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人物紹介

読んでも読まなくても大丈夫な人物設定集です。

本編を書き進めていったり別作品を書いていく中で、新キャラや新設定などを予告なしで書き足していく場合があります。ご了承ください。

ノワール・ブランシュ・ハイラキア

性別:男

アルファベット表記:Noir Blanche


備考:主人公が憑依することになった死体こと、ハイラキア王国の第三王子。国王直系の三男で、側室の子。本編ではこれが主人公の名前となる。18歳で主人公生前と同い年。

生前はやたらと不真面目で野心家。第三王子ということもあって立場と権力だけはある困ったちゃん。兄上たちも手を焼いていたが、この度毒薬を飲んで自害することに。

側室を母に持つ劣等感マシマシの男の子でもあり、扱いはすこぶるめんどくさい。大病を患って生死を彷徨い記憶喪失になった、という体裁の元死亡。その後主人公が憑依した。

実は、救世主ではないながら一般人とも言えない、極めて例外的で特異な人間だった。

ノワールが真っ当に生きていた場合、生まれつきの救世主ではないのに生まれながらに力のようなものを持ち、後天的に救世主と呼ばれるまでに至ることができた。

正体は一般人の中から生まれる突然変異。きちんとした救世主とは言いきれないものの、一応はその部類に入る。とはいえそれは魂と身体が揃っている状態でないと機能せず、死亡した死体を利用している現在ではあまり意味がない。せいぜい名残りがある程度。

また、主人公が憑依したあとはなぜか精霊魔法の詠唱を読み解くことが可能で、精霊の姿も見える。

彼の場合は才能ではなく、一度死んだ肉体に憑依させられたという関係上、言わば「身体から魂がちょっとはみ出てる」ということで、そのはみ出た部分で精霊に関するあれこれを知覚できる。

魂が身体からはみ出るのはズレているとかそういうことではなく、単に魂のサイズに対して肉体が小さすぎるから。

肉体に備わったそもそもの魔法的素質、憑依した魂の優秀さ等々のおかげで、魔法面への適正はすこぶる高い。練習すればするだけ上達し、ゆくゆくは救世主にさえなれるだろうとのこと。

魂が身体からはみ出ている・どちらとも魔法的素質が高すぎる・後天的に適合した魂と身体である、という点から、実は魔力的にとても不安定な体質。魔力が暴走しやすい身体で、取り乱して魔力の制御を手放したりすると非常に危ない。また外部から魔力を乱されるなどでも暴走することがあり、その被害は常人の比ではない。

身体からはみ出た部分の魂が独自に魔力を持ち、それが影響して肉体の方の魔力も変質している。精霊に極めて近い特異な性質を持った魔力で、そのためノエルの精霊魔法でノワールが持つ魔力そのものに干渉できる。




ノエル・イノセンス

性別:女

アルファベット表記:Noel Innocence


備考:メインヒロイン。女騎士口調の男勝りなかっこいい系女子。攻められると弱いタイプ。平民上がりの騎士。左腕の二の腕部分に、フラムにつけられた火傷の痕がある。

名前の意味は〝無垢なる誕生〟。ノエルが誕生で、イノセンスが無垢を意味する。ちなみに「ノエル」は男性名のため、女騎士然とした男勝りな女の子に育った。

基本的には凛としてかっこよく、頼りになって風格もある。しかし持った力によって長年恐れられ、そのせいで酷い人間不信を持っており、経験不足もあって人見知り。

気心知れた間柄なら普通に可愛い女の子。ところどころ男らしく剛毅な人柄だが、思考回路や言動は女性そのものである。

また姉御気質でもあり、気に入った人間のことはとことん面倒を見る性格。ノワールのことも気に入るが、初めのうちはタジタジになっている。

足元まで伸びた真っ白い髪、同じく白い瞳と白い肌、ついでに小柄な体躯と、とにかく真っ白くて存在感がない。

また、精霊魔法が原因かそもそもの体質なのかは不明だが、とにかく燃費が悪くご飯をよく食べ、そのくせ成長が見られない肉体をしている。幼女とは言わないが中学生程度の少女の体つきであり、当然スタイルもつるぺたすとん。

足元まである真っ白なストレートヘア・新雪のように白い瞳と陶磁器のような肌・外見年齢は中学生に見える、と、いろいろ特徴的。加えて存在感が酷く希薄で、全体的に白い外見も相まって、放っておくとそのまま空気に溶けていきそう。

しかし言動はきちんとハキハキとしており存在感はある。黙って置物になっていると思わず姿を見失うような少女。

一応、着る服装の色合いによっては自己主張をすることもできるので舞踏会などで存在を消すことはないが、普段着る鎧くらいであれば真っ白に見せるのでほんとに影が薄い。

左腕の二の腕部分にある火傷痕のせいで、腕を出すドレスや服装を嫌う。その関係で露出も滅多にせず、胸がないこともあって本気を出せば少年でも通じる。

年中長袖長ズボンであり、騎士服をかっちり着こなすので今でも充分男っぽい。

ノエルが全体的に男っぽいのは、名前が男性名であるから・ニュイに似て男勝りな性格に育ったから・小さい頃から騎士をやってきたので必要に迫られたから、というのが理由。

魔法の才能もあり、多少なり魔力も持ち合わせる。けれどそれは他と比べれば微弱で、そこらの兵士より弱いもの。とはいえ精霊魔法もあるため、そこまで困っていないらしい。




フラム

性別:精霊のため性別がない

アルファベット表記:Flamme


備考:ノエルについてきている上位精霊の一柱。火属性。性別はないが、気性は男っぽい。

火に宿る精霊の上位存在であり、火を熾したりすることができる。周囲の熱を知覚することもでき、熱探知も可能。

破壊にしか能がない、と自分を評しているため、ノエルを傷つけないようにと普段は力を使わない。ノエルの部屋に置かれたキャンドルの小さな火がお気に入り。

実は一番過保護で、ノエルに危害を加えた連中に報復して回っているのもこの子。精神年齢は高いものの、気に入った連中とそれ以外の扱いの差が激しすぎる。

昔、フラムのせいでノエルが火傷を負ったことがあり、それ以来の仲。




ニュイ

性別:精霊のため性別がない

アルファベット表記:Nuit


備考:ノエルについてきている上位精霊の一柱。夜属性。性別はないが、気性はお姉さんっぽい。

夜中に漂う精霊の上位存在であり、昼間の光精霊に代わる夜中の主戦力だが、反面昼間は極端に弱い。

昔、ノエルが一人で夜の散歩をしている際に出会ってからの仲。包容力のある姉御気質で、ノエルとは古い間柄である。ノエルが姉御気質なのはニュイの影響。

普段の昼間は隠れている。人間でいうところの睡眠に近いらしい。その際の居場所はノエルの背中。

精霊としては珍しく、寄りかかる場所を持たない精霊でもある。夜精霊は物質に宿る精霊ではないため。




エルブ

性別:精霊のため性別がない

アルファベット表記:Herbe


備考:ノエルについてきている上位精霊の一柱。草属性。性別はないが、気性は女の子っぽい。

草に宿る精霊の上位存在であり、のんびり日向ぼっこをするのが好き。ノエルが王国勤めを始めた際に見つけた日向ぼっこスポットにいた精霊で、ノエルとノワールの癒し担当。

性格は引っ込み思案な女の子であり、ニュイやノエルを姉と慕っている。ノワールは義理のお兄ちゃん。

普段はノエルの部屋に置かれた観葉植物に寄り添うが、時たま前述の日向ぼっこスポットへ出かけることもある。

基本的にのんびりするのが好きで、面倒くさがりではないが積極的に動き回るのは苦手。

ノエルについてきてはいるが、フラムやニュイのように普段から行動を共にすることはない。




ティファニー・ベルラン

性別:女

アルファベット表記:Tiffany Berling


備考:ハイラキア王国、伯爵家の一人娘。家が没落しているので、正しくは「元伯爵令嬢」。

破天荒な性格、恐れ知らずで能天気、無闇矢鱈と明るい口調と態度でノエルやノワールを元気づける女性。

現在23歳だが夫はおらず、家が没落していることもあって何気にお先真っ暗。両親は既に亡くなっている。どうせ後がないからと、半分やけっぱちでノエルに接していた。

その半分やけっぱちで素を出した態度が案外ノエルに好評。公式な場ではきちんと礼節を弁えることもあり、ノエルの友人になった。

「没落貴族の出来損ない」というあだ名をつけられており、陰口を叩かれる。それを聞いたノエルが一度怒ったことがあり、それ以来彼女の前では言われなくなった。

ノエルと会った当初は今よりやけくそ気味で、後がないからこそノエルに対して気安く接していたものの、それがかえって好印象で、今ではきちんと信頼関係を築いて関係も良好。

ノエルの小隊の副隊長でもあり、ノエルと分担して書類仕事などを行う役割。ちなみにかなり優秀で、ノエルに着ける副官が他に用意できるなら引き抜きたいとアルフォンスが思っているほど。

その関係か結婚以降はノワールにも重用され、彼とも良好な関係を築く。




アルフォンス・オードラン・ハイラキア

性別:男

アルファベット表記:Alphonse Audran


備考:ハイラキア王国、第一王子。国王直系の長男。正室の子。齢27の好青年。

次期国王と目され、第二王子含めた他全てが対立していないために安泰とされる。一応第三王子が下克上を企てていたが、当然のように看破されておりしかも頓挫した。

国のためなら部下も肉親も切り捨てる王としての一面を持つが、国を抜きにすれば子煩悩の愛妻家であり弟妹思いのお兄ちゃん。基本的に年下に優しく、部下にも慕われるいい王様。

第三王子のことは「目に余る」と思ってはいたが、この度主人公が憑依したことで評価を一転。彼の有能さをきちんと測り、「磨けば光る。文官として欲しいくらいだ」と褒め称えるように。




エルネスト・オードラン・ハイラキア

性別:男

アルファベット表記:Ernest Audran


備考:ハイラキア王国、第二王子。国王直系の次男。正室の子。25歳で独身、ただし側室だけならたくさん持っている。

次期将軍と目される生粋の武官。兄と歳が近いこともあり、彼の下で働く決心は昔からあった。

気性は、アルフォンスよりだいぶ荒々しいものの弟妹思いで優しい兄貴。王族らしく非道な面も持ち合わせるが、人柄だけなら好青年。

いずれは軍務全てを担う将軍になる。今は武官連中の幹部である。

ノエルのために、と武官方面へ進路を決めた弟の、実質的な上司。書類整理が得意な弟の適性をきちんと理解し、自分の苦手な書類仕事を嬉々として丸投げするように。

特殊な魔法を体得しており、相手の善悪を見抜くことが可能。善悪と言っても、「相手が自分に害を成すかどうか」「気に入る性格かどうか」という、エルネストのヤマカンを基にした不思議基準ではあるが、精度は一級品。魔力を用いてイメージを形にする、という技術で成されているため、一応魔法の区分に入る。

それを知る者からは「ただの勘だよな」と言われており、本人も否定しきれていないため、真っ当な魔法とは言いづらい。




リュシール・フェシュネール・ ハイラキア

性別:女

アルファベット表記:Lucile Fechner


備考:ハイラキア王国、第一王女。国王直系の長女。側室の子。24歳の既婚者で、二児の母。

女騎士然としたキツい感じを更に酷くした才女。現在は公爵家の次男を婿に迎え、アルフォンスの下で働く文官として日々忙しくしている。女だてらに敏腕で、部下からの人望も厚い。

正義感が強く、なので第三王子のことはことさら危険視していた。主人公が憑依してからも評価はなかなか変わらず、しかし仕事ぶりだけは真面目に評価している。部下にはいらないらしい。




ミレーヌ・アンゲルブレシュト

性別:女

アルファベット表記:Milene Inghelbrecht


備考:ハイラキア王国、第二王女。国王直系の次女。側室の子。21歳既婚者で、現在甘々結婚生活中。二人目の子供を身篭っている。

珍しく政略結婚ではなく恋愛結婚で、お相手は公爵家の長男。王族の際の性はルグラン・ハイラキアで、セレスティーヌとは母親も同じで、彼女の姉である。

淑女を絵に書いたような人柄で、誰に対しても優しく接する。特に平民や、地位の低い人間に対しても分け隔てなく接することから、民からの人望は厚い。




セレスティーヌ・ルグラン・ハイラキア

性別:女

アルファベット表記:Celestine Legrand


備考:ハイラキア王国、第三王女。国王直系の三女で、側室の子。14歳であり、そろそろ旦那を見つける頃合いだが難航中。

彼女は生まれつき足が悪く、車椅子もどきを使用しなければ移動もままならず、舞踏会も満足に行えない。姉妹に似て正統派美少女ではあるものの、嫁の貰い手は今のところ皆無。

「お兄様!」系の可愛らしい妹で、生前の第三王子も彼女に対してだけは強く出られなかったほど。兄姉全てから甘やかされて育っている。

しかし割かしお先真っ暗だったりする。




ミッシェル・ベルレアン・ハイラキア

性別:男

アルファベット表記:Michael Berleand


備考:ハイラキア王国、現国王。齢48歳のいいおっさんだがまだまだ現役。

優秀な息子達におんぶにだっこされることなく国を治める。




ローズ・ブランヴィル

性別:女

アルファベット表記:Rose Blainville


備考:ノワール付きのメイド。ノワールが貴族として独立してからは引き抜かれ、以降は屋敷の筆頭メイドとして働くようになる。

丁寧な口調と洗練された動作。熟練のメイドといった風情で、年齢は20代後半くらい。ちなみに既婚者で二児の母。




アンリ=ルイ・カース

性別:男

アルファベット表記:Henri-Louis Curse


備考:滅びの黒勇者。生まれつき力を持っていたタイプの救世主であり、ブリッシュ王国の辺境の街の外れに住んでいるらしい。名前にフランス語と英語が混ざっているが気にしないこと。

ノワールとノエルが出会った頃に、世界の滅びを招きかねないと言われていた強大な魔王を単独で討伐していた。

世界を呪い、憎むことでそれを原動力にした力を操ると言われ、関われば味方にさえ標的になりかねないと噂されている。

生まれながらにそんな力を持ち、周囲から疎まれた結果、ノエルよりも酷い人間不信と人間嫌いを患う。常に警戒心マシマシで目つきが悪く、漏れでる雰囲気が黒く、服装や髪、瞳も黒いため、パッと見は完全に「人間慣れしていない野良の黒猫」である。

そんな野良の黒猫に惚れ込み、通い詰めて餌付けを行ったりなどした結果懐かれることに成功した女の子がいるが、それはまた別の話。




牧瀬(まきせ) 哲(てつ)

性別:男


備考:魔弾。魔法の実力が飛び抜けており、それによって救世主となった成年。年齢は23歳。

ハイラキア王国の外れを拠点に活動する傭兵のようなもので、危険区域の近くを移動する商隊の護衛などをしている。

名前からもわかる通り地球出身の日本人であり、ノワールのいた日本と同じ時代から召喚された。

本人の尋常ならざる才能により、地球にいた頃から独自に魔力を所持。せいぜい第六感が鋭かったり霊感があったり程度だった力が、パルムに来ることによって火をつけられ、魔力を扱えるように。

現代日本人にとって最も〝武器〟として身近な、刃物、もしくは銃器を魔法で模倣して戦う。使い勝手の関係で銃器を多用し、本人がイメージを行うために魔弾と呼称していたのでそれが救世主としての名称にもなった。

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