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東亰PRISON  作者: 天野地人
東京中華街編
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第14話 現状確認

 深雪が東雲探偵事務所の二階にあるミーティングルームに呼び出されたのは、《龍々亭》に行った翌日の事だった。


 部屋の扉を潜ると、既に深雪以外のメンバーは全員揃っていた。


 会議室の中央に鎮座する反ピラミッド型のテーブルの周囲を、流星とオリヴィエ、シロが囲んでいる。流星は深雪を一瞥し、軽く頷くと、再び会議机の卓上ディスプレイへと操作へ戻った。その隣には、ずんぐりとっしたウサギのマスコット――マリアの姿も見える。


  一方、オリヴィエは深雪の姿を目にすると、顔を綻ばせた。

「花凛のお見舞いに行っているそうですね。俊哉が喜んでいました。私からも、お礼を言わせてください」

「いいよそんな、気にしなくて。シロも一緒だし、様子を覗いてるだけだから」


 奈落はいつものように壁に背を凭れ、煙草をふかしていた。オリヴィエに口うるさく注意されたのか、携帯用灰皿をしっかり手にしている。

 神狼はと視線を向けると、窓枠に浅く腰かけていた。深雪が部屋に入って来たのに気づいている筈だが、顔すら向けない。どうやらいつもの如く、無視を決め込むつもりらしい。


 全員が部屋に揃ったのを見届けると、流星は顔を上げ、その場にいる一同を見渡しながら口を開いた。


「……さてと。前回の連続猟奇殺人事件が終わってから、まだたったの二週間だが、早くも新しい仕事のお出ましだぞー、お前ら」


「全く……雨後のタケノコとは、まさにこのコト……」

 神狼がうんざりしたように呟くと、奈落は冷ややかに続ける。

「筍はまだいい。食えるからな。連中はカビだろう。勝手に繁殖して何でも腐らせる」


「そういう言い方はどうかと思いますよ。知らないのですか? カビ掃除は大変なんですよ。簡単には落ちませんし、根絶できませんし……本当に、これ以上ないくらいの無力感に苛まれます」

 オリヴィエはカビ掃除で苦労した覚えでもあるのか、顔を顰めたまま遠い目をした。


「ってゆーかあ、あたしたちのやってる作業がまさにそれよね~! わっらえる~‼」

「全っ然、笑えないよマリア……」

 コロコロと笑い声を立てるマリアに、深雪もげんなりとして突っ込んだのだった。


 確かに、こう立て続けに事件が起こると、肉体的な疲労は勿論、精神的にもかなり疲弊してくる。

(それもここが《監獄都市》だからなんだろうけど……一年もこんな生活してたら、発狂しそうだな……)

 最初は《死刑執行人(リーパー)》という存在に対して、強い反発を覚えた。だがこうしてみると、《死刑執行人(リーパー)》を続けていくのも決して楽ではないということを思い知らされる。


「とにかく、だ! これがこの一週間に起きた、ゴースト絡みの暴行事件の発生場所だ。新宿近辺だけですでにこれだけの件数に上っている」

 流星は気持ちを切り替えるようにそう言うと、卓上の巨大ディスプレイ上に新宿界隈の地図が浮かび上がる。その上には二、三十個の赤い点がひしめいていた。


「通りで……最近、我々の出動も劇的に増えている筈ですね」

 深雪はまだゴーストの鎮圧に当たったことは無いが、流星や奈落、オリヴィエたちは頻繁に駆り出されている。中には結構、深刻な抗争もあるようで、手を焼いているという話は深雪も聞かされていた。


「因みに、赤い点で示したこれらの事件は、ゴーストが起こしたという事の他に、もう一つ共通点があるの。

 《Ciel(シエル)》……或いは《Caelum(カエルム)》や《Paradiso(パラディソ)》、《Tian Guo(ティエンクオ)》なんてのもあるらしいけど、どれもそういったアニムス抑制剤の劣化モノを摂取したゴーストが原因となって引き起こされているのよね」


 マリアがそう言うや否や、流星は机の下から液体の入った注射器を取り出した。


「……こいつが、以前、《タイタン》から回収した《Heaven(ヘヴン)》だ。これ自体は、覚醒作用のあるただの薬物でしかなかった。まあ、今まで《監獄都市》の中では流通していなかった新型だったり、不自然なほどの短期間での大量供給だったりしたわけだが、少なくともこの時点では脅威レベルはさほどでもなかった。

 一方、これが《Ciel(シエル)》、或いは《Caelum(カエルム)》などと呼ばれて、現在《中立地帯》で大流行している劣化剤だ」


 流星は次に、個別包装された錠剤をいくつか取り出した。ポップな包みに入った者もあれば、スタイリッシュなデザインのものもあり、白い錠剤もあれば、色付きのものもある。個々の雰囲気は別物のように違うが、どれも作用は似たようなものらしい。


「こいつを使用したゴーストは、劇的な高揚感や覚醒作用が得られるらしい。《Heaven(ヘヴン)》の流通が止まった後、まるでその替わりを占めるかのように、この数週間で爆発的に広まった」


「注目してほしいのは、その《Ciel(シエル)》っていう名称なの」

 マリアの言葉に、オリヴィエは眉根を寄せた。

「《CIEL(シエル)》……フランス語で『天国』という意味です」


「そうなのカ? 《Tian Guo(ティエンクオ)》も、中国語で『天国』という意味だゾ」

「確か、《Caelum(カエルム)》や《Paradiso(パラディソ)》も同様の意味だったろう」

 神狼と奈落もそれぞれ訝しげな表情をする。


「え、そもそも《Heaven(ヘヴン)》の意味も『天国』だよね。まさか、この《Ciel(シエル)》って……」

 深雪の言葉を最後まで待たずして、マリアはニヤリと笑う。


「はーい、そゆこと~! 今、出回ってる《Ciel(シエル)》や《Caelum(カエルム)》といった劣化剤の主成分は、《Heaven(ヘヴン)》のそれと殆ど同じだってことが、データ解析から分かってるわ。 

 つ・ま・り~、《Ciel(シエル)》だの《Caelum(カエルム)》だのってのは、どれも《Heaven(ヘヴン)》をベースにしたほぼ同一品ってことなのよ。違いと言えば、薬物の微細な成分や、アニムス抑制剤との配合の割合なんかを、少しずつ変えてあるっていうだけなの」


 つまり、種類を分けることで、細かなニーズに応えているということだろうか。

(或いは、成分を少しづつ変えることで、どのパターンに一番効果があるか試している、とか……)

 いずれにしろ、パッケージをいくつも用意するという事は、それだけ手間や元手がかかっているという事だ。そうであるからには、何かしら理由や目的があるのだろう。


 流星は数ある錠剤から一つを摘み、それを掲げた。それは中でも一番地味で、真っ白な錠剤だった。包装にも、何もデザインが加えられておらず、全くの無地だ。市販の頭痛薬や胃腸薬と言われても信じてしまいそうなほどのシンプルさだった。


「中でも、一番人気なのがこの《Ciel(シエル)》だ。ただ、性質の悪さでも他の劣化モノより一つ群を抜いている。こいつは中でも特に依存性が高く、ゴーストの精神を異常に興奮させ、暴走状態に至らしめる。しかも厄介なのはそれだけじゃない」

 すると流星の説明に、マリアが横から口を挟む。


「ここで思い出して欲しいんだけど……《Heaven(ヘヴン)》にはアニムスを強める作用があったでしょ?」

「そういえば……《タイタン》のメンバーも、《Heaven(ヘヴン)》を打つ前と後では、動きの良さやアニムスの強力さが違った」

 そのせいか、元はさほどアニムス値の高いとは言えない相手であったのに、かなり苦戦させられた覚えがある。


「個人差はあるが、《Ciel(シエル)》は同様の作用が、《Heaven(ヘヴン)》よりも数倍、働くらしい。原因は《Ciel(シエル)》に微量なアニムス抑制剤が混ぜてあることだ。

 一般的に、ゴーストが薬物と抑制剤を併用した場合、薬物単体の時と比べ、毒物の吸収率が数十倍になると言われている。

 その為か、《Ciel(シエル)》は特に凶悪犯罪につながりやすい上に、中毒者への対応も後手に回りがちだ。すでにゴーストの暴走死や中毒死など、深刻な事態に陥っているケースもある」


 流星の説明と共に、《Ciel(シエル)》の中毒症状を起こしたゴーストによって破壊された街の景色が次々と浮かび上がっては消えていく。

 大規模火災の後の様な写真や、巨大地震に襲われた様な写真。どれも酷い画像だった。

 《監獄都市》はすでに廃墟になっている場所も多くあるが、どれもそれに追い打ちをかけるかのような画像ばかりだ。巻き込まれた人間も当然いる筈で、一体どれだけの人が負傷したのだろうと考えると、戦慄を禁じ得ない。


「そして、この《Ciel(シエル)》の厄介な点の三つめが、拡散の仕方だ。《中立地帯》のゴーストは平均年齢が若く、薬物に関する知識の乏しい奴も多い。そいつらの間では、こいつが安価なアニムス抑制剤として出回っているようなんだ」

 流星が神妙な顔をして言うと、オリヴィエも悲しげに睫毛を伏せた。


「実際、孤児院の卒業生に何人か話を聞いてみたのですが、《Ciel(シエル)》が危険な薬物だと知らない子供も何人かいました。信じられないことに、彼らは《Ciel(シエル)》のことを便利で安価なアニムス抑制剤であり、健康に良く、使う事が格好いいことだと信じているような節さえありました。彼らの周囲でも、すでにかなり広く浸透しているようです」


「花凛や俊哉みたいな被害に遭っている子が、他にも大勢いるってことか……」

 花凛も正規のアニムス抑制剤を購入する余裕がなく、仕方なく《Ciel(シエル)》に手を出したと言っていた。危険性を知らぬものは勿論、怪しいと思っていても手を出さざるを得ない状況に置かれたゴーストが大勢いるということなのだろう。


 深雪の呟きに、流星は「ああ、そうだ」と頷いた。

「ところが、アニムスが不安定であろうとなかろうと、《Ciel(シエル)》の与える効果は変わらない。軽い気持ちで《Ciel(シエル)》に手を出したゴーストがひでえ依存症を起こして犯罪に走ったり、暴走したり……今や確実に《Ciel(シエル)》自体が新たなゴースト犯罪の温床になりつつある」


「……皮肉なものですね。本来、アニムス抑制剤はゴースト治療の希望だった筈です。アニムスさえ安定させることができたなら、力を暴走させて犯罪に走ってしまうゴーストを減少させることもできるだろう……と。ところが、アニムス抑制剤は数があまりにも希少な上に、値段も恐ろしく高い。その為、偽物が出回ってはトラブルを起こしている……これは何も《監獄都市》だけの話ではありません。世界的規模の問題なのです。

 ゴースト犯罪の特効薬が逆にゴースト犯罪を増長している……」


 そう言った例をいくつも目にしてきたのだろう。オリヴィエは憂いを滲ませるが、それを奈落はフンと鼻で笑って一蹴したのだった。

「……フン。そう感じるのは、お前がただ、物事の本質を理解していないというだけだ」

「それはどういうことですか?」

 オリヴィエは、明らかにむっとした様子で、奈落へと食ってかかる。すると奈落は、ふてぶてしく紫煙を吐き出しながら答えた。


「頭痛薬や胃腸薬を増やせば、犯罪は減るか? 病気を治せば、悪行を改めるのか?……とどのつまり、そういう話だろう。馬鹿馬鹿しい。そもそも人間ってのは、放っておけば悪事に手を染めるようにできているんだ」


「何を言っているのですか。みなが皆、あなたのように悪意に満ちたゴーストであるとは限らないでしょう。性悪説を主張するのは勝手ですが、行き過ぎればただの偏屈ですよ」


「性悪説の総本山みたいな世界で生きている奴に言われたくねーな」


「我々の教義は、そんな一言で片付けられるほど、薄っぺらいものではありません。脳筋のあなたには少し難しいかもしれませんがね。けれど、もし興味がおありなのでしたら、いつでもお教えしますよ。ええ、たとえ馬の耳に念仏、猫に小判、豚に真珠だったとしても、喜んで教えて差し上げますとも!」


「ざけんな、そんなくだらねー事にダラッダラ時間を費やすほど、俺はヒマじゃねえ!」


 いつものように会話が訳の分からない方向へ盛大に脱線し始めたオリヴィエと奈落の間に、マリアが呆れ顔で割って入る。

「はいはい、はーい! 君たち、そこまで! 何でそう盛大に脱線するかな~?」


「相性が悪い人たちって、往々にして似た者同士であることが多いよね」


 深雪はふと思いついたことをポツリと呟いた。悪気は全くなかったのだが、それが奈落とオリヴィエ、双方のプライドをいたく傷つけてしまったようだった。


「ブッ殺すぞ、クソガキ! 逆さまに吊し上げて、東京湾に沈めたろーか、ああ!?」

「深雪、今のは聞き捨てなりませんよ! 訂正してください‼」

 珍しく両方から同時にそう怒鳴られた。あまりの剣幕に深雪は呆気にとられつつ、

「えっ? ああ、ごめん……」

 と答えるしかなかった。


「うるサイ……! そんな話、どうでもイイ!」

 神狼が苛立ったように文句を言うと、流星もジト目で突っこむ。

「っつーか、今のは奈落が悪い! ……何でか分かるか? ヨソの宗教とは言え、聖職者を非難するほど、俺も罰当たりじゃないからだ!」


「ちっ……クソ垂れ目め」

 機嫌を損ね毒づく奈落に、流星は半眼のまま「聞こえてんぞー!」と返したのだった。一方のオリヴィエは、その流星に向かって申し訳なさそうに首を垂れる。

「流星……すみません。私も少々、大人げありませんでした」

「ああ、まあ『少々』っつーより『だいぶ』だが……分かってくれりゃそれでいいんだ」


「……とにもかくにも、そんなこんなで、えーと……何の話してたんだっけ?」

 マリアは、「ハテ?」と首を傾げる。するとシロが「はいはーい」と挙手をした。

「《しえる》っていうお薬は危ないっていう話だよー」


「ああ、そうそう。シロ、えっらーい!」

「えへへー。シロえらい?」


(まあ、多分シロがえらいっていうより、周りがダメな気がするんだけど……) 

 内心でそんな風に突っこんでいると、流星は咳ばらいを一つし、、卓上に浮かんだ画像を切り替えた。


「――話を元に戻すと、だ。これは先日、《新八州特区》と《東京中華街》との中間地点で起こったタンクローリーの事故の映像だ」

 

 そして次に映し出されたのは、監視カメラの映像だった。ドライブレコーダーの映像だ。レコーダーの搭載された車の前方――画面の右側をタンクローリーが走行している。暫くその光景が続くが、映像が進むと、そのタンクローリーが突如何の前触れも無く横転した。

 そして巨大ハンマーで殴打したかのように完膚なきまでに叩きのめされた挙句、画面の左端まで吹っ飛んでいってしまった。


「え……!?」

 深雪が目を見開いた途端、映像が巻き戻り、タンクローリーが吹っ飛ぶ直前の瞬間がクローズアップされる。

 そこには一人の人影が写り込んでいた。三十台前後の中年の男だ。全身を大きく仰け反らせ、高笑いしているように見える。


 道路の真ん中で仁王立ちし、狂ったように笑う男の姿は、それだけで十分、異様な光景だった。しかし男は更ににやりと巨悪な笑みを浮かべると、手にしていた錠剤の様なもの――おそらく《Ciel(シエル)》――を大量に口に放り込んだ。

 すでにいくつか開封済みで、《Ciel(シエル)》の包みが路上に散乱している。


「こいつも《Ciel(シエル)》の中毒症状を起こしたゴーストの一人だ。明らかに錯乱状態に陥っていて、力の制御も出来ていない。この事故のせいで二人が死亡、七人が重軽傷で病院送りになった。

 だが、それとは別に深刻な問題がある。こいつは元は下位のゴーストで、アニムス値の低いノースキルだった。一般人同然だ。だが、《Ciel(シエル)》の効果によってアニムスが爆発的に強化された結果、一時的に中級ほどに『ランクアップ』した」


「この現象がより上位のゴーストで起こる可能性を考えると……穏やかではありませんね……」


「ああ。このままこいつの中毒者が増え続ければ、この《監獄都市》は益々不安定になり混乱状況に陥りかねない。そうなりゃ《アラハバキ》や《レッド=ドラゴン》、そしてこの《中立地帯》の力の均衡も崩れるだろう」


 流星やオリヴィエに続き、神狼もまた険しい表情を見せた。


「このまま《Ciel(シエル)》を放置しているト、大惨事になル」


 《監獄都市》の治安が悪化したら、当然、鈴華や《龍々亭》も危険に晒されたり巻き込まれる確率が高くなる。例えば、客を装って《Ciel(シエル)》の中毒者が《龍々亭》に乗り込んできたら。考えたくはないが、決してあり得ない状況でもない。

 だから神狼にとっても、決して他人事ではないのだろう。


「そういう訳だ。俺たちが至急やらなきゃなんねーのは、《Ciel(シエル)》の売人や元売り、そしてそいつらにヤクを供給している運び屋や、裏で糸を引いている黒幕を調べることだ」

 瞳を剣呑に光らせる流星に、深雪は尋ねる。


「でも、どうやって?」

 肩を竦めつつ、それに答えたのは、マリアだった。


「第一に、情報収集ねー。まずは足元を固めないと」

「でも、流星たちは《監獄都市》でかなり顔を知られているよね? 売人や元売りもかなり警戒してるんじゃ……?」


 するとマリアは、ニヤリと不穏な笑みを見せる。

「ああら、深雪っち。今回はやけに察しがいいじゃない」 


「へ……?」


 きょとんとする深雪に、流星は「あーっと……つまりだな」と、頭を掻く。


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