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03 もふもふじゃー!

♰03 もふもふじゃー!




「巫女姫」


 頭を抱えていると、後ろから声がかけられた。

 顔だけ振り返ると、あの獅子耳のマッチョが何かを差し出す。

 掌に乗っていたのは、トカゲみたいな生物。でも、三角耳が頭にあり、もふもふと毛に包まれていた。明るくてオレンジ色に近い茶毛。

 つぶらな瞳は、濃いサファイアブルー。

 何この生き物。可愛い。


 モフトカゲ

 ルチ


 種族名、モフトカゲ。そんままじゃん。可愛い。

 触ろうとしたら、驚いてしまったのか、するりとトカゲらしく筋肉質な太い腕を這って逃げて行ってしまう。

 もふもふし損ねた……!!

 いや、そんな場合ではない。私は異世界にいるのだ。しかも巫女姫とか言うほぼ不死身の存在になってしまった。

 もふもふしている場合ではない。でももふもふして現実逃避したい。


「巫女姫」


 一刻も早く地球に、というか教室に戻る方法を教えてもらおう。

 そう思ったのに、また獅子耳のマッチョが呼んだ。

 また差し出したのは、モフトカゲである。けれどもさっきとは違うようだ。

 白っぽい毛の背には、青い模様がジグザクとある。つぶらな瞳はサファイアブルー。


 モフトカゲ

 アルデ


 この子も可愛い。つい手を伸ばしたら、またもや這って逃げてしまった。

 またもふもふし損ねた……!!


「これも違うか……」


 獅子耳のマッチョは、がしがしと自分の髪を掻いたあと、私から離れる。

 なんだろうか。何がしたいのだろう。このムキムキマッチョ。

 気を取り直して、私は第二王子と向き合って帰り方を聞き出そうとした。


「名前をお聞きしてもいいでしょうか? 巫女姫様」

「あ、恵玲奈です」


 そう言えば自己紹介がまだだった。私は名前を知っちゃっているけれど。

 彼の顔の横には、名前がしっかりと浮いていた。


「その様子だとオレの名前は既に見えたのでしょうが、一応自己紹介します。レインダン・テンペス・ソニック。ソニック王族の第二王子です」


 にこり、と微笑むとアイドルか何かみたいな煌びやかさが出ている。

 胸に手を置いて、そっと頭を下げる動作は洗練されていて、王子って感じがした。


「巫女姫」


 またもや、獅子耳のマッチョの声。

 今度は何だとバッと振り返ると、差し出された掌には金色に艶めく毛に覆われたトカゲがいた。

 名前はサン。瞳が輝くサファイアみたいだ。

 ぜひとも触りたいもふもふ……!

 そう思い、また手を伸ばしたが、するりと極太の腕を這って逃げて行った。

 三度ももふもふに逃げられた……!!


「これも違う……」

「……」


 仏頂面の獅子耳マッチョは考え込むように顎に手を当てながら、また私から離れていく。

 何がしたいんだぁああ!?

 あれかな!? ケモ耳でムキムキマッチョな上に、天然なの!?


「あ、あの、レインダン殿下……でいいでしょうか?」

「レインで構いません、巫女姫様。それともエレナ様とお呼びした方がいいでしょうか?」

「私のことはどうぞ、エレナと呼んでください」


 第二王子と向き直り、慎重に言葉を選びつつ、今度こそ帰り方を訊こうとした。


「巫女姫」

「むしるよ!?」

「毛を、か……?」


 またもや後ろから呼ぶから、いい加減にしろーっ!! と込めて声を上げる。

 むしるのは毛じゃない。その頭の可愛い獅子耳だ!!

 私が猫だったら、間違いなく毛を逆立てているところだ。シャーって。

 そんな私に、また懲りずにモフトカゲを差し出す。

 なんだよ、逃げられるなら触らないよ!!

 とりあえず、見てみたモフトカゲは、純白の毛に覆われていた。瞳はルビーレッド色。

 表示された名前は、チュルト。これまた可愛い。

 持ってもふもふしたいが、どうせあれでしょう? 逃げるんでしょう?

 もうわかってるんだよ!

 じぃいいっと見つめていたら、つぶらな瞳がパチクリ。かわわわっ。

 ぐっと堪えて見つめ続けていたら、新たな表示が浮かび上がった。


 モフトカゲ

 チュルト


 主人なし。

 モフトカゲとは、主人を得て初めて本領を発揮する。

 能力は様々あり、チュルトは変身能力に長けている。

 ちなみに、エレナを主人に、と決めている。


 ちなみに、エレナを主人に、と決めている。ちなみに、エレナを主人に、と決めている。ちなみに、エレナを主人に、と決めている。

 そんな情報すら表示されるのか。巫女姫の目、おかしくない?

 あ、でも、今見つめてくるルビーレッド色の瞳が、私を飼い主にしたいという切望の眼差しだと思うと負ける!

 可愛すぎる!!

 子猫より小さなもふもふを撫で回したい!!

 しかし、だめである! 私はモフトカゲの飼い主になっている場合ではない! 地球に帰らなくては!


「モフトカゲは初めてですか? 主人と決めた相手には尽くすトカゲです。どうぞ、触ってみてください」


 チュルトの可愛さから逃げるように振り返ると、さっきより近付いたレイン殿下がいた。

 にこっと触るように促す。


「いや、私はトカゲを飼う気は……」

「飼うとは違います。主人と従者の関係になるのです。認められれば、ですがね。モフトカゲはこの世界に溢れていますが、この赤い瞳で純白の毛は吉兆であり希少です。オレも、初めて見ました。出来ればオレのモフトカゲになってほしかったのですがね。残念です」


 認められれば、てところは嫌味が含められたように感じた。

 どうせまた逃げられると思っているのだろう。楽しんでいるに違いない。楽しんで見ていたに違いないな。

 きっとこの王子は腹が黒いな。淳介も少々腹黒くて、告白してきた女子生徒達の点数をつけたりしていた。もちろん、女子生徒達、本人は知らない事実だ。みそらと一緒に痛い目見ろと言ってきた。

 そんな日常に戻るために、やっぱりトカゲを飼うとかいう話をしている場合ではない。


「ぜひ触ってみてください! あ、オレは……って言わなくてもわかるんだっけ?」

「自己紹介するのは礼儀だ」


 ひょっこりとレイン殿下の後ろから、仮面をかけたもう一人が来た。

 レイン殿下は自己紹介しろと促す。

 赤毛が撥ねたその人は、赤い仮面を外した。


 人族 王族 第二王子

 ロサード・カブサ・ジュード


 そうすれば、文字が見えた。

 王子? しかも、第二王子? レイン殿下とは別の王族なのか?

 じゃあ、あの半壊の城の王子とは違うかも。


「オレはロサード! ロサード・カブサ・ジュード! ジュード王族の第二王子!」


 この王子はやんちゃボーイタイプって感じだ。ニカッと笑いかける笑みが陽気。これまた歳が変わらなそうな少年だ。


「皆ロサードって呼んでくれてるよ! エレナ様もそう呼んで!」


 そしてフレンドリーである。


「その子、触ってあげてよ! なんかエレナ様を見つめてるよ? きっと主人になってほしいんだよ!」

「また逃げられても大丈夫ですよ、エレナ様」


 ロサード殿下が促すけれど、レイン殿下は笑う準備が出来ているようで含みがある気がした。


「巫女姫」


 獅子耳マッチョも急かす。

 仕方なく、私はチュルトに手を伸ばす。

 呆気なく、ふわっとした毛並みに触れた。

 ふわふわのもふもふである。子猫並みに小さいから指先で優しくこねくり回していたら、気持ち良さそうに目を細めた。

 胸の中が、キュンと締まる。

 可愛いなチクショー!!!


「なんだ、逃げないのか」


 ボソッと呟いた声、聞こえたからなー! 腹黒王子!


「おめでとうっ! これでエレナ様はこの子の主人になったよ!!」

「あ、ありがとう、でも私……」


 獅子耳マッチョが、そっと私の両手の中にチュルトを移してくれた。ちゃんと両手で持ちながら、撫で回す。三角耳の付け根が気持ちいいようだ。トカゲだけあって、ヤワそうだから慎重に……もふもふだー!!


「そろそろ、言わせてあげなよ。巫女姫様、帰り方を訊きたいんじゃない?」


 まだ仮面をつけている人が歩み寄りながら、そう言い当てた。

 仮面を外したら、やや吊り上がった大きめな瞳がある。色はエメラルドグリーン。天然パーマっぽい髪も深緑色だ。


 人族 王族 第三王子

 シュトライゼ・エリオン・バジル


「僕はシュトライゼ・エリオン・バジル。バジル王家の第三王子だけど、ライゼと呼んで構わない」


 彼もまた私と歳が変わらなそうなのだけど、態度が一番大きいと感じた。腕組みしているからかな。言い方の問題か。

 てか、さっきから言いたいこと丸分かりなら、さっさと言わせてくれよ!!


「帰り方! 教えてください!!」

「知らないから教えられない」


 ライゼ殿下はバッサリと切り捨てるかのように一蹴した。

 ズゴーって、ズッコケたい。

 傾いた身体をなんとか戻して、私は声を上げた。


「な、なんでですか!? そもそもなんで私が巫女姫なんですか!? 私はっ! 私はただの高校生なのに!!」


 帰れないのか。もう二度と帰れないのか。

 家族の元にも、友だちの元にも。

 元の世界には、帰れないのか。

 今まで麻痺していたように感じなかったものが、のしかかる。

 倒れてしまいそうだ。気を失いそうだ。泣いてしまいそうだ。


「……」

「……」

「……」


 王子三人が顔を合わせたあと、口を開いたのはライゼ殿下だった。


「千年花王冠というものがある。今巫女姫様が頭に被っているものだ。その花が咲く時、巫女姫が異なる世界から現れるという伝承がこの世界にある。各国の王族が、千年花王冠を大事に守っていた。この度、僕の生まれ育ったこの国で開花したことで、あなたが現れた」


 ……ライゼ殿下の国なのか。


「伝承では異なる世界から現れるとしか伝えられていないんだ……だから、どうやってエレナ様が現れたのかすら、オレ達にはわからないんだ」


 次に口を開いたのは、ロサード殿下。


「どんな大魔法が実在していても、異なる世界に行くという大魔法は知る限りない。神の御業、としか言いようがないです」


 レイン殿下も口を開いて告げた。

 神、か。そう言えば、私が見たことあるアニメでは神様に召喚されていたっけ。

 勇者の手で異世界を救ってもらうために、神様が召喚する。

 私も召喚した相手がいたならば、すぐさまに帰せと言えたのに……。

 濡れたものが手に触れたかと思えば、チュルトがぺろぺろと舐めていた。慰めてくれているのだろうか。

 優しいモフトカゲだ。いい子いい子と頭を撫でつけた。


「そう言えば……さっきは私……首を撥ねられましたよね?」


 主に、レイン殿下のせいで。

 最初の異世界転移で、人質にされて首を撥ねられた。

 ギョッとした表情で、ロサード殿下とライザ殿下がレイン殿下に注目する。


「あれは想定外でしたね。千年花王冠を狙う魔人族の組織が先に来てしまったことで、現れたばかりのあなたが人質に取られてしまったのです」

「魔人族の、組織?」

「はい、破壊と暴力を好む種族です。伝承では千年花王冠を許可をもらわないと巫女姫の魔力が使えないと記されているというのに、花が咲いていれば巨大な魔力を使用できると思っているようでしてね。過去には戦争をあちらこちらで吹っ掛けてきた悪の種族です」


 なんか気を逸らされた気がするけれど、人質にされた理由はわかった。

 狙われているということも。


「我々は、そんな巫女姫様や人々を魔人の組織から守るための、自警組織ってところでしょう」

「まだ名前決まってないんだよなー」

「どうだっていいよ。そんなこと」

「……」


 王子達の会話を聞きながら、私は無言で手に持っている仮面を見つめてしまう。


「ああ、これですか? 勘当覚悟でこの組織を結成しましたが、立場上迷惑をかけられませんからね。祖国には」


 なんか、思った以上に、この王子達は固い意志で自警組織を結成したのだろうか。


「さっきの召喚獣を見たでしょう? 魔人族は我々よりも魔法を多く知っています。もしかしたら……可能性は低いですが、異世界に行ける魔法を見付けることも出来るかもしれません」

「!」


 レイン殿下が、そう切り出した。


「どうですか? ともに魔人と戦ってくれませんか?」


 それはきっと、ただ私という巫女姫の力を利用したいだけのことなのだろう。

 でも私には他にすがれるものもなくて、だから利用したいだけの腹黒い王子の手を取るしかなかった。

 チュルトを持っていない方の右手で、握手をする。


「ありがとうございます。エレナ様。帰る方法を見付けましょうね」


 本気で思っていないくせに、アイドル並みにきらっきらした笑みでレイン殿下は言った。

 自警組織の一同は、私が仲間に加わったことを大いに喜んだ。

 そんな一同に怒声を響かせたのは、褐色色の肌と長い黒髪の持ち主の美しい女性だった。彼女は船長らしく、働けと叫んだ。

 一同があちらこちらに散らばって、慌ただしくしていれば、雲の上に船が出た。ちょっと冷たい。

 意気消沈した私は邪魔にならないように、階段の端に腰を下ろした。膝の上に置いたチュルトは、眠くなってしまったようで丸まっている。


「エーレーナ様」


 声をかけてきたのは、階段の手すりの上から顔を出すロサード殿下。


「さっき一回消えたじゃん? どこ行ってたの? ほら、首が切られたと思ったら消えたじゃん」

「えっ? ああ……私の世界にいた」


 ぽつんと答えて、私は首を傾げた。

 私一回この世界で死んで、戻っている。

 つまり……いや、考えたくないな。怖い。


「巫女姫」


 今日一番私を呼んでいる獅子耳マッチョが来た。


「座っていいか?」

「あ、どうぞ」


 そばの階段に座る許可を求めてきたから、私は頷いた。

 並んで座るには、彼は大きすぎるから、私より二段上に腰を下ろす。


「夕食の時間になったら呼ぶね」


 ロサード殿下がそう弾んだ声で言うと、離れていった。

 どうやら、私を一人きりにしない気遣いをしていたみたい。


「えっと……レオーネハルトさん?」


 斜め後ろにいる獅子耳マッチョと目を合わせて、横の名前を読み上げた。


「レオーネでいい」

「私も、エレナでいいです」

「エレナ」


 様付けしないのか。まぁその方がいいけれど。

 親し気に呼んでくれるみそら達を思い出して、悲しさを覚える。


「あ、チュルトを紹介してくれて、ありがとうございます。レオーネさん」

「ただのレオーネでいい」


 そうは言われても、年上男性だ。呼び捨ては難しい。

 何歳くらいだろう。この仏頂面の獅子耳マッチョさん。

 見上げていれば、文字が浮きがった。いや数字だ。


 獣人 獅子タイプ

 レオーネハルト(25)

 レベル30


 十歳差かぁ……。呼び捨て無理だ。


「獣人族なんですよね」

「ああ」

「私の世界ではいないです。だから不思議で……その頭の耳は機能しているんですか?」


 漫画やアニメで見かける獣人って、人間の耳と獣耳の両方を持っているから、ちょっと疑問だったんだよね。

 レオーネさんには、獅子耳しかないけれど、ちゃんと機能しているか好奇心で尋ねた。


「触るか?」


 ぴくん、と動く獅子耳が差し出される。


「……喜んで」


 獅子耳を触る機会なんて、これからある?

 いやないね。今触るべきだ。

 私は摘まむように触ってみた。あったかい。もふもふだ。

 モフトカゲと一緒で耳の付け根がツボだったりするのかな。

 こねくり回していたら、ふわっと手にくすぐったさが走った。

 綿のような煙が、溢れていたからだ。それは茶色。

 かと思えば、目の前には獅子がいた。厳密には、獅子の顔がある。

 茶色の毛に覆われた大きな顔。大きな鼻。それに白い毛元の口。琥珀の瞳。もふもふの鬣に包まれていた。

 フシューッと、生温かい息が降りかかる。

 動物の王者である獅子をもふれる機会なんて、これからある?

 テレビとかでたまに見かけたけれど、ライオンやチーターを芸能人がもふもふチャレンジする時、両親が「危ない!」とひやひやしている横で私は「いいなぁもふりたい!」と目を輝かせていたものだ。

 獰猛な猛獣でも、もふもふの存在だということに違いはないじゃないか。

 例え死が待ち構えていても、もふりたいじゃん!

 私は欲望のまま、鬣に顔を埋めて、抱き締めた。もふもふ!

 もふもふの王者の鬣に、顔を埋められるなんて!

 もふもふは癒しだ。嫌なことを拭い去ってくれる。

 今だけは忘れて、もふもふしていたい。


「ふっ……ふえっ」


 嗚咽が漏れた。


「ううっ! うわあんっ!」


 帰れないこととか、膨大な何かに押し潰されないように、大泣きする。

 吐き出してしまうように、声を上げて泣いた。

 レオーネさんの耳には、耳障りだっただろう。

 でも拒むこともなく、耳を塞ぐこともなく、それどころか私のことを抱え上げて、膝の上に乗せて抱き締め返してくれた。

 いつ振りだろうか。父にこうして膝に乗せて抱き締められたことを思い出す。

 それよりも、温かく感じるのは、やっぱりもふもふだからだろうか。

 いつの間にか、肩に移動したチュルトが涙を舐めてくれる。

 もういい! もふもふじゃー!!!





 ♰♰♰♰♰♰♰♰♰


 深夜の夢の中で、高校生の自分が異世界転移して、獅子耳マッチョな男性にハグされたので、それを元に書いてみました!

 もふもふのトカゲ型生き物もいましたね。

 なんだか、楽しくて、ついついここまで書いたので、投稿しちゃいました。


 ヒロイン・恵玲奈。十五歳。

 ハーフで運動神経抜群の高校生。

 映画やアニメ好き、もふもふも好き。


 ヒーロー・レオーネハルト。二十五歳。

 獣人、獅子タイプ。モリモリマッチョ。

 何考えているかわからないと思われているが、寡黙な天然。


 反省点、甘くしたかったのにならなかった。

 続きを書くとしたらこの二人のやり取りを楽しく頑張りたい。



20200625

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[一言] おぅっふ・・・続きが気になる・・・
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