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東亰PRISON  作者: 天野地人
東京中華街編
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第6話 花凛と俊哉②

 誰とはなしに呟くと、それを聞いていた俊弥は表情を硬くし、激しい口調で吐き捨てる。


「そんなもん、簡単に使えるわけないだろ!」


 突然声を荒げた俊弥を、深雪は驚いて振り返った。俊弥は不機嫌そうに顔を顰め、尚も吐き捨てるように言葉を続ける。


「アニムス抑制剤は確かに良く効く薬だけど……いくらするか知ってんのかよ!? 俺らの三年分の労働賃金でも足らないくらいなんだぞ‼ 俺らはゴーストだから……保険だって適用されない……!」


 確かに人間でないゴーストに、保険が適用されるはずもない。薬どころか、正規の医療機関では治療を受ける事すら困難だろう。

 ゴーストだって怪我をするし、病気にもなる。だが、この《監獄都市》の中にいる限り、よほど金銭的に恵まれた者でなければ、自然治癒に任せる他ないのだ。《壁》の外の人間が、それを憂慮して何か対策をとることも考え辛い。薬があっても、それが簡単に入手できる環境でないのは容易に想像できた。


「……ごめん。批判するつもりは無かったんだ。ただ、不思議に思ったから……」


 深雪は素直に謝った。悪気はなかったとはいえ、少々、軽率な発言だったと思ったからだ。ところが、俊哉は機嫌を直すつもりは無いらしい。ふてぶてしく口を尖らせた。


「別にいいよ。あんたが批判しようがすまいが、花凛が助かるわけじゃないしな!」

「……」

「くそっ! 何で、お前みたいなのが……花凛の状態は命に関わるんだ! こっちは真剣なんだよ! ぼけっとした顔しやがって……物見遊山で来られても迷惑なんだよ……‼」


(いや、この顔が素なんだけど……ぼけっとしてて悪かったな)

 深雪は俊哉が聞こえよがせに呟く愚痴に対し、胸中で思い切りそう突っこんだ。


 でも、確かにこういう時は、顔が怖いくらいの方が、説得力があっていいのかもしれない。奈落がいつも威圧感を撒き散らしているのは、その方がビジネス上、有利だという事もあるのだろう。流星もわざわざ髪を赤く染めたというようなことを言っていた。特に、この街のような環境下では、たかが外見、などとは侮れない。

 だからといって、わざわざらしくない格好をするつもりは無かったが。


(……まあいいや。どう思われようと、俺は俺の与えられた役目を果たすだけだ)


 花凛の件で精神的に不安定になっているのは、俊弥もまた同じなのだろう。二人は仲が良かったそうだから、心配する気持ちは分かる。

 肝心なのは、深雪がそれに触発されて苛々したりしないことだ。


 やがて磁場がまたもや逆転し、ひしめき合うようにして花凛にくっついていた鉄くずが一斉に宙に浮いた。その下から、座り込んだ花凛が現れるが、その姿は先ほどよりずっと痛々しく変貌していた。腕や足からは幾筋もの血が滴り、或いはデニムのパンツやジャケットにも、どす黒い血が滲んでいる。おまけに、制御し損ねた鉄くずが、手足や背中にいくつも深々と刺さっていた。 


「痛い……嫌だ、痛いよ‼ うああああああああああああああああああっ‼」


 花凛の瞳孔が一際強く、赤く輝く。叫びは更に強力な磁場となって、周囲を呑み込んでいった。


 あまりにも強い力を浴び、ボウリング場全体がギシギシと激しく軋み始める。レーンの溝やピンセッターの一部、或いは天井から今にも落下しそうな配管や金具など、ボウリング場を構成している金属製の者が全て、花凛の生み出した磁場に反応しているのだ。


 やがて、金属製の棚や、足が金属でできたテーブルや椅子など、壁際に積み上げられていた大型の廃材までもが一斉にがたりと身を揺らし、宙に浮き始める。どれも人力では簡単に持ち上げることのできない、重量のあるものばかりだ。

 そしてそれらが、すでに飛び回っていた小さい鉄くずと共に、凄まじい勢いで空中を飛び交い始める。 

「花凛‼」

オリヴィエは《スティグマ》によって自分の血を操り、鞭状にしならせると、空中に飛び交っている大小の廃材を器用に攻撃して排除していく。そして、どうにか花凛に近づこうと試みる。

 しかし、多数の廃材に阻まれ、なかなか前進することができない。しかも、《スティグマ》では払い除けられないほどの小さな金属片が、その体を容赦なく薙いでいく。


「……ッ!」

 オリヴィエは声こそ上げなかったが、かなりの激痛だったのだろう。歯を食いしばっているのが遠目でも分かる。


「神父様!」

「オリヴィエ、よせ!」

 俊哉と流星がそう叫んだが、オリヴィエの瞳は真っ直ぐに花凛へと注がれたままだ。


「そういう、わけにはいきません! 花凛を……救わなくては………‼」


 しかし、黒い神父服の上からでも血が滲み始めているのが分かる。このままでは、ボロボロになるのはオリヴィエも同じだろう。

 深雪も何とかしたいという気持ちはあるが、吹きすさぶ磁気の嵐と、それに翻弄されて飛び交う鉄くずがこうも多いのでは、花凛に接近することすらできない。深雪にはオリヴィエのように身を守るアニムスが無いのだ。無理をして動いても、深手を負って流星たちのお荷物となるだけだ。


 取り敢えず、今にも飛び出しそうな俊弥を何とかボウリング場の壁際に追いやると、何か策はないかと思考を巡らせた。


(あの花凛って子を落ち着かせないと、これはどうにもならないぞ……!)


 しかし、誰かが彼女に近づいていって宥めるのは、殆ど効果がないだろう。人が近づいただけで花凛はひどく興奮し、自分もろとも攻撃して傷つける。そして今の花凛には、俊哉以外の人物の見分けが、全くつかないのだ。


 花凛に近寄ることなく、自分のアニムスを使って、彼女を落ち着かせる方法はないだろうか。そう考えたところで、眼前を茸のシメジのような小さなネジが飛んでいき、花凛の方へと向かっていく。それを目にした深雪はあることを思いつく。


(そうだ……確かに俺たちは近づけないけど、鉄くずはいくらでも花凛に近づける!)


 《ランドマイン》の効果を付着させた鉄くずを花凛のところまで飛ばし、絶妙な位置で爆発させ、その爆音で彼女を気絶させることはできないか。といっても、《ランドマイン》が直撃すれば、花凛の身が危ない。相当、繊細な調整が求められるが、《タイタン》というゴーストギャングを壊滅させたときにも、似たような手法を使ったことがあるから、自信はある程度、ある。

 不安な点があるとしたら、鉄くずは花凛の《マグネティク・フィールド》の影響を強く受けるに違いないので、爆発させるタイミングを見極められるかどうかだ。


(確かに、危険(リスク)はある……でも、試してみる価値はある!)


 誰も身動きが取れず、花凛の容態は悪化する一方だ。ここは自分が動くしかない。磁場の逆転が起こる前に、行動を起こした方がいいだろう。


 さっそく周囲に視線を巡らせると、丁度、ボウリング場の壁材を打ち付けていたネジのボルトが緩んでいるのを発見した。花凛の《マグネティク・フィールド》の影響を受け、緩んでしまったのだろう。深雪はそれを迷わず引き抜いた。

 何をしているんだという不審そうな視線を向ける俊弥を尻目に、深雪は一度それを強く握り締め、掌を開いた。単三の乾電池ほどの太いネジは、花凛の《マグネティク・フィールド》によって、あっという間に彼女の方へと吸い込まれる様に飛来していく。


(違うな……もう少し左側か……?)


 深雪は、今度は落ちていた六角ボルトを拾い上げ、左側に移動すると、そこで再び手を開く。六角ボルトは、やはり花凛の方に向かって、弧を描いて飛んでいく。


(いや、今度は左に寄り過ぎだ)


 深雪は金具を手あたり次第に拾っては、それを花凛に向かって放っていく。それを幾度か繰り返し、最適な軌道を探す。

 すると、それを傍で見ていた俊哉が、我慢ならにとばかりに声を張り上げた。

「おい、お前……なに遊んでんだよ!?」


「ちょっと黙っててくれ!」


「な……何だと!? てめえ!」

 深雪が怒鳴り返すと、俊哉は一瞬面食らったものの、すぐに再び噛みついてくる。それだけならまだしも、深雪の肩を小突いてきた。その拍子に、手の中の金属片があらぬ方向へと飛んで行ってしまう。さすがの深雪も、我慢の限界だった。


「花凛って子を助けたいんだろ!?」 


「……‼ そ、それは……でも、お前なんかに何ができるっていうんだ!」

 尚も絡んでくる俊哉に激しい苛立ちを覚え、深雪は俊弥の体を少々乱暴に押しのける。


「俺の事、信用しないのはそっちの自由だけど、邪魔をするのはやめてくれ! 俺だって流星やオリヴィエと同じで、あの子を救うためにここにいる……それには集中力がいるんだ‼」


 花凛の身を守るためには、絶対に《ランドマイン》を直撃させるわけにはいかない。こちらもそのつもりで細心の注意を払っているというのに、横から不用意に手を出されては、全て台無しになってしまう。


「……‼」

 深雪の剣幕に押され、さすがの俊哉も黙り込んだ。とても納得はしていないが、深雪の本気を見て取って、少しだけ様子を見ることにしたのだろう。

 そこで深雪も、遠慮なく作業に集中することにする。


(磁力の強さ、それに金属が吸い込まれる角度と速度、必要な《ランドマイン》の火力……よし、大体、分かった!)


 そして深雪は、最後に足元で転がっている大きな六角ナットを拾い上げると、それをぎゅっと握りしめる。


(失敗は出来ない……チャンスは一度きりだ。頼む……!)


 いよいよ次に爆発かと思うと、緊張で額に汗が滲む。失敗したら――花凛が爆発に巻き込まれたら。悪い予想が幾重にも重なって頭をよぎるが、気合と勇気を振り絞り、それらを払い除けた。

 確かに失敗はできない。けれど、失敗が怖いからといって、花凛を放置するのはもっと許されない。


 深雪はゆっくりと掌を開いた。今までの金属片と同様に、手の中の六角ナットは美しい曲線を描いて花凛の方へと飛んでいった。深雪はナットの行方を凝視して見守る。

 速さに高さ、花凛との距離。


 全てがかちりと噛み合ったその瞬間。


「……今だ!」


 深雪はここぞという絶妙のタイミングで《ランドマイン》を発動させ、六角ナットを爆破させる。


 爆発そのものはさほど大きいものではなかったが、パアンという耳をつんざくような大きな破裂音が響き渡った。

 至近距離で起きた爆発だったということもあって、花凛は呆気なく気を失う。そして、糸の切れた操り人形のようにぱたりとその場に身を横たえた。


「やった……!」

 思わず、ガッツポーズが出る。深雪の作戦は成功したのだ。何度も鉄くずを飛ばして確認し、慎重に慎重を重ねた上での行動だったとはいえ、しくじる可能性も大いにあった。安堵と歓喜が溢れ出し、胸の内を満たしていく。


 やがて花凛が気絶して間もなく、ボウリング場内をすさまじい速さで飛び交っていた大小の金属塊は、次々とその場に落下した。花凛が意識を失ったことで、彼女の《マグネティク・フィールド》も同時に解除されたのだろう。


「み……深雪……!?」

「よし、よくやった!」

 オリヴィエは、一瞬、何故爆発を起こしたのかと戸惑っていたようだったが、流星の方は気を失った花凛を見て、すぐに深雪の意図を察知したようだった。こちらに拳を小さく振り上げて見せると、二人して床に倒れ込んだ花凛に、一斉に駆け寄っていく。

 深雪と俊哉もその後を追った。


 オリヴィエが慎重に花凛を抱き起す。そばで見る限り、彼女に金属片による擦り傷はいくつか見当たるものの、爆発による外傷はないようだ。


 流星は持っていた金属製の小さなケースを取り出すと、中から青い液体の満たされた注射器を取ってオリヴィエに手渡す。オリヴィエは花凛のジャケットの袖をまくり上げ、慣れた様子でその注射器――アニムス抑制剤を投薬する。


 既に気を失っている花凛に、目立った変化はない。けれど、花凛にアニムス抑制剤を投与するという目的は、何とか達せられた。


「何とか、無事……だな」

「ええ、良かった……!」


 流星に続き、オリヴィエもようやくほっと息をつき、安堵の表情を浮かべた。深雪も、解き放たれたかのように大きく深呼吸をする。《ランドマイン》の爆音を用いて花凛を気絶させるという作戦は、成功させる自信はそれなりにあったが、一か八かの危険な賭けであったのも事実だ。


(うまくいったから良かったものの、こういうアニムスの使い方は、できればあんまりしたくないな……)


 実行している間は無我夢中で集中していたので、不安や恐怖はさほど感じなかった。だが、こうやって冷静になってくると、我ながらよく事故にもならず実現させたものだと、俄かには信じられない心境になるし、もしもを考えると指先に震えも走る。

 深雪はこれまで、極力ランドマインを直接人に向かって使わないようにしてきた。これからもそれは続けていくべきだと痛感する。


 ところがその時、俊弥がすごい剣幕で深雪に掴みかかってくる。

「お前……どういうつもりだよ!」

「な……何だよ?」

「さっきの爆発、お前だろ! 花凛に当たったらどうするつもりだったんだ‼」


「そうならない様に、慎重にやった――」

「うるせえ! 運が良かっただけじゃないのかよ!? 花凛に何かあったら……あいつが眼を覚まさなかったら、許さねえかんな‼」


 深雪の胸ぐらを掴み、俊哉は激高する。花凛の無事を確認し、いい意味でも悪い意味でも、気持ちのたがが外れてしまったのだろう。

 心配や不安、苦悩といった、重々しい感情から自由になった弾みに、怒りも増大してしまい、それを気兼ねなく深雪にぶつけていると、そういった様子だ。


(何なんだ、今日は? やたらと、年下のヤツから八つ当たりされるんだけど……厄日なのか?)


 半眼になってそんなことを考えていると、オリヴィエと流星が二人揃って、尚も怒りを露わにしようとする俊弥を諭し、深雪を庇ってくれた。

「やめなさい、俊弥」

「こいつはああいう方法を、面白半分に試すような奴じゃない」


「……! くそっ……‼」

 八つ当たりだという自覚はあるのか、俊弥は表情を歪めると、突き放す様にして掴んでいた深雪のパーカーを離す。そして、気まずそうに黙り込んでしまった。


(まあ、気持ちは分からなくもないけど……)


 自分の大切な子の傍で爆発など起こったら、いくら慎重にやったなどと言われても、すぐには信じられないという気持ちも分かる。だが、そう謝ったら謝ったで、「じゃあなんでやったんだよ?」などと怒鳴られそうだ。


 深雪が俊哉に何と声をかけるべきかと逡巡していると、オリヴィエの腕の中で、気を失った花凛が僅かに身じろぎをした。


「う……ん………」


「花凛! 花凛‼」

 俊弥は横たわった花凛に駆け寄って近づき、膝をついてその顔を覗き込む。花凛はあちこち傷を負い、右側頭部の髪の毛の先もやや焦げているが、うっすらと目を見開くと、俊哉に向かって微笑みかけた。 


「とし……や……、ごめん……ね……」

「バカ、謝んなよ! 俺……俺………!」 


 俊弥は半泣きになって、花凛の手を握りしめる。

 余程彼女の事が心配だったのだろう。それで八つ当たりをされては敵わないが、根はきっと優しくて良い奴なのだ。そう思っていると、オリヴィエも深雪に申し訳なさそうな視線を送ってきた。


「すみません、深雪。俊弥も決して悪い子ではないのですが、何というか、その……少々、思い込みの激しいところがあるのです」

「はは、いいよ。気にしてないし……っていうか、いつもの事だし」


 深雪も、自分がそこら辺にいそうな普通の子供にしか見えないという事をよく理解している。その為に、良い意味でも悪い意味でも、他人にプレッシャーを与えないのだという事も。

 でも、だからと言って、変に尖ったり目立った格好をするのは、性分ではない。外見で馬鹿にする奴は好きにさせておけばいいしそれに、時にはそれを逆手に取って利用することだってできる。

 威圧するのは奈落や流星の仕事だ。


 そして深雪は、改めてオリヴィエに目をやって、仰天した。

「……っていうか、それよりオリヴィエの方が凄い怪我じゃんか! 早く手当てしないと……」


 今まで花凛ばかりに注意が向いていたが、よく見るとオリヴィエの顔や手にも、たくさんの傷が刻まれている。

 思えば、オリヴィエは花凛の発生させた磁場により荒れ狂った金属片の嵐の中を、相当な無理をして前進しようとしていた。その時に、かなりの深手を負ったのだろう。切り傷というより、彫刻刀で抉ったような、痛々しい傷がついている。

 出血もかなりのものだ。


 自分の身を挺して他人を助けようとするところは、オリヴィエの長所であるし、それだけ花凛のことが心配だったという事もあるのだろう。でも、それにしても、傷が深すぎる。


 早く傷の手当てをしなければ命に関わるのでは――深雪はそう慌てるが、当のオリヴィエは妙に平然としている。

 何故、と訝しく思う深雪の前で、オリヴィエの頬や手から流れ出している血が、映像を巻き戻すかの如く、するすると傷口の中へと戻っていった。おまけに刻まれた数々の傷も、少しずつ塞がっていき、小さくなっていく。


「傷が……治っていく……?」


 深雪は呆気に取られてそれを見つめた。今やオリヴィエに刻まれていた筈の傷は殆ど治りかけている。こうやって見つめる間にも、みるみる蘇生していき、傷跡すら残らない。


 まるで、最初から何も無かったかのようだ。


「私は大丈夫です。……そういう体質なのですよ」


 オリヴィエは微かに笑う。

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