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30.テッドは再再戦をする

「・・・特別訓練。」

「私達も特別訓練に参加するわ。」

翌日もヒカリとフレアが第五クラス寮にやって来た。

それにしても特別訓練ってなんだ?

「オランド、特別訓練って何か知っているか?」

「ああ、それは僕達に施してくれた魔力操作のことじゃないですか。昨日デッパじゃなくてデルパさんが自慢げに話してましたから。」

ああ、あれのことか。でもヒカリやフレアみたいに既に強いスキルを持っていても効果薄い気がするけど良いか。

「・・・早くする。」

「分かったから引っ張るな。」

相変わらず真っ黒なローブで顔まで覆ったフレアが服を引っ張ってくる。

「それじゃ、魔力路を広げるから手を出せ。」

フレアが小さく可愛らしい手を突き出してきた。

俺はフレアの手を握って魔力操作でフレアの魔力を操る。

柔らかい女の子の手を握っていると思うとちょっとドキドキしてきた。

フレアの顔を見たことないが声は非常に可愛らしいのだ。

手汗でてないよな。

フレアは比較的開いている魔力路とは別にほぼ全身にまだ開いてない細い魔力路がある。

どうやらフレアは思考強化用の魔力路を開くことができるみたいだ。

ゆっくりと脳へと向かう魔力路を開いていく。

「・・・アァ。」

なんかフレアの口から甘い声が漏れている。18禁になりそうなくらいエロいな。

「フレア、大丈夫か?」

「ハァン、大丈夫。」

本人が大丈夫と言うなら続けよう。決して俺がエロい声を聴きたいからではない。

「フレア、ホントに大丈夫なの?なんかとんでもない声だしてない。」

「ゥゥン、大丈夫。」

声を出さないようにして余計にエロい声が漏れていぞ。

「コレって俺達が聴いてもいいのか?」

「余計なこと言うなこんなチャンスは今しかないぞ。」

「そうだぞ。ここは気づかないフリをしておくんだ。」

オランドは声を聴かないように両手で耳を塞いでいる。紳士だ。

顔面三人衆は何か言っているので黙らせよう。

「「「ギャ!」」」

毎度お馴染み魔力路強制解放で黙らせる。

「えっと、大丈夫なの?」

「問題ない。」

俺は手軽に黙らせれる。相手は魔力路が開いて強くなる。まさにウィン・ウィンだ。

問題なんてあるわけない。

俺も両手が開いていたら耳を塞ぐんだけど、両手が塞がっているから出来ないんだ。

心苦しいけど仕方ないのだ。そう仕方ない。

「ゥゥゥック。」

「よし終わり。後は自分で魔力を巡らせて慣れてね。」

いつまでもエロい声を聴いていたいけど一度にやりすぎても魔力路が元に戻るだけでさして意味がないからな。

「・・・スゴイ。」

どうやらさっそく思考強化を使ってみているみたいだ。

「次はヒカリの番だな。」

「え、私はやっぱり良いかな。」

ヒカリはなぜか一歩後ずさって俺から距離をとる。

「なぜ逃げる?」

俺は一歩ヒカリに近づく。

「今日は疲れたからやめておこうかなって。」

ヒカリはさらに一歩俺から遠ざかる。

「・・・受けるべき。」

フレアがヒカリを背後から捕まえた。

「フレアちゃん、何をするの。離してくれないかな。」

「・・・フレアも特別訓練受けるべき。強くなれる。それに気持ち良い。」

そう強くなれるよ。フレアはアレを気持ち良いと感じたのか。男と女の違いなのか。フレアが特殊なのかは分からん。

「大丈夫だヒカリ。すぐに終わるから。」

「イヤァァァァ!!!!」



無事にヒカリの特別訓練が終わった。

ヒカリもフレアと同様に思考強化ができるようになった。

「アフ、テッド酷い。」

ヒカリは顔を赤くしながら俺を責めて来るがただ可愛らしいだけだ。

魔力路を広げる行為は男には痛みを感じ、女は気持ち良く感じるみたいだ。

まだ試行回数が少ないけどたぶん間違いないだろう。

それにしてもフレアの時もエロかったけど、ヒカリはヤバかったな。

フレアのは恥ずかしくて顔が赤くなる程度だったけど、ヒカリのは思わず内股になるくらいエロだった。

「・・・リベンジ。」

フレア嬢は俺との再選をお望みのようだ。

顔面三人衆も気絶したままなので俺が相手するしかないから良いけど。

「オランド、審判お願い。」

「分かった。二人共ケガには気をつけてね。」

フレアは両手に短剣を持って準備万端のようだ。

確実に思考強化で手数が増えているはずなので俺も両手に木剣を持って手数を増やそう。

「・・・始め!」

オランドの合図と共にフレアは魔法の矢を放ってきた。

思考強化のお陰か魔法の矢の数が増えている。けど魔力操作自体はまだまだなので魔法が来るタイミングはバレバレだ。

自在剣で魔法の矢をなぎ払う。

前回と違って俺に魔法を防がれるのは予測済みのようで魔法を放つと同時に距離を詰めてきていた。

自在剣で牽制しても良かったけどそのままフレアを待ち構える。

「・・・死ね。」

『喰らえ』から『死ね』にランクアップしてますよ。これも思考強化の力か。

思考強化によってフェイントのレベルや肉体の操作レベルが上がったフレアは身体的な強化は少ないが格段に強い。

しかし、気合いが十二分にのった斬撃に対して俺も身体強化を行って躱す。

「・・・ム。」

オランドや顔面三人衆の師匠ってことになってますので易々とはやられませんよ。

魔力視によってフレアの剣筋を見極め、思考強化と身体強化を使ってフレアの斬撃に合わせるように木剣2号で巻き上げる。

「・・・あ。」

フレアが二本の短剣を上空に弾かれバンザイの姿勢になったところへ木剣2号を突き出した。

「・・・降参。」

フレアが悔しそうに鋭い視線を向けている気がする。実際はフードに隠れて見えないけど恐らく間違いないだろう。

あとで何かで機嫌をとったほうがいいのだろうか。

しかし、前世の知識はこんなときどうやって機嫌をとればいいのか教えてくれない。

はぁ、困った。

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