プロローグ編045/【深慎 奏多(ふかしん かなた)サイト0】/【迷道(めいどう)】
【奏多】は、【歴史群体タイプ】の【ラスラスボス】/【ルェジェンドゥ】から逃げている。
そして、【場所タイプ】の【ラスラスボス】/【トゥコロクァアレヴァ】にも狙われてる。
【ルェジェンドゥ】は【時】、
【トゥコロクァアレヴァ】は【空間】、
を司る【ラスラスボス】であり、【時】と【空間】は一番下の【宇宙レベル】である【宇宙世界】でもセットで浸透しているものだからだ。
【クアンディテル】は【時】や【空間】などの【時空】を超越した立ち位置に存在?しているが、【奏多】はその呪縛から逃れる事は出来ない。
【奏多】は、【歴史】と言う【時】の一部として存在し、
【この世界】と言う【空間】の一部として存在している。
そのため、【ルェジェンドゥ】からも【トゥコロクァアレヴァ】からも逃れられない運命となっている。
今日も、【迷道】と呼ばれる、この世界の【時空に存在しない迷い道】に足を踏み入れた。
【奏多】は、
『はぁ・・・
またか・・・
【迷道】・・・
ホント、鬱陶しいな・・・
また出る方法を探さなくちゃならない・・・』
とつぶやいた。
【迷道】は【迷い家】の様なものであり、突然出現する。
出る方法は、【迷道】の出口を見つける条件を探す事。
だが、【奏多】は【出口】を見つける方法を既に見つけている。
出るための方法は色々あるが、その中でも毎回あるのは、【迷道】の【出口】になって貰っている相性の高い【存在】の【存在感】を感じて、そこから出ること。
【奏多】は、【出口】になってくれている【女性】を感じ、そこへ【リンク】した。
その【女性】の名前は、【綾瀬 結愛】と言う少女だ。
自覚は全く無いのだが、彼女自身は、【ルェジェンドゥ】と【トゥコロクァアレヴァ】の配下である、
【ランク14】/【謎似何御化至位】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至威】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至異】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至畏】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至偉】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至違】の【Sラスボス】各4名ずつ、
【ランク14】/【謎似何御化至唯】の【Sラスボス】各4名ずつ、
の合計56名が下位の【宇宙レベル】を覗くために使用している【視界人間】として存在している。
それが、【ルェジェンドゥ】と【トゥコロクァアレヴァ】の親和性となり、【奏多】が【迷道】から脱出するための【出口/道しるべ】となっているのである。
ただし、それは時と場所を選ばない。
今回も・・・
「・・・貴方ねぇ・・・
・・・入浴中とトイレの時は止めてって・・・
何度も、言ってるでしょうがぁ~っ」
と激怒し、【奏多】をひっぱたいた。
「ぶえぇぇぇっ」
と【奏多】は吹っ飛ばされる。
彼女は入浴中で湯船に浸かっていた。
もちろん、すっぽんぽんでだ。
そこへ、【奏多】が【迷道】から脱出するため、存在しない【時空の道】からダイブして来たのだ。
毎回の事ながら、最悪のタイミングで、【奏多】はどこからともなく、【結愛】の元にすっ飛んでくる。
彼女は、素っ裸だったり、スカートを降ろして、用を足している事が3回に2回ほどの割合でなっており、その度に、羞恥心から【奏多】にビンタをする事が多いのだ。
最初の内は、【奏多】も動揺していたが、最近だと慣れたのか、
「痛てて・・・
今日は肌の艶が良いんじゃないかな?」
と言っていた。
【結愛】は、
「・・・余計な事はいいから・・・
とっとと、バスルームから・・・
出てけぇぇぇぇぇっ・・・」
と言ってバスセットを投げつけて【奏多】を追い出した。
これは割とある光景である。
少なくとも【奏多】にとってはであるが。




