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交通事故で死んで女神に異世界に送られた3人は  作者: あかあめんぼ
王都生活編
62/957

62 王都生活5日目昼 ジンジャーと食事をとりました。

今回も今井君視点。

「ねぇ、お昼はあそこで食べない?」


「いいけど。」


現在俺たちは依頼主と会って内容とどこにゴーストがよく出るのかだけ聞き終わった後だ。


「レストラン・ボーノ・・・ここってイタリア料理の店?」


「イタリアが何かは知らないけど、ここは王都から南の方へ行ったらよく食べられるそうよ。」


「南ってエルフの住む森?」


「もっとおくよ。」


「エルフの森の奥にもまだ町があるんだな・・・。」


「街はあるけど違う国よ。」


「国ってここだけじゃないんだな・・・。」


「他の国がやってることは知らないけど南の方にある国々は魔族の脅威がないらしいし羨ましいわ。」


「魔族ってどこにいるんだ?」


「そんなのも知らなかったの?北から東にかけてよ。だから、この国が一番魔族達がいるエリアに近いのよ。」


「ここの東の国はないってことか・・・。」


「魔族がいる場所が北と東にあるけど、さらに東には国があるそうよ。あっちの方とこっちの方では文化が違うみたいなんだけど。」


「そうなのか、それよりこれうまいな。」


イタリア料理なのかはわからないが、このパスタがとってもおいしい。おいしい、うまいとかのことをイタリア語でボーノって言ってるんじゃなかったけ?


「確かにおいしいわ。このパスタはむちゃくちゃおいしいわよ。こんなに早くに来たけど・・・。こんなにおいしいものがあるなら来てよかったわ。」


「そうだな。」


ゴーストどもはさっさと、冥界魔法で一掃するからいいとしても・・・。ちょっと前よりも依頼書の数が増えてるのが気になるんだよな・・・。主に魔獣災害が増えてきてギルドの人は魔獣の活動期とか言ってたけど、日本でこんなに害獣の被害がでてたら、異常事態ってなるんだけどなぁ・・・。


「また、何か考え事?リョウはしょっちゅうボーっとしてるから、私がしっかりしないといけないのよ?」


「それはゴメン。」


「まぁ、私が好きでやってるだけなんだけど・・・。」


「ジンジャーがしっかりしてるから俺はボーっとしてられるんだな。ありがとうな。」


「い、いきなり何言うのよ・・・。」


「それは置いといて、ゴーストってこの辺りに前からいたの?」


「いなかったと思うけど・・・。ゴーストは魂を吸い取る魔物だから、街に入ってきたりしたらやばいことになるんじゃないのかしら。」


「魂を吸い取るのか・・・。」


死神みたいだな・・・。


「ゴーストは物理無効なだけだから、魔法だったら倒せると思うけど。」


「じゃあ俺らの敵じゃないな。」


「また、『トワイライト・スピア』の名前が売れるわよ・・・。」


「名前が売れるのはかわいい子だけだよ。」


「リョウが表立って活動しないから売れないだけでしょ・・・。」


「まぁ、名前は売れないほうがいいけどね。シャイだから。」


「そうだったの・・・。リョウって恥ずかしがりだったのね。」


現代の日本人で恥ずかしがりじゃない人の方が少ないと思うけど。日本人はシャイって学校の先生も言ってたような記憶があるし。そういえば、あっちの世界で俺と先輩たちの墓ちゃんと立ててくれたのかな?死んだってことだったけど・・・。


「ま、これからも、ジンジャーが頑張ってくれ。」


「私は器の大きい女だから、そのくらいやってあげるわよ。」


それは、頼もしいな。俺はあんまり目立たないようにしないとな。鳥もずっとついてきてるようだけど、目立ってないよな?こいつはしっかりと俺のことをご主人様ってことになってるのか・・・。俺の分身になると関係が横の関係になるんだよなぁ、何か差でもあるのかな?

今回も特に書いておくことはないと思います。



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