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東亰PRISON  作者: 天野地人
東京中華街編
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第44話 狼と雪豹

 この二人がどういった間柄なのかは知らないが、少なくとも恋愛関係にあるわけではないようだ。どちらかと言うと、倦怠期の夫婦のような、気易くもぎすぎすした空気が流れている。


 もっとも、喧嘩沙汰にしか興味が無さそうな雷龍と、美容にしか興味の無さそうな香露では、話が合わないのも致し方無いのかもしれないが。


 その時、ふと深雪の脳裏にあるアイディアが閃いた。

(ピーナッツか……重さといい大きさといい、ちょうどいいかも!)


「すみません! それ、少し分けてもらっていいですか?」

 深雪はすぐさま、香露に向かって身を乗り出した。まさか話しかけられるとは思っていなかったのだろう。香露はぎょっとしてますます身を引くと、ピーナッツの袋を抱きしめる。

「え、やだ……何でよ!?」


 だが、雷龍は深雪が何かをしようとしているという、その意をうっすらと察したのだろう。こちらに加勢してくれた。

「いいから、こいつの言う通りにしてやれ」

「よく分かんないけど……仕方ないわね。《中立地帯》の子って、貧しすぎてピーナッツを食べることもできないのね、きっと。カワイソ―!」 


「あ、別に食べるってわけじゃ……」

 深雪は曖昧に答えつつ、ピーナッツの袋を受け取る。どうも彼女の目から見ると、自分は貧乏臭に溢れているらしい。深雪の着ている服は神狼の用意してくれたものなので、言いがかりのような気もするのだが。

 

 ともかく、目当ての物は手に入った。深雪は左右の手で、袋からピーナッツを一掴みずつ取り出すと、それをズボンのポケットの中に突っ込んだ。すると、影剣が不思議そうな視線を送ってくる。

「それをどのように使うつもりだ?」

「それは見てのお楽しみってことで」


 深雪はにんまりと笑った。別段、隠したいわけでも無いが、実際に見た方が早いし、説明している時間も、もうないだろう。

 一方、影剣を始め、雷龍や神狼、鈴華らはますます訝しげな表情になる。その光景を見ていると、何となく悪戯を仕掛けている時のような、わくわくした気持ちになってくる。


 その時、案の定というタイミングで、後方から彩水の声が聞こえてきた。

「おい、もうすぐ五分だぞ」


「それじゃ、行ってくる」

 深雪は鈴華や神狼に片手を上げ、再び広場の中央へと向かおうと走り出す。すると、不意に神狼から呼び止められた。


「深雪!」


「へ……? 今、俺の名前……」

 何かの聞き間違いではないのか。驚きを軽く通り越し、茫然として振り返る深雪だったが、神狼の瞳は至って真剣だった。


「……無理をしなくていいんだゾ。俺ガ……俺ガ《レッド=ドラゴン》に戻れバ、全て収まる話なんダ。お前が命を懸ける必要なんてなイ……!」


「でも、神狼は《レッド=ドラゴン》に戻るのは嫌なんだろ? 俺だって、あんな風に無理やり連れ戻されるなんて、どうかと思うし……だから、もう少し頑張ってみるよ」

 そう言って笑顔を見せたが、神狼は何故だか、ぎっと目元にしわを寄せ、今まで見たこともないほど険しい表情に豹変した。


「何故ダ……? どうしてそこまでスル! お前にハ、そうまでして戦う理由ハ、どこにも無いだろウ‼」


 その声は荒々しく、深雪の事を咎めているようですらあった。

 余計なことをするなという気持ちもあるだろうし、無茶をして欲しくないという心配もあっただろう。だが何より、深雪がどうしてそういった選択をするのか理解できず、ひどく混乱しているように見えた。

 

 だが、深雪としても嘘を言っているつもりは無い。目元をふと緩め、神狼をまっすぐに見た。。

「理由がなくはないよ。神狼がいなくなったら、事務所も困るし。でも……何より、一番は自分自身の為かな。できることがあるかもしれないのに、正面から向き合わず顔を背けてしまったら、絶対に自分自身が嫌になる。俺は俺自身を嫌いにならないために、戦うんだ」


 全て神狼と鈴華のためだと言ったら、それは嘘だ。何故なら、深雪は彩水の言動に強い嫌悪と反感を抱いたからだ。


 神狼や鈴華に信じられないような暴言を吐き、力尽くで思い通りにしようとする。神狼や鈴華が何を考え、望んでいるのか、全く考慮もせずに。その言動はどう見ても、自分の野望の為に神狼たちを利用し、犠牲にしようとしている様にしか思えない。


 そんなのは間違っているし、絶対に阻止すべきだと思っている。決してそのような傲慢をまかり通させてはならないのだ、と。

 片や神狼も、最終的な手段として己の身を犠牲にする覚悟でいる。それもまた、彩水と同じように間違っている。


 でも、それはある意味で深雪のエゴだ。神狼や鈴華が必ずしも深雪の行動を望んでいるとは限らないし、そうやって選んだ結果が二人にとって本当に好ましいものになるとも限らない。それは、自分でもよく分かっているつもりだ。


 深雪は深雪の信念の為に、この決闘を自ら選択した。だから神狼が負い目に感じることは無い。深雪はただ、自分の望む通りにするだけだ。


(それに、俺だって神狼に助けられたんだし)


 まさか、そんな返事が返ってくるとは、夢にも思っていなかったのだろう。神狼は呆れたように目を見開き、とうとう顔面を紅潮させて怒りを爆発させた。


「お前、そんなフワッとした理由デ……!」

「それより、熱、もう下がったのか? 立つのがシンドイならちゃんと横になってろよ」

「そんなことハ、どうでもイイ‼」

「神狼……?」

 何をそんなに怒っているのかと深雪が不審な顔をすると、神狼は肩を戦慄かせながら、更に声を荒げた。


「俺ハ……お前が嫌いダ……! お前ヲ見ているト、虫唾が走ル……呑気デ、甘ったれていテ、言うこと為すコト、全てガふんわりしてイテ……! だかラ、大嫌ダ‼」


「いや、まあ……それは大体、知ってたけど……」

 深雪にしてみれば、神狼の悪態も今更といったかんじで、特に驚きでもない。責任感が強く、自分の仕事にプライドを持っている神狼にすれば、これと言って何の強みも持たぬ深雪など認めてたまるかという感情を持つのも、理解はできる。


「……でも、それが俺だから。諦めるって言うとヘンだけど、観念してもらうしかないっていうか」

 にへらと笑ってそう答えると、神狼はすかさず、びしりと人差し指を突きつけてきた。


「何で……何で笑えるんダ!? そうイウところガ嫌いなんダ‼」

「だって俺は、別に神狼の事、嫌いじゃないし」

 そう答えると、神狼はぎょっと表情を引き攣らせ、その場を飛び退いた。咄嗟には言葉が出てこないのか、ぱくぱくと金魚のように閉口している。大きく見開いた眼には、驚きと戸惑いと不審が混ざり合って、ぐるぐると渦を巻いている。


(面白い反応するなあ)

 呑気にそんなことを考えていると、その時、彩水が冷徹な声でタイムリミットを告げた。

「五分経ったぞ。時間だ」

「はいはい、分かってますって」


 そして深雪は、今度こそ振り返ることなく、広場の中央へと戻ったのだった。




✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜ ✜✜✜✜✜✜



「あいツ……一体何なんダ……? 何を考えているんダ……‼」


 神狼はますます爆発しそうな感情をどうにか抑えつつ、そう呟いた。腹の奥底では、ぐらぐらと沸騰する湯のような苛立たしさが、困惑や焦燥、無力感と共に激しく入り混じり、自分でももはや収拾がつかなくなっていた。


 何故だか無性に腹が立ったが、何故、自分がそこまで腹が立つのかは分からない。ただ、雨宮深雪の背中を見つめていると、自分がどこか茫漠たる平原に取り残されたような、心許ない気持ちになってくる。それで余計に腹が立つのだった。


 鈴華はそんな神狼を気にかけてか、そっと声をかけてくる。 

「神狼……怒ってるの?」

「……俺ハ、あいつが嫌いダ。あいつヲ見ているト、何だか無性にイライラする。呑気で平和ボケしていテ、言うこと為すコト、全てがフワッとしていテ……‼」 


 神狼にとって雨宮深雪は、手に入れたばかりの通信機器や音楽プレーヤーを無邪気に見せびらかしてくる輩と同じくらい、鬱陶しくてどうでもいい存在だった。

 自分の感情が先だって、周囲が全く見えていない。何故、そんな呆子(タイツ)に付き合ってやらねばならないのか。こちらはそんな暇などないのだから、無視するに限る。そう思っていた。


 そもそも、出会った時の印象も良くなかった。


 よほど幸せな環境で、何一つ不自由なく、甘やかされて生きてきたのだろう。それが雨宮深雪に対する神狼の第一印象だった。そういった種類の人間が放つ、無自覚な育ちの良さやある種の高慢さのようなものを、雨宮深雪も持ち合わせていると感じたからだ。


 ただ、事務所に来たばかりの頃はやたらと卑屈で警戒心の強い言動も見られたが、それは突然《監獄都市》などという過酷な状況へと放り込まれた衝撃による、反動のようなものだろうと、そう考えていた。

それが過ぎ去れば、本性を現すだろう。

 そして、神狼の想像していた通りの展開となった。


 雨宮深雪は神狼にしてみれば考えられないほど周囲に守られ、甘やかされているというのに、本人はその事に気づきもしない。不平不満ばかり一人前で、結果を出しもしないのに平気で和を乱す。


 つまり、神狼の深雪が嫌いだという感情は、収まるどころか、日が経つにつれ、どんどん大きくなっていったのだ。


 こいつは自分とは違う。こいつは何かを失ったことなど、一度もないに違いない。そして、そのためにまた多くのことを諦めねばならないのだということなど、想像もできないに違いないのだ。


 あいつは知っているだろうか? 己の中に、確実にどうしようもなくぽっかりと欠けた部分が存在する――それを知った時の、足元が抜けるような恐怖、耐え難いほどの苦痛を。

 そしてその欠けた部分は決して埋められないのだという事を知った時の、全身から一滴残らず血が抜けたかのような途方もない絶望を。


 いいや、知る筈がない。それどころか、その様なことがこの世に存在することすら、雨宮深雪には理解できないのだ。

 だからあのように、へらへらと笑っていられるのだ。


 そうかと思うと、ちょっとしたことでひどく傷ついてみせたり、必要以上に自分を卑下したり。でも、そこにはどこかわざとらしさ漂っていると神狼は思う。

 そう、雨宮深雪の行動は、全て『ふり』なのだ。楽しい『ふり』、怒っている『ふり』、傷ついている『ふり』。生身の湧き出でる感情ではなく、周囲の空気に合わせて、ふんわりと感情表現をしているだけだ。 


 その生き方が悪いというわけではないし、間違っているわけでもない。だが神狼はそこにふつふつと煮えたぎるような憤怒を覚えるのだった。『ふり』をしてその場を適当にごまかすなどということさえ許されなかった神狼には、深雪の生き方は、偽善と欺瞞に満ちたものにしか見えなかった。


 こいつは結局、責任を負いたくないだけだ。自分の意志をはっきりと示すことは、同調者を得る可能性がある一方で、敵対者も生むことにもなる。そのリスクを負うのが嫌なのだろう。だからいつまでたっても周りが見えない。

 そういう奴に限って、自分勝手な行動を取るものだ。


 もし、そうではないというのであれば、自分自身の境遇や感情に陶酔しているのに違いない。いずれにしろ、臆病としか言いようがないし、誠意にも欠けている。神狼にはそのようにしか見えなかった。


 ――そう、共に《東京中華街》に来るまでは。


 雨宮深雪が、本当にただの幸福な自惚れ屋なら、それで良かった。神狼としても気兼ねなくその存在を無視し続けることができたし、そうしても自分は悪くないのだと、信じ続けることができただろう。


 だが雨宮深雪は、時おり、神狼の全く思いもよらぬ行動を取ることがあるのだ。


 初めて事務所の屋上でアニムスを使った時もそうだった。あの時、流星は深雪を試した。本気じゃなかったし、深雪が降参すれば、それ以上、戦闘が続くことはなかっただろう。だが雨宮深雪は何故か粘り、負けると思われていた予想をひっくり返し、流星に一矢報いて見せた。


 今もまた、彩水に勝てるはずなどないのに、妙に意地を張って抵抗している。勝ったところで、雨宮深雪にはさほど利益があるとも思えないのに、だ。


 一体何のために戦うのか。何が目的で、そうまで抗うのか。理解ができない。


 《導師(タオシ)》は本気ではない。《紫蝙蝠(ズーピエンフ)》にいた頃、彼は《雪豹(シュエパオ)》と呼ばれていた。恐ろしく残忍で忍耐強く、且つ狡猾な高山地帯の王者。岩肌に紛れ、辛抱強く獲物の後を追い、それを仕留める真正の狩人(ハンター)。技術的にも精神的にも、《導師(タオシ)》が最も優れていたことの、それは証左だ。

 今もその気になれば、赤子の手を捻るよりも簡単に、いつでも雨宮深雪をくびり殺してしまうだろう。


「あいつは大馬鹿者ダ! 自分ガ何をしていテ、誰に喧嘩を売っていルのかモよく分かっていなイ、ただノ阿呆……、その筈なのニ……!」 


 雨宮深雪など、神狼の相手ではない。今まで、ずっとそう思ってきたはずだ。それなのに、今の神狼には何故か、雨宮深雪をただの呆子(タイツ)と馬鹿にすることができなかった。見下し、その存在を無視することができなかった。

 理由は分からない。だから、こんなにも腹立たしいのだ。頭では深雪の事を馬鹿な奴と思っていても、心の芯の部分が、それに同意せず逆らっている。


 深雪が神狼や鈴華を庇い、彩水と立ち向かっているからか。いや、それは違う。それも全くないわけではないが、そういう表面的な理由だけではない。深雪を見ていると、自分がひどくちっぽけになったような、侘しい気持ちになる。そして同時に、《導師(タオシ)》と対峙するあの背中に、どうしようもなく惹き付けられるのだ。


「あいつガ、ただの呆子(タイツ)であったなら良かっタ。そうすれバ、こんナ気持ちニなることもなかっタ……‼」


 鳩尾の辺りを握りしめ、苦しげにそう吐きだす神狼を、鈴華は戸惑ったように見つめていた。彼女もまた、神狼が何故、これほど激しい感情に揺さぶられているのか、分からないからだろう。暫く鈴華は神狼の横顔を見つめていたが、やがてどこか寂しそうに言った。


「そっか……もしかしたら、神狼は羨ましいのかもしれないね、雨宮くんのことが」

「俺ガ、あいつヲ!? そんなワケ……!」

 それはあまりにも心外だ。声を荒げ、鈴華の方へ顔を向ける神狼だったが、鈴華の瞳は真っ直ぐに深雪を見つめていた。


「私は……羨ましいよ。ああいう風に純粋に……自分の利益とか、そういうの関係なく誰かのために動けるって、すごいことだよ。……ああいう風に、まっすぐになれたらいいのに。恨みとか憎しみとか、因縁とか……そういうぐちゃぐちゃしたものに縛られることなく、自分がしたらいいって思う事をただ行動に移せたら、きっとそれが一番幸せなのにね……」


 鈴華はどこか眩しげに目を細め、深雪の後ろ姿を見つめ続ける。その瞳は、日の光に恋い焦がれる、夜の星々のように慎ましやかな煌きを放っている。

 だが、神狼は見逃さなかった。その奥底には、諦念にも似た澱が沈殿していることを。どんなに憧れ、欲しても、自分はそう生きられない。鈴華はそのことを悟り、前向きな生を諦めているかのようだった。


「鈴華……」


 鈴華の言っていることは痛いほどよく分かった。神狼もまた、《レッド=ドラゴン》や実の兄である《導師(タオシ)》、或いは己の欠けた記憶に縛られ、雁字搦めになっている。いくら逃れようとしても、それらはどこまでも神狼の後をひたひたと追って来て、手や足、体、脳に至るまで全てを支配し続けている。そして、どうにもできない現状に、神狼は心のどこかで虚無感を抱いてきた。

 

 今もまた、逃げられないのであれば、抵抗するだけ無駄ではないかと、心のどこかでそう嘆く自分がいる。


 そして鈴華もまた神狼と同様に、四年前に起こった茶家崩壊の顛末を引き摺って生きてきた。彼女が《龍々亭》にいる時、出来るだけ過去の事は忘れようと努力しようとしていることを、神狼は知っている。癒えぬ苦しさや悲しさをどうにか押し隠し、店を訪れてくれる客に笑顔で接客していることを、嫌というほど良く知っている。


 神狼も鈴華も、《東京中華街》から脱出し、自由を得た。だが、それはあくまで表層的な現象にすぎないのだ。一枚皮をめくった奥底では、神狼と鈴華は今も尚、《東京中華街》を巡る因果の糸によって幾重にも縛りつけられている。


(俺たちハ、二人とモ、鳥籠ニ閉じ込められタ鳥のようナものなのかもナ……)


 だから、たとえ飛び方が不格好でも、大空を自在に舞う者の姿に憧れ、同時に嫉妬を覚えてしまうのかもしれない。自分たちもあのように自由になれたら――あの目の覚めるような美しい蒼穹を、どこまでも飛んでいけたなら、と。


 それが決して叶わぬことと知っているから、なおさら羨ましくて、苦しくて、それが堪らなく切ないのだ。


(俺は……やはリ、《導師(タオシ)》ノ元へは戻れナイ)


 神狼はもう、命令されたことをただ遂行するだけの《紫蝙蝠(ズーピエンフ)》ではない。いくら《導師(タオシ)》がそうであって欲しいと望もうとも、もう、(ズー)家で共に過ごした頃には戻れないのだ。


 神狼は外の世界を知り、東雲探偵委事務所の存在を知り、そこで志を共にする者たちとも出会った。神狼の願いは、《龍々亭》が何者にも脅かされず、末永く平和であることだ。


 その為にはまず、《監獄都市》が平和でなければならない。


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