻るつもりもない。俺とお前は、今はもう、あまりにも違い過ぎるんだ。

 もし、対面しても、互いに傷つけあうだけだろう。だから……もう、会わない方がいい。俺の事は放っておいてくれ……!」


「そんな……そんなのは絶対に駄目だ、火矛威‼」


 火矛威をこのまま孤立させるわけにはいかない。現段階でそれは、あまりにも危険性が高すぎる。それに、火矛威が命を懸けて火澄を守ると誓っているように、深雪も全てをかけてここに来た。もはや後戻りはできないのだ。


 深雪は扉の向こうに向かって、力の限り訴えた。


「諦めるな、火矛威! ……そんなに簡単に諦めちゃ、絶対に駄目だ! 俺は、今度こそ、君と火澄ちゃんを救いたい……! 二十年前に守れなかったものを、取り戻したいんだ‼ 俺は今でも、火矛威の事、親友だって思ってる! だから……‼」 


 ところが、それまで淡々としていた火矛威が、不意に声を荒げた。  


「親友……? 取り戻す……!? ふざけるな‼」


「えっ……!?」

 何か気を悪くさせるようなこと言ってしまっただろうか。そう気付いたときには、既に手遅れだった。火矛威は打って変わって、激しい口調で深雪を罵倒した。


「お前は何も分かっていない! 真澄が死んだ時、俺が《臨界危険領域者(レッドゾーン=ディザスター)》に指定された時。俺たちがどれほどのものを諦めてきたか! どれほどのものを、身を切るような思いで手放して来たか! 

 《監獄都市》は二十年前の東京とは違う! 生き残るのに、莫大な犠牲が必要なんだ! 俺たちには《等価交換》さえ許されない! 失って、失って諦めて……本当に大切なものは何一つ手元に残らなかった! 俺に残されているのは、もう、火澄だけなんだ‼」


「……ッ‼」 


「火澄がそれを望んでいない……? そんな事は始めから知っている! でも、それがあの子のためなんだ! あの子には、俺のように失って欲しくないし、諦めて欲しくない。ごく普通の女の子としての生活を送って欲しい……その為に、最大限の事をしてやりたいんだ! 

 お前には分からないだろう……都合が悪くなった途端、さっさとこの街を出て行ってしまった、お前にはな‼」


「そ……それは違う……‼」


「なあ、深雪……! 何で、戻ってきたんだ? 今更……今さら‼ 今まで何してたんだ! 何で俺達を見捨てたんだ‼ ……今さらのこのこと戻って来て『支え合う』? 『力になる』!? よくもそんな事が言えたな!? 俺たちがどんな思いをし、何を考えてこの二十年、生きてきたか、知りもしないくせに‼」


「火……矛威……!?」


 深雪は青ざめ、絶句した。火矛威の言葉がナイフとなって胸に刺さり、何一つ弁解することもできなかった。

 何より火矛威のその剣幕が、深雪にとってショックだった。誰より人との衝突を嫌い、それ故にいつも明るく振舞っていた火矛威。そういう生き方を、信条としていた火矛威。

 

 その火矛威に面と向かって罵られ、深雪は茫然自失とするしかなかった。


 火矛威は更に、肺の奥底から絞り出すような声で叫ぶ。


「もう、遅いんだ‼ 何もかも……俺達は、もう……あの頃には戻れないんだ……‼‼」 


 火矛威の言葉は、後半は嗚咽交じりになっていた。火矛威は深雪を傷つけようとしているのではない。それが火矛威の、偽らざる本音なのだ。


 それに気づいた瞬間、深雪の目元に大粒の涙がせり上がった。何か言わなければと口を開くが、もはや言葉は何一つ出てこない。絞り出すようにしてようやく出てきたのは、数度の歪な呼吸。

 

 えずくようにしてそれを繰り返すと、とうとう膝から崩れ、深く項垂れた。


 脳裏に、真澄と三人で過ごした日々が浮かび上がっては消えていく。あの幸せな日々は戻らない。もう二度と、取り戻せない。

 深雪は火矛威の力になることで、二十年前の贖罪をしたいと思った。でも、例えどれだけ償ったとしても、それらが全て取り戻せるわけではないのだ。


(俺は……俺もきっと、一番大切なものを失ってしまったんだ……‼)


 真澄の命と、火矛威の信頼と。どちらも、おそらく、二度と元に戻らない。


 次から次へと涙が溢れたが、それを拭う事すらできなかった。再会がこうして決裂する可能性がある事を、頭では理解していた。けれど、現実の衝撃は遥かにそれを凌駕していた。


 何も言えず、何もできずに、途方に暮れるばかりだった。妙案も全く思い浮かばない。深雪はただ、自らの嗚咽を漏らさないようにするだけで精一杯だった。

 

 深雪には、火矛威の前で、惨めたらしく咽び泣く資格すらないのだから。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ