64 王都生活5日目 吸血鬼襲来。 その2
今回も今井君視点。
「こんなもの、もうすぐ、こわれる、そして、おまえ、殺す。」
「そう簡単に俺もやられるわけにはいかないんで、『鉄魔法・鉄の双槍』」
俺はとりあえず、双槍を用意したと同時に結界が破壊された。
「おまえ、殺す。」
「脳内演算にはこういう使い方もできるってことを教えてやんよ。」
俺の左手の槍が自分で動き始めた。これこそ真の自動操縦ってやつだな。
「『真・オートパイロット・スピア』これでとりあえずお前以上の攻撃力になったぞ。」
「人間、よわい、人族、最弱、おまえ、死ぬ。」
「まずはお前の周りの現状を見るべきだな。」
吸血鬼の足元に魔法陣が広がっている。
「人族は、小細工しか、できない。」
吸血鬼は結界を張った。
「お前のその行動は予定通り。」
「人族、生意気、おまえ、特に、生意気、殺す。」
「お前は殺すしか脳がないのかよ。『ツイン・オートパイロット・スピア』の餌食だぜ。」
俺の槍が超速回転し始めている。一本は脳内演算により自立化さしてるけど。
「そんな攻撃で、私の、結界を破れない。」
それは知ってる。お前の行動パターンは大体予想がつくから。魔力供給をそんなふざけた量を注いでるような結界を破るのは俺の最高攻撃力でも破れないだろうけど。
「お前はこの攻撃をくらう・・・宣言しておいてあげるよ。」
「お前、本当に生意気。」
「知らないのか?人間はみんな生意気なんだぜ。」
こいつなんで結界張ったのか理解してないようだけど。お前の足元のその魔法陣とっておきの堕天魔法だから。闇の結界解除を堕天さしてるだけだが・・・知らない魔法はそりゃ警戒するよな。
「な、結界が、おまえ、なにした・・・。」
もともと、用意してたやつに勝手に結界張ったお前が悪い。羽と左腕を切断した・・・。俺の操作したほうが命中率落ちるのか・・・。右手を切るつもりだったのに避けられた。
「ぐ、お前、絶対に、殺す。」
「お前、有言実行してみろよ。」
こういうやつは煽ると周りが見えなくなるぐらい怒る。
「ぐ、グガァァァァァァァァ!!」
「発狂するほど怒るとは・・・。」
吸血鬼が突っ込んできたけど、その後ろから自動槍の方が吸血鬼の背中を叩きつける。
「グガギャ!!」
「おわっとあぶな。」
地面に叩きつけられたのを利用して地魔法で俺の足元から巨大な針を大量にぶっ放してきやがった・・・。
「お前、ゆるざない・・・。グガァァァァァァァァ!!」
今度は俺の操作してる方の槍が吸血鬼の背中を切り裂いて俺の手に帰ってきた。
「グギャァァァア!!」
「肉体戦にもっていかせるわけないだろ。」
吸血鬼の両羽の切断完了。こいつが、回復もちじゃなくてよかった。回復もちだと俺の勝率25%外になってるからな。持ってないなら、俺の勝率25%のうち。つまり、こいつに俺を殺せるわけがない。
「おまえ、ゆざない、ゆるざない、ゆるざない・・・殺す。」
「お前じゃ無理だよ。」
「『超魔法・メテオインパクト』」
「なに!?」
こいつ、俺の知らない魔法を・・・空から巨大な隕石が落ちてきた。さすがに当たったら死ぬな。
「おまえ、これで、終わり、お前、死ぬ。」
「この位置に落とせばお前も死ぬぞ?」
「わたし、あれ、一撃なら、まだ耐えれる。お前、無理、死ぬ。」
「お前、俺がそんなに優しいわけないだろ?」
「人族は、負け惜しみばかり、お前、死ぬだけ、生意気な奴は、死ぬ。」
「そういう意味じゃないけど・・・俺は悲惨さ姿見れないから、後ろを向いておくな。」
自動槍の動けない相手の腕や足を斬りおとす作業が始まってしまった。これじゃあ、俺の方が悪いみたいだ。
「ぎゃあああああああああああ!!」
これはこのそばにいたらこっちがメンタルブレイクしそうだ。こうでもしないとお前は俺を殺そうとするからな。殺し合いなんだからしょうがないのはいいとしても。隕石はどうしようもないんだよな。走って避けれるサイズじゃないからな・・・。いっそのこと暗黒魔法堕天でやったあのブラックホールみたいなので吸い込めば・・・。すいきる前に地面に当たるな。堕天魔法で羽作れば避けれるのか・・・50%ぐらいで、
「お前のこの隕石は無駄に終わるな。」
「ぎゃああああああああああああああああああああ!!」
まだやるんですか?えげつないですね。体を刺しまくってるんじゃないの?えぐいな。俺は吸血鬼の方を見れないけど。
「『堕天魔法・ウイング』『風魔法・ミニサイクロン』」
声がやんでもなお槍の刺す音だけが聞こえる。これ後で俺発狂しそうだな。
俺は堕天魔法の羽を作って風魔法で作った小さな竜巻をプロペラのように使って速さを増してこのエリアから離れた瞬間、隕石は地面に落ちた。街には被害なさそうだけど地面がかなり揺れたからそっちの被害が出てそうだな。
「えげつない威力だな・・・。」
「そうでしょう。」
「え?」
今回も特に書いておくことはないと思います。




