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東亰PRISON  作者: 天野地人
東京中華街編
114/752

第11話 龍々亭①

 花凛は順調に回復していった。


 体調も日に日に改善していき、アニムスを暴走させていた時はあれほど顔色も悪く苦しそうだったのに、今はそれらが嘘のように生き生きとしている。まるで全くの別人に生まれ変わったかのようだ。


 アニムスは完全に失われたようで、あの日以来、《マグネティク=フィールド》は発動していない。


 深雪はシロと共に、二、三日に一度ほど、花凛を見舞うために石蕗診療所へと通っていた。

 その日も花凛の元へ見舞いに行った後、いつものように事務所へと向かっていた。するとその途中、シロが思いついたように口を開く。


「ユキ、今日はこの後、どうする?」

「そうだなぁ……そろそろ昼時だし、ご飯にしよっか」

 時間も午後の一時を回ったころだし、ちょうど外出中でもある。深雪がそう答えると、シロはぱっと表情を明るくした。


「あ、だったらシロ、神狼のお店に行きたいんだけど……いい?」

「神狼の?」

「うん。この間、神狼のお店に出前を頼んだ時、杏仁豆腐をおまけしてもらったでしょ? そのお礼を言いたいんだ。お店、この近くだから、ちょうどいいかなって」


「そっか……分かった。じゃあ、そうしようか」

 深雪としてもそれに特に異論はない。これといって他に食べたいものも無いし、それに正直に言うと、あの神狼がどういう店で働いているのか、少しだけ興味もある。


 そもそも深雪にとって、神狼は謎の多き存在だ。顔立ちは中性的で、優美な曲線を描く目といい、すっと通った鼻筋や顎、或いはどこか色気を感じさせる唇と言い、男の深雪から見ても、何だか妖しさを感じさせる。

 体つきは細くて華奢だが、動作は鞭のようにしなやかだ。舞を舞っているかのようにふわりとし、全く重力を感じさせない。一体、どういう鍛え方をすればああいう動きができるようになるのか、全くもって謎だらけだ。


 だが、何より分からないのは性格だろう。いつも無口かつ無表情で、事務所でも笑ったり冗談を言っているところを見たことがない。ただ仕事ぶりは真面目だし、与えられた任務は、ほぼ完璧にこなす。その点では流星や奈落なども、一目置いているようだ。

 だが、神狼は情報収集や潜入捜査を主としていて単独行動が多いせいか、深雪との接点は殆どない。かと言って事務所の他の誰かと特に親しくしている様子でもなく、私生活など、想像もできない。


 ただ一つはっきりしているのは、何故だか深雪のことを蛇蝎の如く嫌っているということだけだ。


(俺たちが突然押しかけたら、神狼は絶対、嫌そうな顔をするだろうな……)

 それでも、さすがに客として訪れる深雪たちを追い出しはすまい。神狼が仏頂面で困り果てる姿が目に浮かぶようだった。


(たまには、神狼が我慢すればいいんだ)

 この間、好きなだけ八つ当たりされた仕返しだ。思う存分、冷やかしてやるのも悪くない。そう考えると、何だか悪戯をっしかけるようで、少しだけわくわくしてくる。


(それにしても……あの神狼が普段は中華料理店のアルバイトか。どういう感じで働いているのか、全く想像がつかないな)

 神狼は、事務所では基本的に笑わないし、そもそも自ら積極的に話すことも殆ど無い。だが、飲食店のアルバイトとなれば、笑顔で接客は必須だろう。

 普段の神狼の言動からその姿を想像するのは、とても難しかった。





 深雪はシロに連れられて、ごみごみとした商店街へと向かった。

 周囲には飲食店や鮮魚店や精肉店、八百屋などの他に生活用品店などが立ち並んでいる。その間に割り込むようにして風俗店や雀荘、カラオケ店の看板まで見える。

 昼時という事もあってか、人通りは多い。それも、目つきが鋭く柄も悪いゴーストギャングやゴロツキではなく、女性やお年寄りなど、ごく普通の人々が多い気がする。


(こういう、ごく普通の商店街も残っているんだな) 

 廃墟でもなく、ゴロツキばかりでもない。こういったごく普通の街並みが、この《監獄都市》に残っているという事が、深雪はとてつもなく嬉しかった。ただそれは、裏を返せばこの街がどれだけ異常かということでもあったが。


 シロは近道だからと、細い路地を進んでいく。どうやら商店街に立ち並ぶ店舗の裏側に当たるらしく、そちら側はあまり人けが無い。崩した字体の英語の落書きが書き殴ってあったり、誰かが瓶を割ったのか、ガラスの破片が飛び散っていたり、表とは全く違う様相だ。


(何か、通りを一つ奥に入ると、けっこう物騒な感じだな……いや、他の場所ではこれが普通……か)


 商店街の穏やかに空気に触れてしまったせいで、この路地がいつもより余計に荒れ果てているように感じるのだろう。シロはそれにも慣れてしまっているのか、不穏な路地裏に臆した様子もない。深雪は黙ってその後をついて行った。 


 すると突然、路地の奥の方から怒鳴り声が聞こえてきた。


「何だ……?」

「あそこ! 誰か囲まれてる……!」

 シロが指し示す方へ視線をやると、三人の男が十代の少女を取り囲んでいる。


 男たちはいずれも体格が良く、ニヤニヤと頬を歪ませて明らかに物騒な空気を漂わせている。彼らはいずれも黒ずんだ色の上着を羽織っていたが、よく見ると、いずれもチャイナ服だ。ただ、格好は異国のものでも、その素行の悪さは、ゴーストギャングそのものだった。

 

 一方、男たちに囲まれている少女もまた、チャイナ服を身に着けている。だが、そちらの方には見覚えがあった。確かこの間、出前に来た神狼が、同じ色とデザインの服を着ていたのを思い出したのだ。胸元には赤い刺繍で《龍々亭》とある。


 少女は、胡桃色をした明るい色の長い髪を耳の下で左右二つに分け、それをそれぞれ胸元へと垂らしている。陰に籠ったようなところは微塵もなく、明朗快活を絵にかいたような、活発そうな少女だった。普段であればきっと親しみやすい女の子なのだろう。だが彼女の瞳は、今は柄の悪い男たちを果敢に睨みつけていた。


「ちょっと、しつこいわね! いい加減に、そこ通しなさいよ! 私はまだお店の仕事が残ってるの‼」


 少女は威勢よく啖呵を切った。そして、男たちを押しのけ、その場を去ろうと試みる。しかし男たちは彼女の行く手の先に、自らの逞しい腕や足を出して進路を阻み、巧妙にそれを遮ってしまう。

 少女はそれに気づき、きっと男たちを睨みつけた。すると男たちは、一斉に口元を吊り上げ、下卑た嘲笑を見せる。


「ああん、何だと? 何だその態度は。俺らとは付き合えねえってのかよ!?」

「お高くとまってんじゃねーぞ、くらぁ!」 

「いいから、ごちゃごちゃ言わずに俺らと来いよ!  可愛がってやるぜえ? ぎゃはっ、ぎゃはは!」


「もー……何なのよ、こいつら? うっとーしいわね!」


 男たちはみな似たようなチャイナ服を着ているが、それぞれ相貌は全く違う。一人は瓢箪のような細長い顔をしていて、体つきもひょろりと細く、背が高い。もう一人は顔が漬物石のようにどてっとしていて丸く、首が殆ど無いせいか、三人の中で一番背が低い。

 最後の三番目は、一番体格ががっしりとしていて、頭髪は角刈り、頬にはザクロの実が弾けた時のような、おおきなバツ印の刀傷が右の頬に穿たれている。


 彼らの中では、どうやら角刈りで頬に刀傷のある男が、リーダー格であるようだった。三人の中で、その男か一番、態度がでかいからだ。


 一方の少女は、心底うんざりした表情をしていた。見たところ、屈強な男たちに囲まれることに対する恐怖や悲壮感は、さほど抱いていないようだ。かなり肝の据わった性格をしているのだろう。それでも、迷惑には違いないのか、生まれて初めてピータンを食べる子供のような、険しいしかめっ面をしている。


 男たちはその少女の顔を見て、更にゲラゲラと下品な笑いを上げた。

(ベタなゴロツキだなー)

 こういう奴がもっと少なければ、この街も少しは平和になるのに。深雪が冷めた視線をごろつき達に送っていると、シロが囲まれている少女の方を指して叫んだ。


「あの子、鈴華(リンファー)ちゃんだよ!」

「知り合い?」

「うん。神狼のお店で一緒に働いてる子。ゴーストだよ」


「……!」 

 深雪は、はっとして少女の方を見た。確かに、神狼と同じ派手なチャイナ服――おそらく、《龍々亭》のユニフォーム――を身に纏っているのだから、職場も同じだと考えた方が自然だ。


 ゴーストと言っても、皆がみなアニムス値の高い者ばかりではないし、戦闘に適したアニムスであるとも限らない。鈴華(リンファー)という少女がゴーストなのかは分からないが、ゴロツキ達に使っていないところを見ると、アニムスを持っていたとしても、こういった時に使うには適さないアニムスなのだろう。


 彼女が何故、あんなゴロツキたちに付き纏われ、囲まれているのか事情は分からない。だが、三人のゴロツキが彼女に対して悪意を抱いているのは言うまでもなかった。このまま放っておけば、何をしでかすか分かったものではない。


「助けよう。ここで待ってて」

 深雪はシロをその場に残すと、鈴華(リンファー)と彼女を囲む男たちの方へ向かって駆けだした。その間も、男たちは執拗に鈴華へ迫り続けている。


「……大体よぉ、仕事っつったって、どうせ中華料理屋の給仕だろ?」 

「そんな事より、俺たちと付き合った方が楽しいぜ? ぜーったいにな!」

 ニタニタと薄笑いを浮かべる男たちの言葉を、鈴華はぴしりと一刀両断にする。 


「フン……ふざけないでよ! あんたたちみたいな下品な単細胞と一緒にいて、一体何が楽しいって言うのよ!? バッカじゃないの‼」

「何だと、このアマぁ!」

「黙って来てりゃ、ナマイキ言いやがって!」

 真っ向から罵倒され、瓢箪顔の背が高い男と、漬物石のような顔をした背の低い男は、一斉に顔色を変えた。ところが、リーダー格の刀傷の男は、気分を害した様子もなく、悠然と目を細める。


「待てよ、良いじゃねえか。気の強い女は嫌いじゃねえ……なぶり甲斐があるからなあ‼」

 そしてそう叫ぶと共に、細めた目をかっと眼を見開いた。狂猛に目をぎらつかせ、全身から殺気を放つその様に、さすがの鈴華(リンファー)もたじろいだようだ。

「な……何よ、やろうっての!?」 

 気丈にも男にそう啖呵を切るが、その声は明らかに上擦っている。


「あー、ちょっと。お取込み中のところ悪いんだけど」 

 興奮した男たちが勢い任せに、鈴華(リンファー)へと手を伸ばそうとしたその瞬間、深雪は両者の間へ強引に体をねじ込ませた。突然の闖入者に、その場の全員が呆気に取られたような顔を見せたが、男たちはすぐに深雪へと敵意を向ける。

「ああ? 何だ、このチビ!?」

「日本人か? ガキにゃ用はねえんだよ。あっち行ってな!」


 深雪は男のそのセリフに、眉を顰めた。

(こいつら、外国人か……? 訛りはあんま感じないけど……)

 不審に思いつつ、深雪は男たちへ鋭い視線を送る。

「彼女は俺の知り合いなんだ。何の用だか知らないけど、もういいだろ。こういう風に取り囲んで強要するのはただの迷惑行為でしかないぞ」


 するとゴロツキたちは、互いに顔を見合わせ、一斉に笑い転げ始めた。

「おいおい聞いたか、『迷惑行為』だってよ!」

「お笑いだぜ! 俺たちがそんなお上品に見えるってか?」

「さすが、平和ボケした《中立地帯》の奴らは、言う事が違うぜ!」


 その言葉を耳にした深雪は、ますます違和感を強めた。

(こいつら、《中立地帯》のゴーストじゃない……? ひょっとして、《レッド=ドラゴン》の……?) 

 深雪たちのことをわざわざ『《中立地帯》の奴ら』と表現していることから察するに、この男たちは《中立地帯》のゴーストではないのだろう。《アラハバキ》か《レッド=ドラゴン》に所属しているゴーストだと思われるが、彼らの服装がチャイナ服なので、中華系のゴーストが多いという《レッド=ドラゴン》のゴーストなのではないかと察しをつけたのだ。


 しかし、そうであるのなら、何故《レッド=ドラゴン》のゴーストがわざわざ《中立地帯》にまでやって来て、この少女にちょっかいを出しているのだろう。《レッド=ドラゴン》は豊島区一帯を根城にしている勢力だ。

(ただのナンパにしては不自然すぎるな……)

 

 その点は気にはなったが、事の次第を詳しく聞き質している時間はなさそうだ。今は鈴華を救い出すことが第一だと思い直した。

「……鈴華さん、行こう」

 深雪は鈴華の手首をつかむと、男たちの包囲を強引に破って歩き出す。

「え、ちょっと……君は、一体……? どうして私の名前……!?」

 鈴華は困惑した声を上げるが、すぐに深雪と鈴華の前方で、ビルの陰に隠れてシロが手を振っているのに気づいた。

「あれは、シロちゃん……? じゃあ、あなた……東雲探偵事務所の……?」


 深雪は鈴華に、小さく頷いて見せる。あとはこの場を離れるだけ――しかし、ゴロツキ達がそれで素直に諦めるはずも無かった。

「……おい、待てよ」

「このまま逃げられると、本気で思ってんのか?」

「その女を連れて行ってもらっちゃ、困るんだよ!」

 ゴロツキは剣呑な気配を浮かべ、怒声を放つと、深雪たちの前方に回り込んだ。そして、怒りも露わに肩に掴みかかってくる。


「本当にしつこいな。迷惑だって言ってるだろ」

 深雪は冷静にその手を払うと、それと同時に、手の内に仕込んであった愛用のビー玉を破裂させた。パアンと、甲高い破裂音が炸裂する。

 ただ、発動させた《ランドマイン》は、爆竹と同程度のごく微弱なものだったので、ゴロツキにも深雪にも、もちろん鈴華にも怪我はない。だが、ゴロツキたちはぎょっと身構え、さらに深雪の赤くなった瞳孔の縁に気づき、警戒したように僅かに後退した。


「こ……こいつもゴーストか!?」

「へっ、面白いじゃねーか!」

 口々に強がりとも聞こえるセリフを吐くが、頬に刀傷を刻んだ男は、沈着さを失わなかった。


「おい、よせ! この辺には《死刑執行人(リーパー)》がうじゃうじゃしてやがる……《中立地帯》のゴーストと揉めて騒ぎになったらまずい!」

 すると、他の二人の男たちもそれに思い至ったのか、悔しそうに顔を歪める。

「ちっ……!」

「けどよ、ここまで来て……!」


「何かあったら、『若』に迷惑がかかるだろ!」


 『若』というのが何者なのか、深雪には知る由もなかったが、ゴロツキ達にとってはとても重要な存在であるようだ。不満を浮かべていた二人の凸凹コンビも、その『若』という言葉を聞いた途端、むっつりと黙り込んだ。


「……おい、行くぞ!」

 男たちは尚も鈴華に未練があるようだったが、刀傷の男に促され、渋々引き下がった。

 鈴華が深雪の後ろでほっと息をつくのが気配で伝わってくる。強がってはいても、やはり心中は穏やかでなかったのだろう。すると、ゴロツキ達はそれを見透かしたかのように、陰湿な視線を鈴華に向け、頬を吊り上げた。


「じゃあな、鈴華さんよ。また来るぜ。俺たちは諦めねーぞ。裏切者は徹底的に粛清する……それがうちの流儀なんだ。この《監獄都市》の中にいる限り、逃げきれるなんて思うなよ!」

 

 そして、忌々しそうに唾を吐き捨てると、身を翻し、そのまま立ち去っていった。


「何なんだ、あいつら……?」

 深雪は呆れ果ててその背中を見送った。鈴華も怒りが収まらないらしく、興奮した口調でまくし立てる。

「時々、ああいう変なのが来るのよ! 今までは無視してたんだけど、しつこくて。本当、店に来るお役さんの迷惑にもなるし、営業妨害もいいところよ!」

 鈴華によると、店はすぐそこであるらしく、深雪のいる場所からも中華料理店の真っ赤な看板が見える。


「さっきの奴ら、知り合い?」

 深雪が尋ねると、鈴華は「全っ然!」と、首を横に振った。

「でも、向こうは私の事、知ってるみたい。ホント、嫌になっちゃう……!」


(確かに……ゴロツキ達の方は、明らかに鈴華を狙ってここまで来たって感じだったな)

 鈴華は何かトラブルに巻き込まれているのだろうか。見たところ、彼女は明朗快活で親しみやすく、ああいった物騒な男たちにつけ狙われるような、後ろ暗いところがあるようにも見えないのだが。


 そんな事を考えていると、鈴華は深雪に改めて向き直り、屈託のない笑顔を浮かべた。

「……それより、助けてくれてありがとう! 君、名前は?」

「俺は雨宮深雪」

「もしかして……東雲探偵事務所に新しく入った人って、君のこと?」

「ああ、うん」

「あはは、やっぱり!」

 鈴華は、弾けたような笑い声をあげた。周囲の人々も釣られて笑顔にさせてしまうような、魅力的で快活な笑顔だ。 


「よく知ってるね」深雪が驚くと、鈴華は含みのある瞳で深雪を見つめ、「神狼が君のこと、話してたから」と答える。

「へえ……」深雪の胸中は複雑だった。

(どうせ、愚図でのろまな役立たず……とか言ってんだろ、絶対)

 あの神狼が自分のことを口にしていたとすれば、悪口しか考えられない。

 一方の鈴華は、ジト目になった深雪の顔を暫く可笑しそうに見つめていたが、やがてふと真顔になってこちらを窺うように言った。


「あの……お願いがあるんだけど、いい?」

「何?」


「私がさっきの奴らに絡まれてたこと、神狼には言わないでおいて欲しいの」


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