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詩全集4

君の優しさに甘えて

作者: 那須茄子
掲載日:2026/03/20

窓を叩く雨の音が

少しだけおさまった夜


僕はまた

答えのない静けさの中で

君が差し出す傘を探している

大丈夫だよという君の言葉は

割れた器に愛情を注ぐように

僕の心を解くけれど

その魔法の裏側にある

君の溜息を

僕はまだ知らないふりをした


君の優しさに甘えて

本当は自力で立つべき足元を

君の影に隠してしまっている

その温もりに沈み込むほどに

僕は少しずつ

弱くなっていくのかもしれない


何も言わずに隣にいてくれること

無理に笑おうとしなくていいと言ってくれること

その一つ一つが

眩しすぎて

ありがとうを言う代わりに

深く甘えてしまうんだ


いつか僕も

君の雨を凌げるような

大きな傘になれるだろうか

それまではもう少しだけ

この穏やかな中にいさせて

君の優しさにすべてを委ねてしまう

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甘々音ぇ  ヾ(´-`*)
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